秋のシーバス釣りを楽しむ為のポイント選び

秋から冬のシーバス釣りを楽しむ為のポイント選び

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はい。
今回は、ハイシーズンの釣り場の選び方について。

半袖で過ごすには肌寒くなった頃。秋から冬にかけての季節は、シーバス釣りを楽しまれている方々にとってのボーナスタイム。ベイトを沢山食べている、パワフルなシーバスを相手に出来るうえ、数も釣れてしまう楽しい季節ですね。

そんな楽しい季節を満喫する為には、釣りに出掛ける場所も重要になります。

今回は、ハイシーズンとなる季節における釣り場の選び方について、思っている事を書いてみたいと思います。

秋から冬にかけてシーバスが釣れる場所

この季節にシーバス釣りが楽しめる理由は、ベイトの居場所とシーバスの需要が一致するから。色んなサイトで解説されているので詳細は省きますが、シーバスとしては、産卵や越冬を見越して、ベイトを沢山食べておきたい食欲の秋。

一方、自分達が釣りをしている場所には、風や水温の影響を受け移動してきたベイトが溜まり、それに伴いシーバスのストック量も増えてくる。こういった状況が起こっている為、身近な釣り場でシーバスとのやり取りを楽しめる訳ですが、問題となるのは釣れる場所とタイミング。

普段、シーバスが釣れるとされている明暗部は勿論、港湾部に河川、磯にサーフ等、どんな場所を選んでも、普段より釣れる可能性は高くなりますが、難易度を下げるのであれば、ベイトが溜まっている場所で釣りをするのが釣果への近道。

ただ、ベイトの種類や釣り場の特性によって、居場所がコロコロ変わるのが厄介。

毎日釣りに出掛けているようなアングラーさんであれば、ベイトの移動を追いかける事も出来ますが、釣行頻度の少ない方なら「あれ?先週は沢山居たのに…」という状況になる事の方が多いかと。ここで重要になって来るのが、基本となる釣りのスタイル。

ベイトを探してランガンするか回遊を待つか

ベイトの動きに関しては、数日間溜まっているような場所もあれば、パパっと入ってササッと移動してしまう事も。ベイトを探す方法は二択で、手返し良く釣りをしながら移動を繰り返すのか、特定の場所で回遊してくる時を待つのか。

釣りを始められたばかりの場合、ベイトの回遊を待つのでは無く、テンポ良く釣りをしながら、複数の釣り場をランガンされる方が良いのではないかと思います。

毎年同じような場所にベイトが溜まりますので、近隣のパターンを掴むには最適ですし、ベイトが溜まったり捕食シーンを見つけたポイントがあれば、手持ちの釣り場を増やすチャンスにも繋がります。それに、特定の場所で回遊を待つ釣りは、別の季節でも出来ますし。

釣り場の手持ちが少なく、移動する先の見当がつかない場合は、とりあえず海や河川沿いを探して回れば、複数のシーバスアングラーさんが釣りをしている場所があるので、そういった場所をチェックしてみると良いかもしれませんね。

また、ランガンスタイルにおいても、人気ポイントを中心に回るのか、釣り人が居ない場所でのボイルを探しながら回るのか。といった選択肢があります。

人気ポイントでシーバスを釣る場合

前項で「毎年同じような場所にベイトが溜まる」と書きましたが、この事はアングラーさん達も承知で、荒食いの季節になると、ベイトが溜まる釣り場には、続々と釣り人が集まってきます。こういった場所は、釣れる確率も高くなりますが、注意点が一つだけ。

ベイトが溜まる人気ポイントは、釣り人で混雑している事が多く、立ち位置の周囲にスペースが無い場合も。こういった場合、ベイトを追いかけるシーバスに対し、目の前を通過する直前にキャストし、タイミング良く釣っていく事になります。

イメージ図
混雑時のシーバスポイント

こうなると、投げれる範囲は極端に狭く、自分の目の前か、隣の方がキャストした後のスペースのみ。キャストが被さったり、ラインが絡むといったトラブルも起きやすいので、「釣りにくい」と感じた場合に備え、移動先の釣り場を考えておくのが無難です。

ただ、タイミングが合えば簡単に釣れるのも事実で、場所によっては「ベイトを追いかけるシーバス釣り堀」状態になる事も珍しく無く、あちこちで水柱があがる様子は圧巻の一言。

回遊ベイトを探してシーバスを釣る場合

一方で、釣り人が居ない場所の水面を確認しながら、ベイトやボイルの有無を探して回る釣り方もあります。普段なら気にも留めないような場所でも、何気に見てみるとボイルが出ていてる。数時間前は静かだったのに、帰り際にチェックするとボコボコやっていたり。

こういったシーンに出会えれば、気兼ねなく釣りをする事が出来ますが、ベイトを探しきれなかった場合は、ボーズに終わる確率がグンと高くなります。

移動に使う時間も多くなるので、釣果とのバランスを考えると、人気ポイントを本命の釣り場に選びつつ、その帰りや道中に穴場スポットを探してみる。というスタンスが良いように思います。

混雑時は釣行時間を変えるか少し離れた護岸もチェック

釣り人が居ない場所を探すと言っても、この時期の釣り場では難しい話し。ただ、少しだけ目先を変えれば、それなりに空いている場所を見つける事は可能で、先程の人気ポイントのような釣り場でも、釣行時間を変えるだけで、ある程度は自由に釣りが出来るようになります。

人の居ない人気釣り場
普段は人が多過ぎて釣りが出来ない人気ポイントでも、ボイルが沈静化したり、シーバスが釣れない時間が続くと、次第にスペースは空いてくる。更に、釣行時間が遅くなればなるほど、釣り場は閑散としてきます。

誰も居ない人気ポイントを見ると、「今日のボーナスタイムは終わったんだな」という気になりますが、目を凝らしてみるとボイルが起きていたり。ボイルが無くなり静かになった場所でも、時間が経てば再び賑やかになっている事があるので、釣り人が帰った後の人気ポイントは狙い目。

明暗部よりも護岸を狙う
河川では、明暗の出来る橋の周辺から釣り人が入って行くので、釣りたいと思っていた場所が埋まっている事も多くなります。そんな時は、明暗部を切り捨てて、少し離れた護岸を狙ってみると良いかもしれません。

河川の場合、狙い所が明確になる明暗部に意識が集中しがちですが、少し離れた護岸沿いで単発ボイルが出ている事も多く、自然の残る河川では、プレッシャーの掛かる明暗部よりも、草が茂っている岸際で、ボコボコやってるシーンを見掛けたりもします。

秋から冬のシーバス釣り・まとめ

秋から冬にかけてのパワフルシーバスと遊ぶのであれば、やはりベイトを探して釣りをするのが効率的。その為には、自分から探すか回遊を待つかという選択になりますが、自分から探す方が釣り場の把握も出来るのでオススメかと。

ただ、ハイシーズンは釣り人も増えるので、思うように釣りが出来ない状態が多くなります。釣り場が混雑していると仮定し、出掛ける前から複数の釣り場を頭に入れておき、スムーズに移動できる準備をしておくと安心ですね。

また、タチウオ釣りも賑やかになる季節ですが、タチウオを狙うような場所は、あらかじめ釣り場の候補から除外しておく。タチウオ狙いの方々が集まる釣り場は、予想を越える混雑ぶりですし、そんな場所でルアーを投げるとトラブルになります。

この時期は、ベイトの居場所がコロコロ変わりますし、予想外の所でボイルしている事もあるので、ベイトの溜まる人気ポイントを回りつつ、移動の際に小場所もチェックして穴場ポイントを探して釣ってみる。そんなスタイルが良いように思います。

※自分の場合、釣果よりもノンビリと釣りが出来る事が最優先なので、大抵は人の居ない場所を選んで遊んでいますが、正直なところ、おすすめ出来る釣り方ではありません…(笑

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Comment

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  1. comment-user
    シー・バス男
    2015年10月6日 AM 6:09

    はじめまして。
    シーバス関連の書籍やWEBサイトを見ると、
    「ベイトを探せ」と呪文のように書かれていますが、
    その方法を具体的に言及してくれるところをいまだ知りません。
    特に濁り潮、夜などベイトの存在などほぼ目視できないように思います。
    次回はそのあたりについて教授願います。

    • comment-user
      MACO
      2015年10月6日 PM 12:50

      はじめまして!
      ベイトの探し方についてですね!

      時間が取れれば、目視出来ない場合のみに焦点を当てた記事を書いてみたいと思いますが、良い季節だけに、取り急ぎ参考まで。

      2年程前に書いた記事で申し訳ないですが、ベイトの有無について書いた記事です。ベイト全般に関して書いてありますが、見えない時の記載もありますので、少なからず参考になるかと思います。

      http://seabass.fool.jp/?p=13407

      ベイトが見えない時は、実際にルアーを投げて竿先に伝わる「コツ」っという感触を探すのが手っ取り早いかと。※各レンジ毎

      時間が取れたら、詳細をまとめた記事でも書いてみたいと思います。

  2. comment-user
    農作業やってる社会人
    2015年10月6日 PM 7:27

    海が静かで魚が居る気配がないならポッパーでシーバスを引きずり出せとポコポコやってたら大きなボラさんにルアーを持っていかれました(泣)
    質問なんですがベイトによるルアーセレクトを教えて下さい。

    • comment-user
      MACO
      2015年10月7日 AM 11:00

      ベイトによるルアーセレクトですか!!
      記事が2つ位書けてしまいそうなテーマですね!!(^_^;)

      とりあえずの印象を書くのであれば、○○パターンとなっている真っ最中と、通常の釣りでは微妙に変わってくるように思います。

      例えば、下のコメントでしんぱくさんが書いて下さっている、「パラガス」はサヨリパターンに、「ベイスカッド」はマイワシ等で。これらのベイトが大量に入って、シーバスがボッコボッコしている状態なら、○○パターンに最適なルアーが良いですが、特定のベイトに付いていない通常時は、ベイトに対してのルアーチョイスというよりも、シーバスが反応する場所やレンジに対してのルアーチョイスとなるように思います。

      この件も、時間があればまとめてみたいと思います。※いつものごとく、そのうち投稿すると思うので、適当にチェックしてやって下さい。

      まぁ、いい季節だけに、そちらでもサヨリやマイワシが溜まる場所があれば、「パラガス」「ベイスカッド」は持っていても良いかもしれませんね(^^ゞ

  3. comment-user
    しんぱく
    2015年10月6日 PM 8:16

    ベイトの種類によってもルアーがころっと変わる時期でもあるので経験の浅い人には難しいところもあるかもしれませんね。
    パラガスとベイスカッドは一個づつ買っておいていいかも。

    • comment-user
      MACO
      2015年10月7日 AM 11:06

      今年は未だパラガスの出番が無いので、今週か来週にでも、きっちりと時間を取って投げてみたいと思ってます。※まぁ、そうやって計画を立てると、例のごとく天気が崩れそうで嫌なんですが…(^_^;)

      近年はパラガスしか投げてないので、ベイスカッドの出番が無くなってます~(笑

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