バチ抜けシーバスはバチの種類でスナップを変える!!
- 投稿日2016.03.21
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はい。
今回は、バチ抜け時に使うスナップのお話。
ルアーとの接点が、円形になっているワイドタイプや、三角形のように幅が狭くなっているクロスロックタイプなど、スナップの形状によって、リトリーブしているルアーの動きが変わる。という記事を、随分前に書いた事があります。
※参照記事
「ルアースナップの種類と選び方で釣果が変わる!!」
※今回の内容は、上記記事の延長上にある話なので、まだ読まれていない場合、先に目を通して頂ければ、分かりやすくなると思います。
接点が鋭角か鈍角かによって、リトリーブ時に掛かる力(水圧)を溜めるか、逃がすかの違いがあるといった話しでしたが、バチ抜けシーズンにも応用できる方法なので、釣り場に湧いているバチの種類によって、スナップの形状を使い分けてみても面白いかと。
バチの種類について
多毛類の種類は、確認されているだけで数千種に及ぶようですが、シーバス釣りで重要になるのは、大雑把にまとめて2パターンの特徴だけ。
一つは、「クルクルバチ」や「トリックバチ」と呼ばれる種類。3~5cm程度の小型なタイプで、素早い動きでクルクル回っていたり、ルアーをダートさせた時のような、トリッキーな動きが特徴。小魚のように、移動スピードが早いパターン。
もう一方は、「赤バチ」や「ゴカイ」といった種類で、餌釣りで使われるような大型タイプ。水面を滑るように流されながら、波紋を出しつつ移動している事も多く、ウネウネとした鈍い動きが特徴。遊泳力は低く、移動スピードは遅い。
釣り場に湧いているバチが、「トリッキーな早い動き」なのか、「ウネウネとした鈍い動き」なのかを判断して、ルアーに結束するスナップの形状を変えてみると、マッチ・ザ・ベイト感が一層深まるような気がします。
クルクルバチの場合
大型のバチと比べ、水中での移動スピードが早いという事は、それだけの力を出して動いているので、マッチ・ザ・ベイトの観点からは、リトリーブ時の力が逃げるのを防げる「クロススナップ」を使えば、違和感の少ない状況を作れます。
正確には全く違う意味合いの図になってしまいますが、リトリーブの力を100とした場合、力の分散が少ない「クロススナップ」であれば、周囲の水に対して強い力を伝える事が可能で、「ヤルキバ」等を使えば、小型のバチが移動するイメージに近づくかと。
赤バチの場合
餌釣りに使われるような大型のバチは、遊泳力が弱く移動速度が遅いため、強い力で泳ぐというよりは、クネりながら流れてくるイメージ。こういった場合、ルアーアクションを大きく取れる、ワイドスナップを使うのが得策。
スナップとの接点が比較的自由になるため、ルアーの動ける範囲が広がり、大型のバチがクネるようなアクションを演出できます。周囲の水に伝わる力は弱くなってしまいますが、「フィール120」等を使えば、大型バチと似たイメージになります。
バチの種類でスナップを変える!まとめ
動きが早い小型タイプと、流されながら泳ぐ大型タイプの違いによって、スナップの形状を使い分ければ、ルアーアクションや水中での波動に関しても、釣り場に湧いているバチに近づける(マッチ・ザ・ベイト)事が出来ます。
マッチ・ザ・ベイトとシーバスが口を使うのは別物で、必ず食ってくるという訳ではありませんが、スナップを使い分ける一例として、覚えておいても損は無いかと。
ちょっとした事かも知れませんが、釣り場の状況に合わせて、ルアーのアクションや波動を微調整すれば、シーバスからの反応が変わるかも知れませんね。※とは言っても、スナップの交換は面倒な作業になりますが…。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「バチ抜け対策にフックの交換!!」、前の記事は 「竿先に絡まったPEラインを簡単に解く方法!!」となっております。
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