シーバス釣り「アタリ」の感触と種類・後編

投稿日2013.12.07
　/　更新日2014.12.10

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前回は、手元に伝わってくる情報の種類を書きましたが、今回はシーバスがルアーを食って来た時に感じる「アタリ」の感覚を、これまたザックリとまとめてみたいと思います。

一口に「アタリ」と言っても、その時のベイトや状況によっても感じ方は様々だと思います。なので、今回は「アタリ」というよりも、個人的に感じる代表的な「シーバスがルアーを食った感触」を並べてみます。

ではでは。
早速。
　
　

① ゴン！と止まるようなアタリ
明確に「食った」と分かるアタリ。巻いていたリールがガツっと止まり、一気にロッドが絞り込まれるような感覚。ルアーをひったくられる感じで、直後に首を振るようなブルブルという感覚が伝わってきたら高確率でシーバス。モンとした感触だと巨ボラが食ってる可能性も。
　
　

② クン！クン！と引っ張るようなアタリ
これも「食った」と分かりやすいアタリ。巻いているルアーがクンっと引っ張られるような感覚で、スズキ未満のサイズに多いイメージ。この直後にエラ洗いする事も多く、ラインテンションが緩んでいるとバレやすくなる。食った瞬間に別方向に走ろうとしたが、ラインテンションによって進み切れず、再度走ろうとして起こるイメージ。
　
　

③ ブルブルっと震えるようなアタリ
これも「食った」と分かりやすいアタリ。巻いているルアーがブルブルっと震えるような感覚で、これまたスズキ未満のサイズに多いイメージ。この場合も、直後にエラ洗いする事が多く、ラインテンションが緩んでいるとバレやすくなる。ルアーを食った瞬間に、頭を左右に振ってヘッドシェイクしている状態。
　
　

④ ツ～っと横に走るようなアタリ
ルアーの巻き心地が変わり、そのままツツ～っと横に走っていくようなアタリ。口周りの外側やスレで掛っている時が多く、エラ洗い一発で外れてしまうケースも多い印象。止まる事無くジィ～っとドラグが一気に出ていくようであれば、スレ掛りしているかボラ・鯉の類か。一定速でドラグが出て、何をしても止まらない場合はエイ。
　
　

⑤ ゴミを引っ掛けたようなアタリ
根掛りさせてしまった時の様な感覚で、ルアーがモンっと何かに掛って動かなくなるアタリ。これは良型シーバスのフラグで、実際にシーバスが食っていたらナイスサイズの可能性が大。感覚的には、タップリと水が入ったビニール袋を引っ掛けた時に近いかも。「根掛り？でも動く？？」となれば要注意で、シーバスが釣られた事に気が付けばビッグファイトの始まりです。本当にビニール袋を掛けた感覚に近いので、根掛りと間違えてしまわないように注意。
　
　

⑥ 水面が炸裂するアタリ
ラインテンションを掛けずに橋脚の明暗なんかをドリフトさせていると、突如としてバシャン！と水柱が上がり、水面が爆発するようなアタリ。流しているルアーがバイトゾーンに差しかかったら心の準備はしているものの、実際に起こるとドキっとします。これでビックリして合わせを入れてしまうとスッポ抜けてしまうので、バッシャン！の後に重みが乗ってから、やり取りを始めます。
　
　
　
………。
と、こんな感じでまとめてみましたが…。

後は、ルアーを巻いていると「フっ」と軽くなるアタリがあると思います。上記で書いたアタリの出方は比較的明確に分かるので反応もしやすいですが、食い上げるようなアタリを取るのは難しいですね。

このアタリが取れるようになると、釣果はグンと変わるんでしょうけど…。

とりあえずは、日々練習です！！(笑)

シーバス関連に関するお知らせ
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