子供と釣りに行く時の注意点・釣り針について
- 投稿日2015.10.16
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はい。
今回は、子供と出掛ける釣りのフック(釣り針)について。
坊っちゃんを初めて釣りに釣れて行った記事にて、「バーブレスの方が良いのでは?」と教えて頂き、一番大事なフックの危険度に関して、すっかり頭から抜けていた事を反省しつつ、忘れないうちにバーブレスへと交換しておきました。
※参考記事
「3歳児のルアー釣りデビュー!!」
小さなお子様と釣りに出掛けられる際、針についての注意点が幾つかありますので、ご家族で釣りのご予定がある場合は、サラッと目を通してみて下さい。
※今回の記事は、いつもの釣り関連のカテゴリーでは無く、ご家族で釣りに出掛けられる方の参考になればと、子育てジャンルに投稿しておきます。いつもとは内容も異なりますが、予めご了承下さいませ。
釣り針は思いがけない時にグサっと刺さります!
釣りの事故として、釣り針が刺さってしまう事は予想以上に多く、注意をしているつもりでも、何気ない動作で深く刺さってしまう。大抵の場合、釣り針には「カエシ」と呼ばれる鋭利な出っ張りがあり、その部分まで刺されば、自分達ではどうにも出来なくなる事も。
写真はルアー用の釣り針ですが、ファミリーフィッシングで使うサビキにも、同じようなカエシがついています。これは、釣り針に掛かった魚が逃げないようにする為の物ですが、何かの拍子でこの部分まで刺さってしまうと、体から針を抜くのが困難になります。
カエシの無い釣り針(バーブレスフック)を使う
釣り針が刺ささると、大人でも苦痛なので、小さいお子様に刺さってしまうと、思っている以上に辛い事になってしまいます。なので、釣りに使う釣り針は、「バーブレス」と呼ばれるカエシが無いタイプの釣り針を使うのが安全です。
カエシの無い釣り針の場合、刺さった部分は傷になってしまいますが、釣り針が抜けなくなってしまう事は無く、スルっと体から取り出す事が可能。カエシが有る釣り針の刺さり所が悪ければ、病院にて切開する事もありますので、この差は大きいかと思います。
ルアーに使う場合は、この手の釣り針を入手しやすいものの、サビキの針に関しては「やさしいサビキ」という商品がありますが、市販されている物が少ないのが現状かと。
やさしいサビキ
・ お子様に扱いやすいショートサビキに設計しました。
・ 使用針はカエシの位置を叩いている為、セミバーブレス効果があり、衣服や体に引っ掛けてもスッとはずせます。また、水中ではキラキラと魚を引き寄せる効果があります。引用元 :『MARUTO商品ラインナップ』
こういった物を入手出来ない場合も、既存のカエシを加工し、カエシの無い釣り針にする事ができますので、釣り針の交換方法や加工に関して、簡単に説明してみたいと思います。
釣り針のカエシ部分を削るか潰すか
ルアー釣りの場合、釣具屋さんにて「バーブレス」と表記されている釣り針を購入し、「ルアーフックの交換方法」を参考にしながら、交換作業を行えば完了です。ルアーに付いている輪っかを外せるプライヤーがあると、手早く交換する事ができます。
※この釣り針を入手出来ない、または交換の時間が無い場合は、次に説明する方法でもカエシ部分の危険を減らす事が出来ます。
大抵の場合、サビキの仕掛けにはカエシが付いていますので、自分で削るか潰しておく必要があります。個人的なオススメとしては、電動リューターを利用してカエシを削ってあげる。リューターが無ければ、プライヤーを使ってカエシ部分を挟み、ギュ~っと力を入れて潰しておく。
ただ、プライヤーで潰した場合は、多少なりともバリのような物が残ってしまう事があるので、体に刺さった時の事を考えて、カエシ部分を綺麗に処理しておくのであれば、リューターを使うのが一番かと思います。
万が一釣り針が刺さってしまった場合の対処法
カエシ部分を潰してあれば、スルっと抜いて消毒をして、その後の経過を見れば良いかと思いますが、カエシの付いている釣り針が刺さった場合、無理やり抜こうとすれば激痛が走ります。※大人でも痛いので、お子様なら暴れてしまい余計に危険かと。
かかりつけ病院が開いている時間であれば、まずは電話を掛けて状況を相談してみる。
連絡を入れずに連れて行っても、対処出来ないケースがあるので、まずは連れて行っても大丈夫なのか確認が大切。もし対処出来ないようであれば、処置してもらえる病院を教えて頂き、そちらへ連れて行くようにして下さい。
次に、日曜や祝日・夜間等の病院が開いてない場合、まずは地域の医療状況を確認し、該当する病院へ連絡をとります。※西宮市であれば、「NEMISネット」といった、夜間・休日に受診できる病院や、当番医の医療情報を検索できるサイトがあります。
地域の医療状況を確認できないようであれば、最寄りとなる消防署の電話番号を調べて状況を説明する事によって、診察してくれる病院を教えてもらえますので、慌てて動き出さずに、まずは診てもらえる病院を探してから動く事が大切です。
子供と釣りに行く時の注意点・まとめ
今回は、釣り針の危険について書いてみましたが、カエシを無くしておくのは大切で、体に刺さった釣り針は簡単に抜けません。自分自身、グッサリと釣り針が貫通した事がありますが、鈍痛はするし、異物が付き纏う違和感はあるし、抜くのは痛いし…。といった感じで大変でした。
魚を保持する為のカエシを潰すので、釣れる数に影響が出るかも知れませんが、魚よりもお子様の安全の方が大切かと。
サビキ釣りの場合、餌と仕掛けを釣具屋さんで購入して、そのまま釣り場へ直行という場合が多いのかも知れませんが、釣りを始める前に「カエシを潰す」一手間を加える事で、万が一の事故に備える事が出来ます。
釣り針が刺さるようなヘマはしないと思っていても、何かの拍子にサクッと刺さります。カエシの付いている針は、「刺さるのは簡単、抜くのは難しい」ので、釣り針の扱いには注意が必要です。
子育てに関するお知らせ
現在、育児や遊び場に関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「ニューレオマワールドへ家族旅行!アトラクション編!!」、前の記事は 「しまじろうコンサートに連続で当選しました!!」となっております。
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自分も父親と釣りをやってた頃にペンシルベイトを浮いてるゴミに引っかけてしまい竿で煽って外したら自分に向かって飛んできて右腕の親指に刺さった時があります。
自分の場合は「抜けなくて痛い」で父親を呼んで病院にて麻酔で痛みをなくして切開しました。その時は母親が目隠ししていたので切開する時の状況を見なくてすんだのでトラウマにならずにすんだのですがルアーは封印。父親はショックが大きくてしばらく釣りはやめてました。
子供は突然のことにパニックになりやすいので身体に刺さって泣きやまなくて地獄になることになります。とくに障害物にルアーを引っかけた時には竿で外すのではなくタオルを手のひらに巻いて糸を引っ張って下さい。自分に飛んでくる確立は少なくなるので…以上が自分の体験談でした。
お子さんとの釣りを楽しんで来てください。釣りレビュー楽しみにしてるので。
実は、全く同じ状況で針が刺さった事があるので、今回の記事を書いてみました!!
その時も、フックに絡んだゴミ袋をズリあげようと、ラインを引っ張っている時にゴミ袋が身切れし、ピュン!という音と共に、手のこうには鈍い痛みが…。その時は、何とか自分で抜くことが出来ましたが、別の場所に刺さっていたらと思うと、ゾッとします。
フックが刺さった場合、カエシ部分が貫通して剥き出しになっていれば、カエシをプライヤーで潰してバーブレス状態にして抜いてみるという応急処置は出来ますが、それでも身に引っかかるでしょうし、小さなお子様なら怖くてパニックになっている事が殆どかと思い、病院の件を書いてみました。
やはり、小さなお子様の場合は、麻酔をして切開してもらうのが一番良いように思います。フックが刺さって以来、自分自身もゴミが絡んだ時は注意して引っ張るようにしています…(汗
あんな想いをさせてしまっては可哀想なので、バーブレスの方が安心ですね。また、近いうちにでも親子釣行にもチャレンジしたいと思います!!(^^ゞ