【Maria】フラペンシャローのインプレと後方波動について
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はい。
今回は、Mariaのフラペンシャローについて。
販売された当初から気になっていたものの、購入するまでには至らず、月日だけが過ぎてしまいましたが、余っていたポイントを利用して入手してみました。個人的に興味があった部分は、広告や動画でもお馴染みになっているこの映像。
イナッコの尻尾部分に装着したインクと、フラペンに流れを当てた際のインク変化を観察した、魚とフラペンの波動比較実験。
テール部分に設置されているフラップは、イナッコの逃走アクションを再現する、後方波動を発動させる為の部品のようですが…。動画のように、尾で水を押したような効果が出せるのか、スイムチェックを済ませてきたので、ファーストインプレッションを書いてみたいと思います。
フラペンシャローの特徴とは?!
かなり後発的なインプレになるので、簡単にだけまとめてみますが、フラペン最大の特徴として挙げられるのは、テール部分に設置されたパカパカと開閉する「フラップ」の存在。このフラップが作用し、ベイトが出す波動を再現できるとの事。
シャロー攻略
フラペン最大の特徴であるフラップ部分に、水をさらに受けやすく開発したシャロー専用の新形状フラップを採用することで揚力がUP。更にウェイトバランスも見直すことで、ノーマルタイプのフラペンに比べ、河川などの水深の浅いフィールドに対応。表層をじっくりとリトリーブし、より長時間アピールすることが可能になった。「未体験の後方波動」の威力はそのまま継承し、さらにシャローに潜むスレたシーバスに照準を合わせた。
引用元 :『Maria / フラペンシャロー』
今回紹介している「フラペンシャロー」は、先に販売されていた「フラペン」のシャローモデルという事で、フラペンのレンジが~100cmとなっているのに対して、フラペンシャローのレンジは~50cmと浅くなっているのも特徴の一つ。
また、上記動画(フラペンシャロー商品説明)のアクション比較を見ていると、ウォブンロールに近い形でひねるようにローリングするフラペンと比べ、フラペンシャローの方がタイトなローリングアクションになっています。
フラペンシャローのカラーについて
購入するフラペンシャローのカラーを選ぶ際、公式サイトのカラーチャートを確認してみたところ、見ていると飾っておきたくなるようなパターン(模様)や、ケイムラにグローカラーなど、種類が豊富で目移りしてしまいます。
そんな中から選んだのが、レンズホロの入った「11H ボラグロー」というカラー。「B10H カタクチ」と迷いましたが、お腹が夜光になっていたので選んでみました。
現在のサイトでは、ケイムラや夜光など光によって変化のあるカラーは、マウスを重ねると発光写真に切り替わるロールオーバーアクションが付いていて親切ですね。
デイゲームには「50D モザイクボイルエビ」や「10H ケイムラコットンキャンディ」、夜間のナイトゲームなら「48D クラック透けピンク」や「24D モザイクチャート」なんかを使っても楽しそうですね。遊び心のあるカラーが多いので、見ていて飽きません。
フラペンシャローを使ってみた感想!!
水深の浅いサーフエリアにて、スイムチェックを行ってきましたが、まず最初に感じたのが遠投性能の高さで、ルアーサイズを考えると十分な飛距離。
公式サイトを読んでいると、飛距離に関してもフラップが一役買っているらしく、「開閉式のフラップはキャスト時には畳まれ、空気抵抗を軽減。さらに水平翼の役割も担うため、ルアーはまっすぐに飛び安定した飛距離を生む」との事。
確かに、飛行姿勢が安定していて、キャストを失敗した時のように、クルクル回りながら飛んで行く感覚が一切無く、ロッドの先から飛び出したフラペンシャローは、ボールを遠投した時のように、手元から一直線に飛んで行きます。
一方、フラップ部分が水を受けている感覚は独特で、単純なシンペンをイメージしていましたが、手元に伝わる巻き心地はバイブレーションのように明確。
ただ、その力加減で巻いてしまうと、思っている以上にルアーがバタつき、ノーマルフラペンと同様ウォブンロールに近いアクションになってしまうので、巻き心地が微かに伝わる一定レンジをキープするイメージでスロー気味に巻くと、動画のようなタイトローリングを発動できます。
フラペンシャローのインプレ!まとめ
動画や広告で紹介されている、フラップの効果が気になり入手してみたフラペンシャローですが、10cm未満のサイズを考えると遠投が効く分類に入ります。
注目していたフラップに関しては、ローリング気味にアクションするルアーに対し、フラップ部分が水を切るようなイメージで、ベイトに近い波動を発生させる。リトリーブ速度によっては、手元まで伝わる明確な強波動を出してくれます。
動画のようなタイトローリングで泳がせる場合、ある程度スローなリトリーブが必要になりますが、明るい時間のデイゲームであれば、早めに巻いてウォブンロールのようなアクションを起こせば、フラッシング効果で強いアピール力を得られます。
このルアーを使いこなすには、一般的なルアーと比べて、フラップの受ける水流を調節する巻き心地の把握が重要になるかと。
手元に伝わる感触が弱い時は、動画のようなタイトローリングで泳いでいますが、コン!コン!と強く感じる時は、ブリブリとくねりながら泳いでいます。なので、流れに当てながら巻いてしまうと、思っている以上にバタついてしまう事に…。
明るい場所でスイムチェックを行い、ローリングからウォブンロール風に切り替わる巻き心地を確認し、体感で覚えておく方が有利になりそうですね。
ただ、早めに巻いた際のアピール力も魅力になるので、明るい時間のデイゲームでは、ブリブリと巻いて魚を寄せて、ここぞという場所に差し掛かったタイミングで、ローリングアクションへと切り替えて食わせの間をいれても面白いかと。
手元に伝わる巻き心地や、フラップに受けている水流の感触が、このルアーでシーバスを釣るキーになると思います。多少の癖はあるものの、良く飛び・良く寄せるといった感じで、使えるシチュエーションの多そうなルアーですね。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「【BC-26】コアマン・バックチャターのインプレと使い方!!」、前の記事は 「シャルダス(Shalldus)20を使ってみた感想!!」となっております。
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インプレお待ちしてました、ありがとうございます。
青物用もあるのでサヨリやカタクチのイメージで個人的にはロリベみたいな微細な動きで後ろにリップ(フラップ)がある事で水をかき回す部分が尾っぽを模倣する、みたいなのを期待してたのでやっぱり微妙かなあ・・・
ですが普段の自分のフィールドにはあってるようなので一個は購入してみようかと思います。
マリアのルアーはケイムラやグローがよくあるのでカラーローテ用としても使えますしね。
(バイブのスライスも同じ理由でケイムラだけは一個必ず持ってます)
自分も、大人しい動きに何となく水圧が残るのかと思っていましたが、実際に使ってみるとフラッシング効果が抜群と思える程、ウォブンロールに近いアクションと、強い引き抵抗に驚きです。
感覚としては、フラップ部分で受けきれなくなった水を切るようなイメージなので、水圧が掛かると共にアクションの強弱が変わってくる。
大雑把に分類すると、シンペンよりもバイブレーションに近い雰囲気かと。
ただ、おっしゃる通りで、そちらのフィールドだと使いやすいと思いますし、デッドスローで護岸際を泳がせてもゴチン!と出そうな感じがしますね~。変化球的な存在として、1つ持っていても良いかと思いますよ~!!(^^ゞ