
シーバスルアーのフックの種類!カエシについて!!
- 投稿日2013.10.18
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はい。
今回はルアーに付いているフックのお話。
ルアーを使っていると、フックの先端の鋭さが無くなってきたり、フックが錆びてくる事があります。
こうなると、フックを交換するんですが、新しいフックを買おうとお店に行っても、フック売り場には沢山の種類があって、どれを買えばいいのか分からない事もあるかと。
なので、しばらくはルアーに付けるフックについて書いてみます。
上記写真の3つのフック。
それぞれ別の種類なんですが、どこが違うかわかりますか??
答えは、フックの先端部分。
針がとんがっている先、カエシ(バーブ)の所です。
ではでは、個別に見てみます。
フックの先端部分の引っ掛かり(カエシ・バーブ)が内側を向いているフック。一般的に売られているルアーの殆どに、このタイプのフックが装着されています。メリットとしては、カエシが付いているので一度刺さってしまえば掛けた魚が外れにくい。逆に、デメリットはカエシがついているので、刺さりにくい。例えば注射針をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。注射針は細くて真っすぐなのでスっと刺さってくれますが、その先端に写真のようなカエシが付いていると、刺さりは悪くなりますよね。刺さりにくくて抜けにくいのが特徴。
①のフックとは逆に、フックの先端部分の引っ掛かり(カエシ・バーブ)がついておらず、ツルンとしているフック。メリッドとデメリットは①の間逆になり、刺さりやすくて抜けやすい。その特性があるので、一般的には釣った魚体に傷をつけにくく、刺さっているフックも簡単に抜けるので魚に優しいフックです。管理釣り場等では、このフックを使う事がルールになっています。
①と②の両方の特性を併せ持つとされている、先端部分の引っ掛かり(カエシ・バーブ)が外側に向いているフックです。一般的には、刺さりやすくて抜けにくい。掛った際の針穴が広がりにくい。魚からフックを外す際は、インバーブと比べて外しやすい。エビ(フックがラインを拾ってしまう)りにくい。
左から…。
バーブレス・アウトバーブ・インバーブの順。
で、この3種類。
どれを使うのがいいのか。
極論から言えば、個人の自由でどれでもいいんじゃないでしょうか。
どのフックも使った事がありますが、どれを使っても最終的には気分の問題かと。
例えば、バーブレスフックを使っていてバラしたら「バーブが無かったから」とカエシのせいにしたくなりますし、インパーブを使っていてバラしたら「刺さりが悪かったのかも」となります。アウトバーブに関しても、諸説色々ありますし。
どのフックを使っていても、やり取りの最中にテンションが緩めばバレやすくなりますし、テンションを緩めないならバーブレスで十分ですし。どんなアングラーさんが釣っても釣果は変わらないなら、市販のルアーにはバーブレスが標準装備になっているハズですし…。
それらを考えると、一通り使ってみて、各々で気に入った物を使えばいいのでは?
と、自分は思います。
ただ一点。
バーブレスフックは、魚に優しいフックですが、人間にも優しいフックです。
釣りをしていると、不意の拍子にルアーが飛んできて、運悪くグッサリと自分に刺さる事があります。自分もやった事があります。その時はアウトバーブでしたが、ガッツリと皮膚を貫通していたんでカエシを潰して抜けばよかったんですが、カエシの金属片とかが入りそうで、内側に力を入れつつゴリゴリっと引っこ抜きました。
これで抜けたから良かったものの…。
カエシが付いているフックの場合、フックの先端が体内で中途半端に止まってたりすれば、無理矢理引っこ抜くにも抜けなかったり、逆に先端を刺しこんで皮膚を貫通してからカエシを潰して抜くか、最後は病院に直行か…。
基本的に、釣りをしている時間は夜~深夜にかけてが多いので、一言で病院と言っても緊急の当直病院を探すとこから始めないといけませんし、自分で行くならフックが刺さったまま運転していかないと…。
バーブレスにすると、刺さった個所は痛いと思いますが、抜けない事はないので、人へのダメージもある程度軽くしてくれます。ただ、魚がバレると最初に「バーブレスだったからだ!」とフックのせいにしたくなるんですが…(笑)
とにもかくにも、カエシについては基本的にこの3種類が主流だと思いますんで、一通り試してご自身にあったフックを選んでみられてはいかがでしょうか。
ではでは。
次回はラウンドベンドとスプロートベンドのお話しを。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「シーバスルアーのフックについて!ラウンドベンドとスプロートベンドの違い!!」、前の記事は 「シーバスのバラシが多い時の確認とショートバイト ~食い方編~」となっております。
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深夜、病院直行経験者です(笑)
これがなかなか大変なんですよ~。
深夜やってる病院って大概総合病院なんで当直のお医者さんが内科や担当外のの方ならまた別の病院へで3軒回りました。
途中119で外科担当の先生が当直当たってる病院確認したにもかかわらず、交代してたりってのも原因の一つです。
都市部の近所でこれですから万が一遠征先だったりすると・・・(恐)
あともう一つ、トリプルのうち2本がフトコロまでがっつり入ると抜くの貫通させるのも困難でした。
やったのが右腕だったのもあるかもしれませんが。
ご参考までに!
てか、参考になるシチュエーションにならない事をお祈りします(笑)
そう言えば、ガッツリやられてましたね…。
心中お察し致します(*_*)
腕や足だとまだ確認できますが、背中や顔だとと考えるとゾっとします。フックが刺さったまま車を運転して病院目指すのも嫌ですよね…(*_*;
自分も当直の病院を探すのに119で聞いたりしますが、これがなかなかスムーズにいかないんですよね~。遠征先でそうなったらと思うと…(汗)
おはようございます。
僕も前に気になって、村岡さんにバーブレスってどうなの?って聞いた事があります。
そしたら村岡さんも昔やってみたそうです。
結果はバラシが気持ち増えたそうでした。
アウターバーブも気になってましたので、フック交換する際、試してみます。
理論的にはラインテンションを緩めれば、バーブレスでなくてもバレる率が高くなると思うんですが、バーブレス使っててバラすと、まずフックを疑いたくなるんですよね…。不思議な事に(笑)
これも、慣れの問題かもしれませんが…。
アウトバーブに関してはメインで2年近く、いまだに手持ちの在庫を使ってたりしますが、効果の程はどうでしょう…。効果はあるという意見や気休めという意見も。実際に使ってみて感触を確かめてみてください。
自分は長らくシーバスを釣ってないんで、感触を忘れました!!(笑)
釣果を左右するので悩みますよね。
ある方から聞いて、今は某中古屋の激安フック使ってます。
消耗品なので安いにこしたことはない(笑
新作ルアーなんかは特集されますが、フックって意外と大きく取り上げられませんよね。
かなり大事なパーツだと思うんですが…(^_^;)
確かに、フックは消耗品。
一番良いのは、高価なフックでもガンガン交換して、常に鋭い状態なんでしょうけど、一通りフックを買うだけで、ルアーが何個買える?って位になっちゃいますし(笑)
コスト面を考えると、めがねさんの作戦もアリですね~
自分も海上の障害物から外したルアーが親指に刺さりましたよ。あの時はカエシつきのダブルフックを使っていたもので・・・引っこ抜こうとするで抜けない→抜けないで焦る→釣りを中断して病院に直行と苦い経験があります。それ以降は買ってきたルアーフックは全部カエシを潰して使っています。魚に逃げられることも多々ありますが(笑)
自分は、大きな黒いゴミ袋みたいなのを掛けて、ズリあげてる時に袋がちぎれたようで、ルアーが手元まで飛んで来てグッサリでした。
刺さったフックは思った以上に抜けなくて、かなり焦ってきますよね~。
それ以降、根掛りやゴミを引っ掛けると、いまだに恐怖が蘇ってきます。たまに、タモに隠れながら外したりしてますし(笑)