家族を巻き込む急性胃腸炎で高熱も続きダウン!感染の予防は?!
-
4
- 7,584 views
はい。
今回は、胃腸炎について。
今年は、ノロウイルス等の「感染性胃腸炎」が大流行しているとニュースになっていましたが…。タイムリーな事に、我が家の面々も急性胃腸炎に感染し、子供達の面倒を見ていた自分も一番最後に発症してしまい、近年まれに見る苦しみを経験しました。
本当に苦しかった…。
子供が幼稚園へ通うようになり、こういった事態も起こるのかと心配はしていたものの、まさか現実に起きてしまうとは…。人一倍気を付けていたはずなんですが、家族全員が感染すると、本当に辛いですね。今回は、事の始まりから収束までを簡単にまとめてみます。
子供の嘔吐から始まり次々と感染
まず最初に発症したのが、幼稚園に通っている坊っちゃん。寝ている間に突如として吐いてしまい、奥様と二人で大慌て。就寝前までは元気だったので、夜ご飯を食べ過ぎたのかと思いましたが、時期が時期だけにノロウイルスのつもりで対処。
汚れてしまった布団やパジャマ・廊下は、「塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムを含む)」や「次亜塩素酸ナトリウム」を使って処理。空気を入替えつつ、2時間程掛けて作業は完了。
ただ、その後も嘔吐が続いていたので、翌日は仕事を休んで小児科へ連れて行ったところ、感染力の高いノロウイルスでは無く胃腸炎との診断。小まめに少量の経口補水液を与えるよう指示を受け自宅にて療養。いつも元気な坊っちゃんも、さすがにグッタリしていました。
嘔吐のピークは、半日から1日との事だったので、明け方以降は吐いてしまう事も無く。下痢が続いているようですが、翌日には熱も下がり、あっという間に回復していきました。
坊っちゃんの症状が落ち着き、一段落かと思っていた翌々日の深夜。寝入っていたところに声が聞こえ、次男君が寝ぼけて何かを言っているのかと思いきや、布団の上で吐いている真っ最中。慌てて奥様と二人で処理にあたるも、今度は次男君が感染してしまった様子。
またまた仕事を休んで小児科へ連れて行くと、やはり坊っちゃんと同じく胃腸炎の診断。ただ、次男君の方が吐く回数が多く、車の中で吐いてしまったりとテンヤワンヤ。
元気になった坊っちゃんの手を借りながら、日中は看病と吐いたものの処理に追われていると、奥様から連絡があり数回吐いたとの事。自分以外の家族全員が発症し、嘔吐物の処理や次亜塩素酸ナトリウムでの消毒に孤軍奮闘。
嘔吐・下痢・悪寒・高熱の続く症状にノックダウン
翌日になると、次男君の嘔吐は収まり、奥様の症状も落ち着いてきた様子。これで久しぶりにゆっくり寝られると思った矢先、布団へ向かう直前にお腹が痛くなったのでトイレに寄ると、ついに来てしまったかと思うような下痢。
とりあえず寝てしまえと布団に入ったものの、深夜に異様な程の気持ち悪さで目が覚め、急いでトイレへ駆け込みリバース。15年以上吐いておらず、久しぶりなので本当に苦しいっ…。
それ以降、下痢と嘔吐が交互に襲ってくるので眠れず、トイレの前に座り込みながら症状が収まるのを待つ状態。結局、吐き気が一段落したのは太陽が昇ってから。寒気で震えるものの、少しだけ動けるようになったので、体温を計ってみると39度後半。
子供達の面倒や家事は奥様に任せ、経口補水液と解熱剤を飲みつつ、ひたすら寝るを繰り返していると、下痢と吐き気は3日程で落ち着いてきたものの、38度後半の熱が下がりきらない。
その後も、日中に熱が下がり夜になると38度後半の発熱というパターンが数日続きましたが、少量ながらゼリーやおかゆを食べるようになると、夜間の発熱も徐々に収まり…。自分が一番酷かったようで、発症してから平熱に戻るまで8日間ほど掛かりました。
急性胃腸炎になった場合の療法について
主な症状としては、下痢・嘔吐・発熱などが挙げられる胃腸炎ですが、現在のところ抗ウイルス剤は無く、対症療法による日にち薬が主。腸の中のウイルスを出す必要があるので「下痢止め」は飲まず、水分と栄養の補給に気を配りながら症状の軽減を待ちます。
今回、病院で教えて頂き活躍したのが、「OS-1(オーエスワン)」という経口補水液。名前は聞いた事がありましたが、この一件で初めて飲みました。
OS-1とは
オーエスワンは、電解質と糖質の配合バランスを考慮した経口補水液です。軽度から中等度の脱水状態の方の水・電解質を補給・維持するのに適した病者用食品です。感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発熱を伴う脱水状態、高齢者の経口摂取不足による脱水状態、過度の発汗による脱水状態等に適しています。
引用元 :『大塚製薬 / OS-1』
透明な見た目から、無味無臭なのかと思っていましたが、ポカリやアクエリアスといったスポーツドリンクを濃くしたような味です。
胃腸炎を発症して吐き始めると、水分が欲しくなりますが、吐き気がある段階で通常通りに飲むと吐いてしまうので、スプーン一杯程度の少量を小まめに摂取する。OS-1を摂りつつ出す物を出して、下痢や嘔吐が収まるのを待つのが一般的な対処法といった感じだと思います。
ノロウイルス感染者の便や吐物を処理について
ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸と考えられており、嘔吐や下痢と同時に小腸のウイルスも排泄されるので、他の方への感染源となる可能性が高くなる。要は、便や吐物を処理している人も、ノロウイルスに感染してしまう危険があるので注意が必要との事。
また、床やカーペット・布団等に飛び散った「便や吐物が乾く」とウイルスが舞い上がり、空気中を漂いながら感染に繋がるので、感染源となる物と場所の処理(清掃・消毒)は必須。
その際、一般的に販売されている「アルコール消毒」では効果が無く、「次亜塩素酸ナトリウム」が有効となります。床やドアノブ等は次亜塩素酸ナトリウムで、衣服や布団等は次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤で処理するのが無難かと思います。
ノロウィルスやインフルエンザ、O-157に大腸菌等に有効とされている「ジアライフ」という次亜塩素酸水を使っています。
床や衣服に飛び散った吐物を処理する際は、使い捨ての「エプロンや手袋・マスク」の着用は必須かと。実際に自らも感染したので説得力は低いのですが、子供達の吐く回数が多いので面倒になり、途中から手袋等を着用しなかった事も、二次感染につながった要因の一つかも知れません。
要は、吐物を処理する人にウイルスが付着しないよう最大の注意を払い、吐いた場所や衣服・吐いてから触った箇所(ドアノブ等)は、「次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)」を使って浸すように拭き取り、密封した袋に入れて廃棄。
掃除をする方の感染を防ぐ事と、次亜塩素酸ナトリウムによってウイルスの飛散を押さえ込む作業の二点が、二次感染を防ぐ為の重要ポイントになると思います。※吐物が乾く前に処理を行い、窓を開けて十分な換気取る事も大切です。
様々なウイルスの除去にクレベリンを使用!!
坊っちゃんが産まれて以来、冬になるとウイルスの除去に「クレベリン」を設置するのが恒例になっていますが、今年は未だ購入していなかった…。家族全員が胃腸炎に感染してから気が付いたものの、無いよりはマシかと思い病床からポチっと購入。
様々な大きさやタイプがありますが、我が家では「クレベリンゲルの150g」が定番になっています。自宅と職場用に、ガッツリと購入しておきました。
商品の詳細については、「クレベリンの公式サイト」をご覧頂ければ分かりますが、空間に浮遊するウイルス・菌・ニオイを二酸化塩素分子のチカラで除去するといったアイテム。
セット方法は簡単で、パッケージに入っているクレベリン本体に、付属の顆粒を注ぎ入れてキャップを閉めるだけ。液体だった本体の中身が、数分でゲル化してくれます。後は、「寝室」「リビング」「キッチン周り」「洗面所」等に設置しておけばオッケー。
しばらくすると、どこからともなく塩素系の香りが漂い始めますが、不快感を感じるようであればキャップを絞れば大丈夫です。
注意事項としては、金属を腐食させる可能性があるので「貴金属」や「精密機器」の近くや、車等の「閉鎖空間」には設置しない事となっています。効果のほどは分かりませんが、インフルや様々なウイルスが蔓延する冬場に、何もしないよりは設置しておいた方が良いかと思います。
胃腸炎で高熱も続きダウン!感染の予防は?!まとめ
ノロウイルスが大流行した2006年と同じく、10年ぶりに大きな流行を示す「警報レベル」を超えたとニュースになっていました。ノロウイルス等による感染性胃腸炎の患者数が増えている要因として、遺伝子変異によって感染リスクが高まっている可能性があるとの事。
晩秋に気温が下がりきらない日が続いた事も、感染性胃腸炎の流行に一役買っているようですが、家族の誰かが発症すると本当に大変です。
幼稚園で嘔吐が流行しているという話は聞いていたので、坊っちゃんが吐いた際もノロウイルスを疑い、吐物などからの二次感染を最大限に注意したつもりでしたが…。子供達の看病や自身の感染により、3週間近く仕事を休む事となり、職場には大迷惑を掛けてしまいました…。
ブログに関しても、書き溜めてあるストック記事を投稿する日々が続いていましたが、この数日で何とか通常運転に近いコンディションまで復活しました。
それにしても、普段から吐く事が無いので、トイレにこもっている数時間は本当に辛かった。※奥様は下痢するよりも吐いている方が楽との事ですが…。
吐き気が落ち着くと水分が欲しくなるものの、通常の感覚で飲むと吐いてしまうので、チビチビとOS-1を飲む事になるのですが、このOS-1が身体に染み渡る事。思わずガブ飲みしたい衝動に駆られますが、トイレにこもる苦しみを思い出し何とか制御。
職場では通年でジアライフを使っているので、大容量タンクでもアッという間に無くなりますが、今回は自宅でも大活躍でした。
それにしても、本当に便利な世の中になりましたね。今回ネットで注文した「クレベリンゲル」や、ノロウイルスや吐物の消毒に欠かせない「ジアライフ」も、病床からポチっとすれば当日か翌日には届きます。
11月頃から2月位までの間は、乳幼児や高齢者の方を中心に、ノロウイルスによる急性胃腸炎が流行するようなので、おむつ等の取扱いにも注意が必要ですね。
また、奥様のママ友一家も、我が家と同様に幼稚園へ通っているお子様から発症し、ご家族が次々に感染したらしいのですが、何故かママ友さんだけは無事だったとか…。
ママ友さん曰く「毎日食べてるヨーグルトが効いたのかも?!」との事。真相は分かりませんが、小腸に溜まるウイルスであれば、「ヨーグルト」や「R-1」等を摂取して、腸内環境を整えておく事も予防に繋がるのかも知れませんね。
とにもかくにも、発症してしまった本人も苦しいですし、周りに居る方も大変なので本当に厄介な胃腸炎。流行傾向にあるようなので、生ものの摂取は極力避けて、帰宅後の手洗いは必須かと。
万が一ご家族が発症してしまった場合は、二次感染が起こらないよう、僅かな作業でもマスクや手袋を着用するのが無難。
ノロウイルスや感染性の胃腸炎が流行傾向なだけに、使い捨てグローブやマスク、吐物の処理や消毒に使える次亜塩素酸ナトリウム(衣服や洗濯に使える漂白剤も含む)は、自宅にストックしている方が良いかも知れませんね。
生活に関するお知らせ
現在、グルメや車・日常生活に関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「ラインの巻き替えと年越し準備とご挨拶!!」、前の記事は 「【紙パック式掃除機】東芝のVC-PG313(R)を購入した感想!!」となっております。
- イッキ見したドラマ『異世界居酒屋のぶ』は惹き込まれる世界観でオススメ!! 2024年9月29日
- 【車の傷】リアバンパーを自分で修理!作業手順とコツを解説!! 2024年9月15日
- 関西からの夏休み旅行に最適!大型プール『ラグナシア』と『変なホテル』を紹介&レビュー!! 2024年9月8日
- シーバス釣り総まとめ!釣果アップから注意事項まで55項目!! 2024年8月12日
- イッキ見したドラマ『弁当屋さんのおもてなし』は心が疲れた時にオススメ! 2024年8月7日
お疲れ様、また大変でしたね~。
家族の一人が何かに感染するといつ自分にうつるかとビクビクしますよね。
ましてや子供が小さいうちは「変わってやりたい」っと思うんですよね~。
大きくなるにつれて薄れましたが・・。笑
とりあえずご無事で何よりです。
そんなおりもおり、ライトゲームを楽しんでてすみません。
う~ん…。「変わってやりたい」と思うより…。
やっぱり感染するのは嫌ですね~!!(笑
いや~。随時洗濯機が回ってる状態でしたし、看病だけでも本当に大変でした。更には、人生で初めて胃腸炎によってリバースしましたが、金輪際経験したくない症状ですわ~(T_T)
一応、ノロのつもりで最大限に注意を払ってたはずなんですが、同じ部屋で寝てますし、どうにもこうにも仕方がないような気もします。
ライトゲーム、ブログでチェックさせて頂いてますよ~!!
コチラは、釣り納めの感覚がないまま、いつの間にやら年内の釣行は終わってしまいました(^_^;)
大変でしたね。
数年前になりましたが、無知ゆえに栄養つけなくちゃと無理に食べてたらえらい目にあいましたんであのしんどさはよ~くわわかります。
大変でした!!
※ガチガチ有馬の獲って損っぷりも大惨事でしたが…(*_*)
子供達を診察に連れて行って、お医者さんから処置を聞いていたので飲食を我慢できましたが、吐いている間の数時間でしたわ~。更には、仕事が溜まってるのに高熱も引かず、帰厩までのスケジュールがカツカツでしたわ~(^_^;)
※といいつつ、またまた坊っちゃんが現在進行形で39度前後の高熱でダウンしてるんですが…。もう感染するのは嫌だぁぁぁ!!(昨年も、年末年始に子供達の熱発で、何処にも行けずでしたし~)