邪道:SU-SAN(スーサン)の使い方
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はい。
今回は「SU-SAN(スーサン)」の話。
先日、ばんぱくさんに「スーサン使い方講座的記事でも書いてみそ」って言われたんで、一応書いておきます。それにしても「みそ」って久しぶりに聞きました(笑)
とりあえず先に書いておきますが、あくまでも個人的な意見なんで、オフィシャルな話が知りたい方は「邪道」関連のブログをご覧下さいませ。
それでは早速。
愛用のイナッコスーパーサンダラですが、いつも多用してるのは遊んでる場所の水質にカラーが合ってると思ってるだけなんで、今回カラーの話はスルーしておきます。
で、そのスーサン。
例えば、サーフやオープンウォーターでも使えると思いますが、個人的には「ピンスポット」を狙うのに使ってる事が多いです。
深く掘り下げると色んな話に派生していきそうなんで省略しますが、「ここで食わす!」っていう場所がある時に使ってます。なので、出番として真っ先にあがるのが「明暗」です。他には目に見えるストラクチャがあるとか。
先程、「サーフやオープンウォーターでも使える」って書いたんですが、これらにも目に見えない食わせの場所ってのがあると思いまして。例えば地形変化だったり、沈み根・ゴロタであったり。
要は「ここにシーバスが居るだろう」と思いながら使ってます。
って、全部のルアーがそうなんですが(笑)
ザクっとしたイメージは、「寄せて食わす」っていうよりは、「居る魚に口を使わせる」っていう感じです。でも、ホントに「スーサンはこうやって使う」っていう特別な事してないんで、ここから先の話の展開が…(笑)
まぁ、例題でイメージを伝えます。
ベタベタな王道パターンですね。
王道過ぎて恐縮ですが、これで例えてみます。
この例でいくと、明るい方から暗い方への流れがあって、U字で食わす。
ホントに変わった事はしてないです。
ただ、このパターン。
自分は、そんなに使わないんですよね~。
って言う事で、この王道パターンは有名過ぎて書く事もないんで、チャッチャとスルーさせてもらいます(笑)
こんな感じ!!
U字では無く、一直線パターン!!
新潟1000Mです!!(笑)
内容はと言うと、セオリーに反してますが流れが逆の場合。よく遊んでる場所が、殆どこのパターンなんですよね。流れに対して、逆の立ち位置しかとれない事が多いんです。
まぁ、海で遊ぶ際は二枚潮ってこともあるでしょうけど。でも、スーサン使った場合はU字で投げるより、一直線で狙う事の方が圧倒的に多いです。
明暗の明るい側に居るのか、暗い側の境目をウロウロしてるのか。その辺の違いはあるでしょうけど、やってる事は基本的に一緒なんで、一応キャストからの一連の流れを書いておきます。
先にことわっておきますが、狙ってる場所からも分かるように、これはデカイのを釣る釣り方じゃなくて、50cm前後の数釣りを楽しむやり方だと思ってます。
個人的には、デカイのも釣りたいですが、1回の釣行で沢山遊んでもらえる方が嬉しいんで(笑)
それでは!!
ここからが本題って感じですね(笑)
まず、キャストの際の着水点は「シーバスがここに居るだろう」と思える場所の一直線上。狙ってるポイントの奥に着水させます。
で、着水と同時に糸フケとって、それと一緒にちょっと強めのチョイチョイを連続で3~5回。
※自分がよく言う「チョイチョイ」ですが、トゥイッチよりも強くジャークよりも弱いっていう感じです。どちらかと言うとトゥイッチ寄り。手首だけの可動範囲で動かすイメージかな。卵焼き作る時の、卵を混ぜる感じです(笑)
着水後のチョイチョイ、ロッドの向きは下向きで。
イメージとしては、内蔵されてるウェイトを穴にハメてやる感じで、「ここに美味しそうなルアーが来ましたよ~」って語りかけるイメージ(笑)
チョイチョイしたら、ここから「食わせる場所」までスローな感じでタダ巻きです。
タダ巻きを開始したら、とりあえずロッドは剣道の中段みたいな構え。これはキャストするごとに水平・下向きと変えて、3段階で気持ち通す場所に変化を付けてます。
食わせたいと思ってる場所に差しかかる前に、再度チョイチョイ。
最初にキャストした際、ロッドが上を向いていたら、そのままの状態でチョイチョイ。水平・下向きの場合も、ロッド角度と巻いている方向に対して、変に角度を付けず、そのまま自然な感じで後ろ側へチョイチョイします。
これが、上の図の「チョイチョイ」部分。
この時のチョイチョイは、その場の雰囲気によって着水時のようなチョイチョイにする事もあれば、「ジーク・ジオン!」位の弱めスローチョイチョイにする事もあります。配分はオマカセで(笑)
で、図の「チョイチョイ抜く」ていう部分ですが、ここらで食ってくる感じです。
食わせたい直前にチョイチョイを入れると多少のラインスラッグが出ると思いますが、スローリトリーブでそれを回収してラインテンションが掛った巻き始まりにゴゴっと食ってくるのがパターンです。
チョイチョイ入れてからは「総員!衝撃に備えろ!!」てな感じで集中(笑)
ここで反応が無ければ、そのまま超スローに巻いてくる。食わせたい場所を通過しても、この時に食ってくる事もあります。
それでも反応が無ければ、回収前にオマケでチョイチョイ入れて、スローに巻いてピックアップ。次は、キャストしてチョイチョイ入れてロッドを水平に構えて。っていう流れで進んでいきます。
後は、少しワイドに同様の釣りを展開して、反応がなければスーサン終了でルアーチェンジです(笑)
こんな感じで、特に変わった事はしてません(^_^;)
オマケでチョイチョイに追記しときますが、チョイチョイ入れると多分スレるのも早いです。なもんで、そのフィールドの広さとプレッシャーの掛り具合から判断してます。
プレッシャーが掛ってなさそうな場所・もしくはフレッシュな魚が居そうな時は、文章で書いたみたいに普通にチョイチョイしてアピール。逆に、それ程広くない場所で、年がら年中誰かしらがルアーをボッチャンボッチャンやってるような場所では、極力チョイチョイを押さえてラインが少したわむ位、超スローに巻いて。
ココってとこで「ジーク・ジオン」です!!
※ホントに!!(笑)
「ジ」の部分で、軽くだけ手前に動かします。
なので、チョイチョイ。
いや、「チョン……。チョン……。」がイメージに近いか。
※他にも「チョ~~~ン。チョ~~~ン」てスローに長く引く事も。
ここまでダラダラと書いたのが、「ピンポイント」のスーサンの釣り。
ほかにも、FJさんと一緒にウィーディングしてて、同じ場所・同じスーサンを使ってるのに、FJさんが先に釣り上げた「FJパターン」ってのがありますが、これは別のお話(笑)
最後になりますが。
スーサン使って違いが出てるのであれば、真っ先に思いついた要因として…。
スーサンに標準装備されてるスプリットリング!!
コレ、外して使ってませんか??
多分、普通のルアーなら付属のスプリットリングを片っ端から外して使うと思うんですが…。スーサンの場合は、スプリットリングを付けたまま使ってます。※外してあるスーサンも用意してますが。
随分前の雑誌で、製作者ご本人がスーサンの「スプリットリングの有無」について語られてた事があったんですが、内容はスッカリ忘れてしまいました。
確か、ローリングとウォブリングのバランスの話だったような…。
詳細は、しんぱくさんに聞いて下さい!!(笑)
自分としては、スプリットリング付けてた方がチラチラとアピールしてくれてる気がするんで、殆どの場合はスプリットリング装着スーサンを使ってます。
まぁ、こんな感じですわ~!!(^^ゞ
長々と書きましたが、釣りの度にこんな事をゴチャゴチャ考えながら遊んでる訳じゃないですよ~!今回は、いつもやってる事を思い出して、文章にまとめてみました。
合わせて、過去記事もどうぞ!!
邪道:スーサンの釣れる色(カラー)について
邪道:スーサンの釣れる動かし方について
多分、シーバスが居てる居てないの話は別にして、地形の環境は「ばんぱくさんの遊んでる場所」と違いはそんなに無いと思いますんで、是非チャレンジしてみて下さい。
こんだけ書いたんで、是非釣って欲しいな~。
ゴニョゴニョルアーで!(笑)
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「ロッドの握り方」、前の記事は 「魚の視力!色も識別可能!!」となっております。
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朝からチョイチョイ(計23回)言い過ぎたんで、
今日は一日頭からチョイチョイが離れそうにありません~(笑)
新潟1000M!!w
私の好きだった、「カルストンライトオ」を命名します。
いやぁ~すばらしい考察ですね。
スーサン、手持ちないので買いにいきやす!!
チョイチョイ数えたんですか?!(笑)
じゃ、これはカルストンライトオパターンて事で!!(^^ゞ
スーサンをチャージするなら、カラーは勿論
イナッコスーパーサンダラですよ!!(笑)
スプリンターズS。
メイショウボーラーとタガノバスティーユを探します!!(笑)
ええ~、うそ~!?
僕、MACOさんとFJさんからスプリットリングはずしてるよって聞いたからはずすようになったのに~(汗)
勘違い?(苦笑)
でも一個はアクション違いのためにつけたままも必ず入れてます
僕は最近、MACOさんとは反対に明→暗にU字まで描かない感じでいれるのが調子いいです。
ベイトの群れ自体は暗部は警戒して入らないのに暢気で無用心なヤツがはぐれてのこのこ入っていく感じで。
なのでゆっくりただ巻、テンション抜いてドリフトのコンビです。
僕に振られた内容は関係者様見解をどうぞ
http://www.fimosw.com/u/hiro0312/j55efup9g69t8a
え…。
ゴメンナサイ…。
今は、殆どつけたまま使ってます。
手持ちのスーサンの8:2位の割合で、そのまま使ってますよ~。
しんぱくさんもご存知かと思いますが、ホームの流れはその時任せで、限られた立ち位置ではどうにも出来ないです。
で、鯉を釣りに行く時は、橋の下に潜り込んでカルストンライトオパターンも!(笑)
リンク先、サクッと見てみました!なるほど!!
前に言ってたスナップの件も書いてましたね(^^♪
キビレ以外に釣った事がないんでうちもスーサン苦手です(^_^;)
でも何個か持ってます(笑)
最初はこのルアーは無いわ~って思ってましたが、使ってるうちに愛着が(笑)
ちなみにうちは全てリング付きです♪
いや、別に「使いなよ!」って記事じゃないですから!!
あくまでも、ばんぱく指令によるものです(笑)
でも、スーサンは見てて飽きないデス(笑)
次回の釣行は、スーサン使って癒し系で!!(^^ゞ
チョイチョイ祭りですね!
そんなに連呼しました??(笑)
次回はデカイのを釣る釣り方をチョチョイのチョーイとお願いします。
例えばスーサンをニーサンに変えるとか?(笑)
デカイのを釣る釣り方は、クロートアングラーさんに聞かれた方が…(^_^;)
試しに、ニーサンにスーサン連結して投げてみてもらえます?!(笑)
ばんぱく指令言うなや(笑)
今日は自宅に携帯を忘れてしまったので
コメントが今頃になってしまいました
しかしちょっとした教本顔負けの記事ですね。ちゃんと分かりやすい図解入りだし
然もちょいちょいガンダムネタが入っていたり(笑)
ドリフトパターンはしょっちゅうやるけど
この一直線パターンは殆どやったことないなぁ
と言うか自分の通っているポイントはMACOさんとこと真逆で、逆に橋桁にアップクロスで投げるのが難しいところばかりなんで
で、ドリフトパターンでラパラCDやビーフリーズを投げると魚からの反応があるんだけど
スーサンを投げると今までの反応が嘘のように沈黙しちゃうんだよなー(-.-;)
因みにリングなし、リング付き両方とも試したけど
魚からは完全にシカトされていたっけ(-_-;)
さて、この使い方を参考にゴニョゴニョルアーから卒業できるのか、我が家のスーサンは
第二話「スーサン破壊命令」にならないようにしないと!!(笑)
いや、ザクっと書いたんですが、大体こんなイメージで遊んでます(^^ゞ
ドリフト、本当に殆ど使わないんですよ~。だから、先日しんぱくさんと一緒に釣りした時、ドリフト系で一発で出たんでビックリしました(笑)
なんかね。巻きたくなるんですよ(^_^;)
多分、このカルストンライトオパターンはアップ・ダウンクロス、そんなに気にしなくていいと思いますよ~!!自分は、そんなに気にして投げてませんし(笑)
要は「ここに居る!」っていうところでのアクションの問題だと思いますし。一直線に、どこで食わすかって方が重要かも。
チャレンジしてみて下さいね~。
ちなみに、オヒゲちゃんも釣れるので注意!!(笑)
他のルアーと変わらず普通の使い方でやってますけど、とにかくスローですねぇ。
「進んでんの?」ってくらいゆるーい動きがこのルアーには相性がいいです。
手返しは悪くなるんですけど。
だから、僕はチョイチョイなしの釣り方なんですけど、腕に止まる蚊を避けるために自然に入るナチュラルチョイチョイはあるかも(笑)
「とにかくスロー。 「進んでんの?」ってくらいゆるーい動き」
ってのがFJパターンですね~!!(笑)
釣りしてる場所にもよるんでしょうけど、ただ巻きの超スローが効くシチュエーションもあると思います!!
ナチュラルチョイチョイがキモですね~!(笑)