懐かしいアニメ!サイバーフォーミュラを総まとめ!!
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はい。
今回は、懐かしいアニメのお話。
ガンダムシリーズの次に好きなアニメと言い切れる程、ディープに見ている「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」ですが、今年はアニバーサリーイヤーなので、アニマックスで放送されていたり、様々な企画が行われているものの、ご存知の方は少ないかも知れませんね。
今から25年近く前に放送されていた、カーレースが題材になっているアニメですが、バック・トゥ・ザ・フューチャーと同じく、TVシリーズは2015年が舞台となって始まり、全てのOVAを含めると、10年近く続いたロングランシリーズ。
かなりコアな話になるので、書こうか止めておくか悩みましたが、自分へのご褒美として、TVシリーズのBlu-ray BOXスペシャルプライス版を購入したので、今回だけはサイバーフォーミュラについて、ガッツリと語ってみたいと思います。
※余談ですが、サイバーフォーミュラでは、マリュー艦長とバルトフェルドさんが声で共演していたんですね。最近、気が付きました…(^_^;)
サイバーフォーミュラのプロローグについて
サイバーシステムと呼ばれるナビゲーションを搭載した、レースカーによって繰り広げられるグランプリの話しなんですが、分かりやすく言うと、ナイトライダーの「ナイト2000」に乗って行う未来のレースといった感じ。
ストーリー
かつて頂点と謳われた「F1」を凌駕する最高峰のレースが誕生した。無公害エンジンとナビゲーション用人工知能《サイバーシステム》を搭載したマシンによるカーレース、その名は「サイバーフォーミュラ」!すべてのマシンは想像を絶する超高速スピードで走り抜け、あらゆる過酷なレース状況に対応するべく最先端のテクノロジーが搭載された、まさに「夢のマシン」。
2006年に記念すべき第1回世界選手権が開催されて以来、サイバーフォーミュラは瞬く間にモータースポーツの頂点へと君臨し、多くの熱狂的なファンを生み出した。
2015年開催の第10回世界選手権、思わぬきっかけからサイバーフォーミュラにデビューすることになった少年、風見ハヤトは幾多の挫折と苦い敗北を乗り越え、やがて史上最年少の王者《チャンピオン》としてGPX史上に輝かしいレコードを刻んでいく…。
引用元 :『VAP 新世紀GPX サイバーフォーミュラ』
アスラーダと呼ばれる車に搭載された、新型のサイバーシステムが軍事企業によって狙われ、父の作ったアスラーダの奪取を阻止すべく、車に乗った主人公がグランプリを通じて成長して行くといった物語になっています。※ここから先は、ガッツリと語るモードに突入します。
サイバーフォーミュラのTVシリーズの見どころ!
かなり強引な感じで始まるTVシリーズですが、正直なところ、第36話の「三強激突!日本グランプリ」までは、昭和の香が漂う話が続き、見どころと言えば、ブリード加賀の登場話とファイアーボール、新条が車を押しながらゴールする回くらい。
スーパーアスラーダが導入されてから多少はマシになるものの、映像の作りも雑だったりと、かなり印象の悪いアニメなんですが…。
最後の2話で、一気に心を奪われます!!
特に、第36話の「三強激突!日本グランプリ」は鳥肌ものの傑作で、この話の為に、今までのグダグダがあったのかと思える程の完成度。
レース三分の二を過ぎる浦和まで、旧アスラーダを使ってノーミス+無給油で走るのも無謀ですが、その間のブーツホルツや日吉とのやり取りは勿論、ハヤトがピットに入らない事によって、マシンチェンジに気が付いたライバル達が、ピットをスルーして行くシーン。
それらで感動のボルテージを上げつつ、最大の山場はエンディングテーマが聞こえた頃。マシンチェンジの際に言い放つ「奇跡はこれからさっ!」。自分の中で、TVシリーズのクライマックスは、間違いなくこの部分で、何度見てもウルっとくる物が…。
サイバーフォーミュラが好きな方は、間違いなくラスト2話でハマったのではないでしょうか。
サイバーフォーミュラ・ダブルワンの見どころ!
OVAシリーズの第一弾として登場した、TVシリーズの翌年を描いたダブルワン。TVシリーズのラスト2話の熱気を維持しつつ、ハヤトVSシューマッハの構図で話が進んでいきますが、個人的な見どころは3話と最終話。
クレア・フォートランの登場によって、スーパーアスラーダ・ダブルワンの導入が進みますが、伸び悩むハヤトに対して、クレアがブッキングしたのはブリード加賀。
シューマッハのタイムをサラッと更新してしまう辺りも凄いですが、ハヤトを追い込みながら、次のステップへの道を示してあげる兄貴っぷりが、本当にカッコ良いですね。やはり、ブリード加賀の登場話は面白いと思います。
ブリード加賀の登場シーンで言えば、最終話のレース終盤に「絶対勝て!!」のプレートを出して、「ここまでやったんだ!負けてもいいなんて死んでも思うな!!」と叫ぶシーンも、外せない見どころのひとつ。
TVシリーズ最終話の「しがらみ背負って走るってのはよ!」や、イナーシャルドリフトの協力、ピットからのプレートと、やること全部がカッコ良いです。
最終話での感動シーンと言えば、ハヤトとシューマッハが最後の勝負を始める際、二人が来るまでの間、必要も無いのに緊急ピットインするライバル達の姿。TVシリーズの36話同様、これにはウルっときました。
サイバーフォーミュラ・ゼロの見どころ!
OVAシリーズの第二弾で、サイバーフォーミュラシリーズの最高傑作。知覚の限界を超えた「ゼロの領域」がテーマになっています。アンリのおかげで、最終話まではゴチャゴチャと話が進みますが、ニュータイプ的な感覚の登場は面白いかと。
見どころとしては、やはりハヤトVSブリード加賀の最終話。
封印していたゼロの領域を使って、ハヤトとガチンコ勝負を繰り広げると同時に、今までは兄貴キャラだったブリード加賀が、ライバルへと変わった瞬間でもあります。
マシンから降りようとするアンリに対し、「ついて来い!」と手を振るシーンもジンときましたが、イナーシャルドリフトを使ってハヤトを牽制する加賀に対して、ダブルのイナーシャルドリフトで回ってくる最終コーナーは鳥肌もの。
スポット参戦したランドルの迷走っぷりや、それに対する修のリアクションなど、コミカルな要素もありますが、サイバーフォーミュラの中で一番盛り上がったのは、間違いなくこのシリーズだと思います。
SAGAとSINについて
OVAシリーズの第三弾と最終シリーズにあたるSAGAとSINについてですが、賛否両論はあるものの、自分としては残念ながら否定派です。個人的には、オープニングがカッコ良くなった程度で、内容に関しては違和感しか残りませんでした。
今までは、明るいイメージの中に感動が詰まっている感じでしたが、この2シリーズに関してはネチッとした暗さの中に、スッキリしない負の感情だけが残る感じ。
ライバルとして戦っていたキャラ達も、描かれる事が殆ど無くなり、名雲が登場してドーピングに誘拐。三枚目の兄貴キャラだった加賀も、シュールな性格にガラッと変わって、今までのように笑う事も無く最後は黒髪…。
自分の中での魅力は、ゼロまでのジ~ンとくるような感動と爽快感にあるので、この2作品に関してはピンと来ませんでした。
サイバーフォーミュラ・まとめ
アニバーサリーイヤーという事もあり、新たな価格設定で発売された、Blu-ray BOXのスペシャルプライス版を入手したので、サイバーフォーミュラついてまとめてみましたが、やはり「三強激突!日本グランプリ」は最高ですね。
TVシリーズのスペシャルプライス版が販売される事を知ってから、買うか止めておくかをギリギリまで悩みましたが、ラスト2話の完成度を考えれば値打ち物だと思い、販売日の数日前にコレクション入りを決めました。
OVAシリーズをまとめたALL ROUNDS COLLECTIONも販売されているようですが、こちらもスペシャルプライス版が出ないか、楽しみに待っておきたいと思います。
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