
秋シーバスの勝負ルアーはフックを交換しておく
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はい。
今回は、秋の勝負ルアーのお話。
秋のハイシーズンに釣れるシーバスは、大量のベイトを食べてパワフルになっている個体が多いので、豪快な引きを楽しめる季節でもあります。そんな季節を満喫する為に、勝負ルアーのフックを交換しておくと良いかもしれません。
ベイトを追っているシーバスの特徴として、ゴン!とひったくる強烈な当たりが出る事が多くなります。強い当たりが出るのであれば、ルアーを食べて来た魚の力も利用できるので、フッキングは決まりやすくなる。
なので、「これなら釣れる!」と信頼を置いている勝負ルアーのフックを、バレにくい物に交換しておくのも一つの手かと。
今回は、勝負ルアーのフックについて書いてみたいと思います。
フックの形状で変わる特徴について
過去にも記事を書きましたが、シーバスを釣り上げるフックの形状にも特徴があり、大まかに分類すると、貫通力(フッキング)を重視した「シーバスを掛ける」タイプのフックと、魚の保持力を高めた「バレにくい」タイプの形状があります。
※参考記事
「ラウンドベンドとスプロートベンドの違い」
バチシーズンのように、チュポっと吸い込むような弱い当たりの場合は、シーバスを掛ける事を目的としたフックの出番が多くなりますが、強い当たりの出る秋に関しては、バラシを減らす工夫に重点を置くと良いかも知れませんね。
6番までのルアーには迷わずSTX-58を装備
秋のシーズンに関係なく、勝負ルアーに使っている信頼できるフックが、STX-58というPEライン対応のフック。特徴としては、「刺さりやすい・身切れしにくい・強い」といった、欲しい要素が詰まったフックなんですが、他の物と比べて、お値段は若干高くなっています。
※参照記事
「シーバスのバラしが減る?!STX-58を使った感想!!」
「サヨリパターンのルアーとシーバスの釣り方」
「STX-58を使ったピンポイント仕様のチビ冷音」
色んな記事で使用例を書いているSTX-58ですが、「このフックで穫れなければ仕方ない」と思えるほど気に入っているフック。ただ、6番までのラインナップとなっているので、フックのサイズが小さいものには使えないのが残念なところ。
使用感は抜群なので、勝負ルアーに6番までのフックが付いている場合は、バラシ軽減の為にも導入してみる価値はあると思います。
小さいフックはSP(スプロートベンド)と交換
フックの形状の参考記事に、スプロートベンドの特徴も書いてありますが、貫通力は弱まるものの、パワフルなシーバスの力を利用出来るので、ラウンドベンドの貫通力では無く、保持力を選択しても面白いと思います。先日、カタクチの中からシーバスを釣った…。
スプロートベンドに変更した物を使っていました。こちらのタイプであれば、小さい番手のフックもラインナップされていますので、6番までにはSTX-58、それより小さい物にはスプロートベンド。といった使い分けでも良いかと思います。
勝負ルアーはフックを交換・まとめ
シーバスが沢山釣れる季節とは言え、せっかく掛けたシーバスをバラせば、やはり残念な気持ちになってしまいます。バチシーズンには針掛かりを重視する方が無難ですが、体力が回復した初夏や荒食いの秋には、保持力を重視したチョイスも面白いかと。
ただ、釣り場に持って行くルアーのフックを、片っ端から交換してしまうと、かなりの金額になってしまいますし、その都度の付け替えも面倒。
なので、フック交換するルアーを厳選し、釣り場の雰囲気が上がって来るまでは、ノーマル仕様のルアーを使っておき、ベイトが集まりボイルが始まれば勝負仕様のルアーを使用する。なんていう使い分けで十分だと思います。
※まぁ、ノーマル仕様を使っている時にバラせば、フックのせいでなくても「あぁ、勝負ルアー使っておけば良かった…」とネガティブになるんですが…(笑
とにもかくにも、形状によって特性が変わりますし、シーバスを釣るには欠かせない道具なので、フックの部分に注目しても損は無いと思います。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「邪道:SU-SAN(スーサン)の特徴と使い方」、前の記事は 「釣り場でトラブルにあわない為に覚えておく事」となっております。
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STX-58には、去年お世話になりました。
がまかつのSP-MHでは取れない魚を何本か確保させて頂きました。
PE時代にマッチしたフックだと思いますね。
しかし、アーダ、よく禿げましたね〜
邪道さんのプラグは、ごっつぁんも良く塗装が禿げますね(^^;;
STX-58、良いフックですよね!!
今年は、このフックが活躍するタイミングで、釣り場に立てるのか分かりませんが、年内いっぱいまでは持ち歩いている予定です。
このアーダ、発売日から使ってますからね~。
アチコチ擦ったり、扱いが雑なんで…。可哀想な感じになってしまってますが、いい感じに味が出ているので、気に入ってはいるんですが…(^_^;)