ルアースナップの種類と選び方で釣果が変わる!!
- 投稿日2015.11.08
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はい。
今回は、ルアーとの接続に使うスナップのお話。
PEラインを使っているのであれば、大抵の場合はスナップを利用し、ラインとルアーを繋げていると思いますが、何気なく使っているスナップの形状によって、驚くほどルアーの動き(アクション)は変わってきます。
動きが変われば、釣果も変わるはず。
スナップを選ぶ基準としては、使い慣れた物や沢山入っているお徳用など、色んな要素が挙げられますが、スナップの形状を利用すれば、釣りの選択肢が一気に広がります。
ルアーローテーションという言葉があるなら、スナップローテーションというワードがあっても良いと思える程、ルアーとの組み合わせが増えます。
見た目は小さいスナップの話しですが、ルアー釣りには重要なパーツとなるので、宜しければサラッと目を通してみて下さい。
ルアースナップの種類について
今回の主題は、カチッとロックする方式の話しでは無く、ラインアイとの接点になる部分の形状。スナップの種類も色々とありますが、ルアーとの接点に対し、その周りの空間の有無、スペースの違いが重要になってきます。
対極的な2種類を用意してみましたが、接点が円形になっているワイドタイプと、三角形のように幅が狭くなっているクロスロックスナップ。この形状の違いで、ルアーのアクションが大きく変わる事になります。
クロススナップの特徴
幅が狭くなっているスナップは、ラインアイとの接点に対して空間が少なく、スナップとルアー(ラインアイ)が密着した状態になります。これにより、アイ部分の遊びが無くなるので、リトリーブ時の力が逃げるのを防ぐ事が出来ます。
ルアーに伝わる力が強くなるので、リトリーブ中のルアーはキレのあるアクションとなり、ロッドに伝わる動きも明確になるのが大きな特徴。水を掻き分ける力も増幅されるので、強い釣りを予定している場合は、幅の狭くなっているスナップが適しています。
ワイドスナップの特徴
一方、ワイドタイプのスナップは、ラインアイとの接点に対して空間があり、スナップとルアー(ラインアイ)には、余裕がある状態になります。接点がロックされていないので、リトリーブ時に掛かる力(水圧)を、逃がす効果が発生します。
クロススナップと比べ、接点に遊びがあるので、リトリーブ時に掛かる水を受け流す事が出来ます。水の反発を利用しなくなるので、抜いたような動きになるのが大きな特徴。水を掻き分ける力は少なくなりますが、ナチュラルなロッドアクションを入れたい時に適しています。
スナップ形状による違いを体験する方法
言葉で書いただけでは伝わりにくいと思いますので、2種類のスナップを釣り場に持込み、実際に投げてみるのが手っ取り早いかと。手持ちルアーの中で、スナップの違いによる動きの変化が分かりやすいのは、チビ冷音の頭側にあるホール。
このホールを使って、クロススナップとワイドスナップを投げ比べると、びっくりする程の違いを体感する事が出来ると思います。
クロススナップを使って巻いた場合は、ピリピリと泳ぎながら戻ってきますが、ワイドスナップを使って巻けば、スーっと真っ直ぐに泳ぐ中にフルっとした感触が伝わる。力を伝える釣りと逃がす釣りの違いが、手に取るように分かるハズです。
釣りの目的でスナップを使い分ける
ショックリーダーに結んでいると、スナップを小まめに交換する事は皆無だと思いますが、スナップの形状が持っている特徴を考え、その時の釣行に適したタイプを結束しておくのも、ルアーを選ぶくらい重要になるかと。
例えば、先日の真っ昼間に釣れたシーバスは、力を伝えてアピールを高める為に、クロススナップを使っていました。
一方、サヨリで活躍するパラガスは、クロススナップで接続するとアクションが強く出すぎて、弱った感のあるナチュラルな動きが無くなってしまうので、ワイドスナップを使って、抜けるような動きを織り交ぜながら、リトリーブをしています。
使うルアーによって、リーダーを切っていると直ぐに短くなってしまいますし、釣り場で組み直すのも面倒なので、どちらを主体に遊ぶのかを釣行の前に考え、事前にセッティングを済ませてから出掛けると良いかも知れません。
ルアースナップの種類と選び方・まとめ
キラっと抜けるような、チョイチョイアクションを多用するので、ルアー交換時の効率性も含めて、普段はノーマル(もしくはワイド)タイプのU字スナップを使う事が多いですが、クロススナップを使う機会があったので、今回の記事を書いてみました。
市販されているルアーと比べ、スナップは安価で入手できる小さなアイテムですが、ルアーの動きに影響を与える、見逃せない存在だと思います。
2種類のスナップを購入したいとしても、大きな出費にはならないので、スナップの形状による違いを体験されてない場合、まずは実際に投げ比べされる事をお勧めします。同じルアーを投げてみても、想像以上に違いが分かると思います。
その際に、ルアーが泳いでいる姿も確認すれば、今回の内容もスッと入って来ますし、形状の違うスナップを選ぶ基準が掴めるかと。
色んな方のブログを読んで、釣果の出ているルアーを買っても思うように釣れない場合、釣り場やタイミングの問題もあるかも知れませんが、ロッドの柔らかさやスナップの形状によっても、ルアーの動きは微妙に変わります。
些細な要素ですが、スナップに焦点を当てると、釣果が変わる事もあると思いますので、まずは実際に投げ比べてみて、自分のフィーリングに合ったセッティングを探すのが大切かと。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「ルアードリフトを簡単に実践する方法」、前の記事は 「ルアーフィッシングに使う針の交換」となっております。
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スナップによる動きの違い、意識することは大事ですね~
例の理屈の世界ですが、冷音でワイドスナップはあまり使ったことがないので、今度、使ってみます。
冷音の動きの最大の魅力は抜ける動きなので、それが積極的に出せるのは素敵です。気付いていませんでした~
基本は、強度面を意識してクロスロックタイプがメインなのですが、いろいろ使い分けないとダメですね(^^
ラインアイ横のスペースによって、同じルアーでもビックリするほど変わりますからね~。
クロスロックを使っていて、冷音の抜ける動きを感じるようであれば、ワイドスナップで引くと笑いが出る程泳がない感触が伝わってきますよ~。
ただ、真っ直ぐ進む感覚の中に、時折フルッ…フルッ…っとヒラを打つようなアクションが出るので、その辺りと食わせる場所をリンクさせるのが面白いかと。
まぁ、普通に使うのであれば、冷音に関してはクロスロックで繋いだ方が使いやすいと思いますが…(^_^;)
EGのワイドスナップを使っていて、強度面に不安を感じた事は無いので、色々と試してみて下さい~!!
ズバリですねー!(^o^)
実は昨日、そのワイドスナップとクロスロックスナップとで投げ比べました。
しかもちび冷音のテクニカルホール使用。笑
おっしゃる通りの結果です。
私もその辺りを記事に書こうと思ってましたが、詳細に書いて下さってますのでリンクを貼らせて頂きます!m(_ _)m
同じルアーや同じスピードで釣果の違いがあるのも、このスナップの違いの影響では?と感じました。
投げ比べされたんですね!
ワイドスナップは、フルッ…フルッ…って感じですよね!!(^^ゞ
実際、同じように並んで、同じように釣りをしていても釣果が変わるのは、こういう些細な部分の影響もあると思いますよ~。特に、チビ冷音なんかは、思いっきり動きが変わりますし!!(^_^;)
どちらが良いのかは、その時の状況を見てみないと分からないかも知れませんが、こないだのカタクチ釣行時は、密かに2回ほどスナップローテーションしました!!(笑
リンクは、好きなように貼って下さいませ~!!(^^ゞ
また勉強になりました。絡み防止の為にパイプ中心の時は幅の狭いタイプ、ミノーやシンペンはワイドスナップと使い分けていましたが、バイブの波動にまで影響があるとは!たしかに波動が強すぎると感じる時もあるので早速試してみます。
自分の場合、良くチョイチョイするので、クロススナップは殆ど使いませんが…。※バリッドなんかも繋ぎにくいですし…(笑
それぞれのルアーにあった、アクションや巻心地もありますし、手間で無ければ小まめに繋ぎ変えて試し投げしてみるのも良いと思います。ミノーやシンペンに関しては、幅の狭いクロススナップで繋ぐと、強い動きというか、グッグっとロッドに伝わる感触が、はっきり分かる程変わる物もありますよ~!!
どちらが良いかは状況次第だと思いますが、スナップを使った変化球もあるという事で…(^_^;)