鳴尾浜臨海公園海づり広場のレビュー!!

鳴尾浜臨海公園海づり広場のレビュー!!

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はい。
今回は、西宮市にある海釣り公園について。

鳴尾浜の海釣り公園には、小さな頃に行った事があるものの、身近な場所にシーバスと遊べる釣り場がある為、なかなか足が向かず…。そんな海釣り公園ですが、沖に面した水深のある釣り場を求めて、数十年ぶりに行って来ました。

鳴尾浜の海釣り公園
岸壁ジギングのポイント探し釣行!第二弾!!

※参照記事
岸壁ジギングのポイント探し釣行!第二弾!!

大人になった目線で、海釣り公園を利用してみたところ、普段の釣り場とは違った気分で、ノンビリと楽しむ事が出来ました。

今回は、鳴尾浜の海釣り公園を利用してみた感想と、釣りの初心者さんやファミリーフィッシングで訪れる際の注意点など、これから利用してみようと考えている方にも役立つよう、施設の詳細をまとめてみたいと思います。

鳴尾浜臨海公園海づり広場とは?!

西宮市の海釣り公園と言えば、鳴尾浜にある「鳴尾浜臨海公園海づり広場」となりますが、年中泳げるプールと天然温泉でお馴染み、リゾ鳴尾浜に併設されており、「鳴尾浜臨海公園・南地区」多目的芝生広場の南側にあります。

海づり広場
鳴尾浜臨海公園海づり広場

海釣り公園のある区画には、リゾ鳴尾浜の他にも、フラワーガーデンがあったり芝生広場があったりと、くつろぎの空間が広がっています。海釣り公園で遊んだ後は、綺麗なお花を見てからリゾ鳴尾浜で疲れを癒やす。なんていう遊び方も出来ますね。

鳴尾浜臨海公園海づり広場へのアクセス

鳴尾浜の南端に位置しますが、車でのアクセスは簡単で、国道2号線方面からなら小曽根線を南下。阪神鳴尾浜球場の手前にある信号を右折して鳴尾浜に入り、そのまま直進してドン突きまで行けば、海釣り公園があります。

鳴尾浜球場の方向
鳴尾浜のどんつきに海釣り公園があります

バイク置き場
海釣り公園・バイク置き場

駐車場の奥
海釣り公園・バイク置き場

バイク置き場は、駐車場の奥にあります。鳴尾浜臨海公園海づり広場の、受け付けがある建物に、複数の自転車がとまっていたので、自転車の場合はスロープを使って、海釣り公園前まで行けるのかも知れません。

鳴尾浜臨海公園海づり広場の駐車場

バイク置き場の手前に、西駐車場への入り口があります。案内看板を見てみると、駐車場の料金は、最初の30分が無料、その後30分につき100円。最大1,000円(5時間以上)となっているようです。※五千円・一万円札は利用できません。

駐車場入り口
海釣り公園駐車場入り口

利用案内
鳴尾浜臨海公園海づり広場の注意事項

駐車場内
鳴尾浜海釣り公園の駐車場

場内を確認してみたところ、狭いといった印象は無かったので、直ぐに満車となる感じではありません。南地区の駐車場は、400台収容可能との事なので、こちらの西駐車場が満車の場合、リゾ鳴尾浜側にある東駐車場も利用できるようです。

海釣り公園入場口までの経路について

バイクや自転車の場合は、突き当りにある公衆電話横のスロープを利用して、海釣り公園の受け付け建物へアクセスする事が出来ます。駐車場からの場合は、「海の見える丘レストハウス」横からアクセス。

公衆電話
海釣り公園の受付へ向かうスロープ

海釣り公園へのスロープ
海釣り公園へのスロープ

海の見える丘レストハウス
海の見える丘レストハウス

自販機があります
カップラーメン等の自販機があります

海釣り公園の手前にある「海の見える丘レストハウス」と書かれた建物にはトイレが有り、休憩室にはカップラーメン等の自販機が設置されています。※海釣り公園の中でも、トイレやカップラーメンの販売が有ります。

鳴尾浜臨海公園海づり広場の受付

小高い丘を登ると、フェンスに囲まれた海釣り公園の景色が広がり、コンクリートで建てられた、鳴尾浜臨海公園海づり広場の受付建物があります。※海釣り公園の建物には、リゾ鳴尾浜側から来る場合の案内板があります。

鳴尾浜臨海公園海づり広場
鳴尾浜臨海公園海づり広場

リゾ鳴尾浜側から来る場合
リゾ鳴尾浜側からアクセスする場合

リゾ鳴尾浜の施設を利用されている方には、有料駐車場の割引があるようなので、駐車券を忘れないように持って来る事。建物の前には、自転車置き場の案内があり、駐輪場として使えるようになっています。

海釣り公園への入場方法

海釣り公園へ入場するには、建物に入って直ぐにある券売機でチケットを購入し、切符を通すのと同じ要領で、駅の改札口のような機械にチケットを入れる。海釣り公園への入場料金は、下記のようになっています。

料金表
鳴尾浜臨海公園海づり広場の利用料金

券売機
海釣り公園の券売機

入場口
海釣り公園の入場口

16歳以上の大人は、1回300円となっています。複数回来られる場合は、回数券を購入すると1回分が無料で入場できますね。営業時間に関しては、季節によって異なるので、公式サイトの「ご利用案内」を確認してから出掛けて下さい。

※適応条件によって、入場料が無料になったり、無料開放デーとなっている事もありますので、上記のご利用案内をご確認下さい。

※西宮市在住で、身体障害者手帳若しくは療育手帳の交付を受けている人、及び65歳以上の人(身分証などによる確認)は無料で入場できます。

自販機と餌の販売・レンタル竿について

入場ゲートを通ると、自動販売機やカップラーメンの販売、餌(サビキ用オキアミ)の販売に、休憩用のテントや竿のレンタル等の受け付けがあります。海釣り公園のスタッフさんは、優しい方ばかりなので、分からない事がある時は、気軽に声を掛ければ良いかと思います。

販機も有り
自販機もあります

レンタル竿や餌の販売
レンタル竿や餌の販売

ポットも有り
販売所

販売されている餌や仕掛けに関しては、サビキ釣りで遊ぶ為の簡単な物しか置いていないとの事なので、アジやイワシといった、サビキで釣れる魚以外を釣るのであれば、事前に餌や仕掛けを購入しておく必要があります。

トイレとベビールームを完備!!

入場口の横には、トイレと水道が設置されていますが、驚いたのはベビールーム(乳児用の設備)が完備されていた事。こういった空間があると、小さなお子様連れで訪れる、ファミリーフィッシングでも心強いですね。

トイレ有り
トイレも完備

ベビールーム有り
水道やベビールームも完備

トイレの前にある水道では、帰る前に道具を洗えるので便利です。一般的な釣り場には、トイレが設置されていない場合が多く、女性を連れて行くのは難しいかと思いますが、こういった施設であれば、安心して釣りデートに誘う事が出来ます。

危険な魚と子供用ライジャケのレンタル

入場口の通路には、海釣り公園で釣れる季節の魚と共に、毒を持っていたり、触ると危険な魚が掲載されています。触るだけでも激痛に襲われたり、猛毒を持っている生物も居るので、釣りを始める前に目を通しておく方が安心かと。

魚の情報
釣れる魚と注意が必要な魚

子供用ライフジャケットのレンタル
子供用ライフジャケットのレンタル

階段の前には、子供用のライフジャケットが置かれていて、小学校3年生以下のお子様は、ライフジャケットを無料でレンタル出来るとの事。子供用のライフジャケット(フローティングベスト)を持っていない場合は、こちらのレンタル品を必ず装備して下さい。

※参考記事
子供と出かける釣りの準備!子供用フローティングベスト!!

鳴尾浜臨海公園海づり広場の釣座について

受け付け建物の階段からは、海釣り公園東側の景色が広がり、リゾ鳴尾浜や武庫川の河口、尼崎の海釣り公園等が見えます。建物の階段を降りて見回すと、神戸から大阪方面までを一望でき、開放感のある壮大な眺望となっています。

鳴尾浜臨海公園海づり広場
鳴尾浜海釣り公園の受付・入場口

大阪方面
大阪方面

神戸方面
神戸方面

鳴尾の新波止
鳴尾の新波止

岸際に設置されている、赤い柵の前に陣取り、釣りを楽しむ事になりますが、釣座を構える場合は両サイドの方々と距離を取り、空いている場所を見つけて遊ぶのが、不必要なトラブルも起きず無難かと。※真横で釣りをされると良い気はしませんので。

海釣り公園の護岸
鳴尾浜の海釣り公園の護岸

また、柵の高さは低く、外側は垂直護岸なので本当に危険。小さなお子様は、落水の可能性が高まるので、くれぐれも目を離さないよう注意が必要です。こういった場所での釣りになるので、ライフジャケット着用は必須。持参していない場合は、入り口の無料レンタルを利用して下さい。

鳴尾浜臨海公園海づり広場の立地について

武庫川河口のやや西側に位置し、正面には有名な沖堤防「ムコイチ」が見えます。西宮市内では、ケーソンに並ぶ沖向きの釣り場なので、小魚の回遊が見込め、ファミリーフィッシングでは、アジやイワシといったサビキ釣りが楽しめます。

東は武庫川河口
鳴尾の新波止が見えます

西は芦屋浜
芦屋浜が見えます

正面には武庫一
正面には武庫一があります

魚が釣れる場所は決まっておらず、時間帯や日によって変わるようですが、東側の端にはテトラが沈んでいるので、餌釣りの方には人気がありそうなスポットになっています。※鳴尾の新波止や尼崎の海釣り公園も見えていますね。

尼崎の海釣り公園
尼崎の海釣り公園と鳴尾の新波止が見えます

リゾ鳴尾浜
後ろにはリゾ鳴尾浜

新波止がある事によって、釣座前の流れが少しだけ停滞気味に見えました。新波止の影響で、潮の抜けが鈍くなっているのかも??また、東寄りのスポットには、リゾ鳴尾浜の屋外プールが有り、海釣り公園からもプールの一部が見えるので、南国気分を楽しめます。

鳴尾浜海づり公園で釣れる魚と遊び方!

海釣り公園へ出掛ける場合、今の季節にどういった魚が釣れているのかを知るのは重要で、公式サイトの「釣果情報」を確認すれば、釣れている魚種と数が記載されていますし、1日ごとに書かれている短評も参考になります。

季節別・魚種
鳴尾浜海づり公園で釣れる魚
出典 :『©鳴尾浜臨海公園海づり広場・ご利用案内

公式サイトの釣り物カレンダーを見ると、一年を通して遊べるのは、チヌやスズキといった魚。初夏から秋にかけて釣れるのが、アジ・イワシ・サヨリといった、ファミリーフィッシングで楽しめそうな魚種になっています。

万が一の落水に備えて確認しておく事!!

渡船で渡る沖堤防や、一般的な垂直護岸の釣り場とは違い、海釣り公園では万が一の落水事故に備えた設備があるので、自分が落ちてしまった時の避難場所や、誰かが落ちてしまった時の浮き輪の場所など、釣りを始める前に確認しておいて下さい。

立入禁止ゾーン
立入禁止ゾーン

階段があります
階段があります

小さなお子様を連れた、ファミリーフィッシングとして訪れる場合、釣果よりも安全に楽しむ事が第一だと思いますので、万が一の時のために、釣座は立入禁止ゾーン(落水時に使える階段)横に構えるのが良いかと思います。

神戸方面の浮き輪
神戸方面の浮き輪

大阪方面の浮き輪
大阪方面の浮き輪

等間隔で浮き輪が設置
等間隔で浮き輪が設置されています

また、釣座の背後には、等間隔で設置されている浮き輪があるので、入場時に浮き輪の場所をチェックしておいて下さい。※足場が高いので、転落してしまうと重大な事故に繋がります。お子様のライフジャケットは、必ず股ヒモを通して着用して下さい。

初心者さんは要チェック!釣りのマナー!!

海釣り公園は、釣りを楽しむ為の設備が整っていますが、利用する側のマナーも大切になってきます。基本的には、他の釣り人と距離を取る、不要な魚は海へ戻す、お子様からは目を離さない、ゴミはゴミ箱へといった一般的なルールです。

海釣り公園の注意事項
海釣り公園の注意事項

ゴミ箱
ゴミ箱も完備

休憩が出来るテーブル席
休憩が出来るテーブル席もあります

釣座の後ろには、休憩が出来るテーブルも設置されていますので、釣りに疲れて集中力が切れてきた場合は、事故を予防する為にも一息つく事をオススメします。特に、小さなお子様連れの場合は、岸際で遊ぶと危険なので、テーブルや広場を活用して下さい。

混雑期と夜間の釣りについて!!

海釣り公園のスタッフさんと話して、釣り場の混雑期の話も聞いてみましたが、やはりタチウオが釣れ出す秋口は、西宮ケーソンと同様で混雑する可能性が高いとの事。混雑が酷い場合は、入場制限といった対策をとる事もあるようです。

夜間の外灯も有り
夜間の為に電灯もあります

また、営業時間は22時~23時(季節によって異なります)となっているようで、夕方のマズメ時から、半夜釣りといった具合いに、遅くまで遊ぶ事が出来るようなので、仕事が終わってからも来られる時間設定となっていますね。

海釣り公園からの出口

海釣り公園から出る場合は、入り口にあった改札機のような機械の前に立つと、自動でゲートが開きます。ゲートの横には、月別の大物賞が掲載されていて、入賞者には素敵な商品の進呈があるようです。※参加する場合、大物が釣れたら管理棟で採寸と登録が必要との事。

帰り道
海釣り公園への出入り口

大物賞
鳴尾浜臨海公園海づり広場・大物の釣果

月間釣り大会
毎月スズキの部、チヌの部(キビレも含む)、その他の部(その他の部はボラ、タチウオ、アナゴ等の長物は除く)の3部門で各1名一番大きな魚を釣られた方に景品を差し上げます。

引用元 :『鳴尾浜臨海公園海づり広場 | 年間イベント

その他の部は、青物などになるのかも知れませんが、記録を残すのはなかなか難しそうですね。この時は、76.5cmのスズキが候補となっていたので、ランカークラスが釣れた場合は、管理棟で申請を行いつつ、月間大物賞にチャレンジしても面白いかも?!

子供連れなら芝生でも楽しめます!!

海釣り公園の後ろには、大きな芝生広場があるので、お子様連れの場合はノビノビと遊ばせる事が出来そうです。この日は遠足だったのか、芝生広場では幼稚園の子供達が遊んでいましたが、思いっきり走り回れるので楽しそうでした。

芝生広場
海釣り公園の後ろには芝生の広場があります

大きな船も通ります
大きな船も通ります

ムコイチと海釣り公園の間を、大きな船が通り抜けると、幼稚園の子供達から歓声が上がっていました。芝生でくつろいだり、目の前に広がる海の眺望を楽しんだり。東側へ進めば、フラワーガーデンやリゾ鳴尾浜があるので、様々な使い方ができますね。

鳴尾浜臨海公園海づり広場・まとめ

今回は、西宮市にある海釣り公園、「鳴尾浜臨海公園海づり広場」を紹介しましたが、魚が釣れる云々は別にして、海の眺望が気持ち良くて気に入ってしまいました。

また、一般的な釣り場とは違い、釣りに特化した施設になっているので、トイレや自動販売機があったり、落水時の備えがしっかりしていたり、レンタル出来る道具や餌の販売があったりと、ファミリーフィッシングや釣りデートに最適なスポットですね。

ただ、岸際にある柵は低く、転落防止にはならないので、お子様連れ場合は注意が必要。大人目線で見ても、護岸から海を見下ろすのは恐怖を感じますし…。

レンタルライフジャケット
レンタルライフジャケット

小学校3年生以下の子供は、ライフジャケットを無料レンタル出来るので、必ず着用してから釣り場に入って下さい。※その際は、絶対に股ヒモを通すように。

ファミリーフィッシングの場合は、サビキ釣りが中心になると思いますが、入場料も安いですし、これだけのロケーションの中で遊べるなら大満足。天気の良い日は、鳴尾浜の海釣り公園(鳴尾浜臨海公園・南地区)で遊んでみられてはいかがでしょうか。

シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、前の記事は 「」となっております。

また、このカテゴリーが含まれている 「シーバス釣り」ジャンルには 「735件」 の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。

新ブログについて サーバーの安定性を求め、2017年4月に「まころぐ」というブログを新設致しました。現在は、新ブログにて更新・運営を行っておりますので、宜しければ当ブログ「オーシャントリッパーズ」と合わせて御覧下さいませ。「まころぐ」の新着投稿は下記の通りです。 まころぐ
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