自転車保険を比較検討!兵庫県で加入が義務化!!
- 投稿日2015.03.25
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はい。
今回は、色々とある自転車保険のお話。
現在住んでいる地元の兵庫県。その兵庫県議会で、自転車の購入者に保険の加入を義務付ける条例案が可決されましたね。
自分は自転車に乗る機会が少なく、殆どが車かバイク移動なんですが、少し前に自転車事故の倍賞を扱ったテレビ番組を見て、今回の義務化が決まる前から、家族を含めて自転車保険に入っておこうと決めていました。
ただ、一言で「自転車保険への加入」と言っても、色々と複雑で分かりにくい事が多いですよね。義務化が決まった日に、奥様から「どの保険が良いのか」相談されましたが、予備知識が全く無くて…。なので、今回は自分なりに調べてみました。
自転車事故では数千万円~1億円の賠償額?!
事の発端は数年前に起きた事故で、神戸市内の小学生が運転していた自転車事故。1億円近くという高額な賠償額だったので、そのニュースは記憶に残っていました。ただ、加害者側に支払い能力が無く、賠償金は支払われていないようですが…。
また、自転車事故も増加していて「事故が起これば被害者も加害者も大きな損失を受ける」という意味合いからも、今回の義務化に至ったようです。
自転車保険と賠償の解説動画
自分としては義務化に賛成で、月額数百円・年間でも数千円程度の金額で、自転車に乗る際や歩道を歩く場合もカバー出来る。万が一、自分の子供が事故を起こしてしまった場合、環境は激変しますし、子供の精神的にも影響があるはずです。
なので、兵庫県議会の「事故が起これば被害者も加害者も大きな損失を受ける」という判断は、的を射ていると思います。
無加入者への罰則
現時点では「無保険を取り締まるのは困難」として無保険者への罰則は無いようで、自転車販売店へ自転車購入時に「保険加入の有無を確認するよう義務づける。未加入の場合は加入を促す」といった程度の力しか持っていないようです。
ただ、道路交通法で自転車を車両として扱うのであれば、原付きやバイクと同様に、自賠責として強制保険にしてしまっても良いのではないかと思っています。
まぁ、何と言っても一番大事なのは「事故を起こさない」ように、自転車の乗り方やルールの徹底・浸透なんだと思いますが…。未だに、自転車に乗りながらスマホ弄ってたり、信号無視や一旦停止をしない飛び出しなんかが多いですし。
今のところ罰則は無いですが、All Aboutの自転車保険は入っておくべき?!という記事を読んでみられる事をオススメしておきます。
自転車保険は2パターン
自転車保険に加入する際、その方法は大きく分けて2パターンあり、個人の保険利用状況によって変わってきます。1つは、保険の販売店やネットで探して「自転車向けの保険」に単体で加入する方法。もう1つは、現在利用している保険の特約を使う方法。
自転車保険に単体で加入
自転車保険を取り扱っている窓口や、ネットを利用して自転車保険に単体で加入する場合、個人賠償責任の保障額は5,000万円~1億円といった感じで高額な場合が多く、自転車の事故に関しては手厚くカバー。一方で、自転車に乗っていない場合には保証されないのが特徴。
保険の特約や付帯を使う
車に乗っている方であれば自動車保険。傷害保険やレジャー保険に加入しているのであれば、自転車事故もカバー出来る物を選ぶ。または、クレジットカードに付帯しているサービスも。これらの場合は、自転車事故以外のケースでも適用されますが、自転車保険と比べて保障額が若干少なかったりします。
我が家の場合、坊っちゃんは別の保険に加入しているので自転車事故もカバーは出来ますが、重篤な事故で賠償が大きくなれば対応出来ないので、クレジットカードに付帯サービスの併用も検討しています。
自転車保険の比較
一口に「自転車保険」といっても、沢山あり過ぎて分かりにくいですね。今現在、調べられる範囲で発見した自転車保険をリストアップしてみますので、参考にしてみて下さい。※下記リストの情報は2015/03/25日現在の物なので、詳細は各HPにてご確認下さい。
au損保あ・う・て『ケガの保険 Bycle』
保険料:4,290円~11,460円(年)
個人賠償責:5,000万円~1億円
その他補償:示談代行サービス等
交通事故によるケガを補償、さらに自転車事故の場合は保険金が2倍。個人賠償責任補償は最大1億円(シルバーコース以上)。万一加害事故を起こしてしまった場合でも、示談代行サービスで安心。不意の自転車トラブルには、自転車ロードサービスもセット。家族で、まとめて入れば保険料がお得(家族3人以上の場合)長期で入ればさらにお得に。
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三井住友海上『ネットde保険@さいくる』
保険料:3,570円~6,400円(年)
個人賠償責:1億円
その他補償:示談代行サービス等
インターネット完結型の自転車向け保険。自転車搭乗中の事故はもちろん、交通事故によるご自身のケガも補償。他人に対する賠償責任を最大1億円まで補償。万が一加害事故を起こしてしまった場合でも「示談交渉サービス」付で安心。
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東京海上日動『ドコモ サイクル保険』
保険料:440円(月)
個人賠償責:最大2億円
その他補償:示談代行サービス等
勤・通学のケガ、日常生活で相手にケガをさせたときなどの賠償事故も、東京海上日動の安心の補償。※日本国内だけでなく、海外における事故も対象。家族プランなら月々980円で家族全員分補償。4人家族なら1人245円。ケータイから簡単にお申し込みができるので書類の提出や捺印などは不要。保険料も月々のケータイ代と合算してお支払い。万が一事故を起こした場合でも示談交渉サービス付(訴訟が日本国外の裁判所に提起された場合等を除く)。
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JCBカード『自転車プラン』
保険料:260円(月)
個人賠償責:1億円
その他補償:死亡・後遺障害等
JCBカードが提供する、損保ジャパン日本興亜と連携したトッピング保険の1つ。、自転車使用中の転倒によるケガや、歩行者との衝突による賠償責任を補償。被保険者の自転車使用中のケガや賠償のみならず、家族全員に対して補償。賠償責任補償は自転車事故以外にも補償されます。JCBカードを利用しているのであれば、要チェックの保険ですね。
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富士火災海上保険『みんなの傷害保険』
保険料:4,390円~12,190円(年)
個人賠償責:1億円
その他補償:死亡・後遺障害等
スポーツやレジャー中におケガをした場合などをはじめ、日常生活の様々なリスクをカバー。他人にケガをさせた場合などの「賠償事故」を最高1億円まで。休暇中にスキー・スノーボード・テニス・サイクリングなどのスポーツやトレッキング・ハイキングやキャンピングなどのレジャーを楽しまれる方にオススメのコースです。※このコースでは、仕事中のケガは補償の対象となりません。(お仕事でスポーツをされている場合のケガなども補償の対象となりません。)
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自転車保険の比較検討・まとめ
自転車保険の義務化が決定して以降、色々と調べていますが、現在のところ「特約やクレジットカード付帯サービス」を使うのが一番良いように思います。この方法であれば、月額料金は安価ですし、自転車事故以外の補償もカバーできますし。
ただ、物によっては「示談代行サービス」が付いていなかったり、補償が少ない事もあるようなので、手持ちのクレジットカード会社のサイトで、補償と示談代行サービスがあるのかを確認してから決めるのも1つの手かと。
保険に関しては、大事な文章が小さい字で書かれていたり、読み飛ばしてしまいそうな場所に重要な文章が表記されてたりしますので、分からない事があれば、サポートセンターに電話して確認を取るのが一番だと思います。
とにもかくにも、月々少額で万が一に備える事が出来ますので、皆様もチェックされてはいかがでしょうか。
生活に関するお知らせ
現在、グルメや車・日常生活に関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「雨で見にくい車のドアガラスとサイドミラーの問題を解決!!」、前の記事は 「車の洗車・艶出しにオススメ!TRIZ PREMIUMを使ってみた感想!」となっております。
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なんか・・・エラい時代になっちゃったなぁというのが正直な個人的感想
自分は保険云々よりも、まず自転車がちゃんと歩行者とは別に走れる、西欧のような道路の環境整備を行うのが先じゃないのか?と思っているので
最近、道交法改正で自転車の交通ルールが厳しくなりましたが、あのルールを厳密に守っていたら、場所(道路状況が劣悪な場所)によっては、自転車利用者を死亡事故等の危険に晒す可能性が高いと思います
あ、因みに一般的なママチャリとかはともかく、漕ぐだけで数十キロの速度がでるロードレーサータイプの自転車に関しては、自賠責ルールをバイクと同じく適用すべきだとは思います
自転車事故の特番を見てたんですが、現在のシステムでは賠償額もエライ金額だったんで、自転車保険には入っておこうと思ってました。
自分は自転車に乗る機会が殆ど無く、大抵は車かバイクなんですが、確かに道路の状況を改善しないと、運転していても「恐い」と思う事がありますね。細い道路の場合なんて、特にそう思いますし…。
ロードレーサータイプの自転車に関してもそうなんですが、大きな国道であっても、やはり自転車用のレーンが無いと、追い抜くのも恐い時があります。
ただ、日本の土地を考えると、西欧のような道路の環境整備も厳しい気が…。まずは、自転車で事故にあわないような指導やシステム作りが必要かもしれませんね。