リバーシーバスに最適!表層ルアーAGAKE(アガケ)のインプレ!!
- 投稿日2016.12.03
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はい。
今回は、シマノのAGAKE(アガケ)について。
普段のルアー選びは、遊んでいる場所や条件をイメージして新規購入しますが、今回は「このルアーを投げて遊んでみたい!!」と興味を持った、ウェイクベイト系のルアー「シマノ・エクスセンス アガケ 120F X AR-C」を購入してみました。
2ヶ月ほど前に購入し、色んなシーンでボチボチと投げていたので、今回は「AGAKE(アガケ)」を使ってみたファーストインプレッションと共に、活躍しそうなシチュエーションについて、まとめてみたいと思います。
水を纏いながら泳ぐAGAKE(アガケ)!!
大きく開いたクチが特徴で、引波を立てながら表層を巻けるイメージが容易にできますが、「AR-C重心移動システム」の恩恵なのか、手にとった最初の驚きとして、反発力のある滑らかな重心移動が挙げられます。
エクスセンス アガケ 120F X
新技術「X AR-Cシステム」を採用し、水面を盛り上げながらしっかりアピール。立ち上がりの良さと、サブサーフェイスのレンジキープ力とワイドアクションの強いアピールを求めてAR-CSHELL(PAT.P)を採用!
ウェイクベイトは従来、アクションを実現するための形状や浮力を求めた軽量設計ゆえに飛距離が出にくいジレンマがありました。AGAKEは「X AR-Cシステム」を採用することで、平均50m以上の飛距離を確保。
引用元 :『SHIMANO / EXSENCE AGAKE 120F X AR-C』
アガケを手にとって上下に振ってみると、内蔵ウェイトが移動する「シャカシャカ」とした感触が本当に気持ち良い!!※ルアーの泳いでいる様子は、上記動画を見て頂いた方が分かりやすいかと思います。
AGAKE(アガケ)の基本的なコンセプトについて
公式サイトを見ると詳細な情報が載っていますが、アガケのコンセプトを簡単にまとめると、飛距離の出る表層系引波ルアーといった感じかと。
ルアーを表層に留めておきたい場合、一般的にはルアーの自重を軽くする手法が簡単ですが、皆様もご存知の通り、軽いルアーをキャストすると、風や空気の抵抗を受けて失速するのが早く、飛距離が犠牲になってしまいます。
※発泡スチロールを投げても飛ばないのと一緒ですね。
一方、このアガケは「浮力の高い発泡素材(AR-Cシェル)」を使ってボディを形成しているので、通常よりも重いウェイトを積めるアドバンテージがあります。
更には、バネの力を使ってウェイトを動かす「AR-C重心移動システム」を搭載する事により、表層を引くウェイクベイトジャンルの中でも「抜群の飛距離」を稼ぐ事ができるようになり、泳ぎと飛距離を犠牲にしないルアーとなっています。
要は、通常よりも「軽い素材」で作ったので、その分だけ「ウェイト」を積めるようになり、「飛距離を確保しつつ安定して表層を引ける」という事だと思います。
AGAKE(アガケ)を使ってみた感想と使い方!!
まずは、明るい場所にてスイムチェックを行ってみると、肩の先からルアーが飛んで行くような感覚で、抜けが良いキャストフィーリングに驚き。一般的なシーバスロッドを使っている場合、このサイズと重さであれば、かなり投げやすいルアーになっているかと。
更には、通常のリトリーブでは「水を纏いながらモコモコ」と泳ぎ、スローからデッドスローにかけても微弱に揺れています。
一方で、他のウェイクベイトと同様、正面や下流側へキャストし、通常の感覚で巻くとブリブリ動き過ぎるので、アガケの良さがスポイルされてしまいます。
イナッコやボラ・稚鮎などの「弱ったベイト」を演出するのであれば、上流側へキャストし、流れに乗せつつ余分なラインを巻き取るような釣りが良いかと。要は、弱々しいアクションと波紋を出す作業を、アガケに丸投げしてしまうイメージ。
川を泳いでいる蛇がうねる如く、シーバスを寄せる感覚で力強く動かすのでは無く、抵抗も出来ないような弱ったベイトが流れている雰囲気が大切かと。
表層ルアーAGAKE(アガケ)のインプレ!まとめ
今回は、表層系のルアー「AGAKE(アガケ)」を使ってみた、ファーストインプレッションを書いてみましたが、キャスト時は抵抗感が無く、抜けの良い飛びで飛距離は出ますし、シーバスロッドで投げやすい設定になっていました。
また、弱く引いても「独特のアクション」と「波紋(引波)」を出してくれるので、遠投した先でもしっかりとシーバスを誘ってくれます。
一方で、アガケを投入する際の課題としては、このレンジとウェイクベイトを意識して、表層までバイトしてきてくれる魚が居るかどうか。
ベイトを食べる気が満々で、「捕食モード」に入っているシーバスに関しては、水面に意識を向け表層まで出てきてくれますが、ボトムに張り付いて目の前を通る物にしか反応しない「活性の低い」時など、見切られてしまうレンジにもなってしまいます。
なので、何でもかんでも「表層・引波だから釣れる」という訳では無く、季節やポイントの特性を判断し、TPOに合わせて使えば有効なルアーになるかと。
兎にも角にも、同タイプのルアーと比べて、この飛距離はアドバンテージになりますし、殆ど巻かずに流れを受けてアクションしてくれるので、他のルアーよりも長く丁寧に探る事が出来ます。上流側から捕食スポットの上を流すといった具合に、河川の釣りには最適ですね。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「おすすめシーバスルアー!アイマ・コスケ(kosuke)のインプレ!!」、前の記事は 「【BC-26】コアマン・バックチャターのインプレと使い方!!」となっております。
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