
ルアーの色やカラーローテーションの必要性について
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はい。
今回は、カラーローテーションのお話。
子供達が産まれて以来、釣りに対する意識も変わった部分がありますが、この三年で真逆の考えになったのは、カラーローテーションという要素。
以前の休日は、仕事が終わってから深夜釣行を開始し、明け方になって朝マズメを終え一時仮眠。昼からも釣りに出掛けて、夕マズメでも遊ぶ。なんていう釣り三昧のパターンでしたが、今はフリーになるタイミングを見計らって、小一時間遊ぶのがやっと。
釣行時間が長かった頃は、カラーローテーションを行いつつ、じっくりと探る事が出来ましたが、現在はタイムリミットとの勝負。カラーを変えて投げる時間は勿体無く、いかに効率良く探るかという要素の方が重要になりました。
今回は、カラーローテーションを行う事による効果や、現在の考え方について書いてみたいと思います。
ルアーのカラーについて
シーバスの目線でルアーを見た場合、どのような色に見えるのか分かりませんが、過去の釣行において、同じルアーを使っていても、カラーを変えただけで反応が変わるといった経験もあるので、日によっては釣り場に合った、当たりカラーが存在するように思います。
人間側の感覚でルアーを見れば、数種類のカラーパターンに分類する事ができます。
ナチュラル系
実際のベイトに近い配色で、シルバーやホロといったキラキラをベースに、黒や青などを塗り分けた配色で、個人的には使用頻度の高いカラー。
アピール系
リトリーブを行うと、ピカピカと光を反射するような、強いアピール力を持っているカラーで、太陽が出ている間に使う印象がある配色。
クリア系
全体的な塗装では無く、コーティングや一部の塗装で仕上げられている、透明感のあるルアーで、昼夜共に使えるイメージがあります。
ホワイト系
パールホワイトや白地の塗装に、蛍光色でワンポイント塗装されているカラーで、濁りの強い時や、夜間に使用するイメージがある配色。
この他にも、金色をベースにした物や、原色で塗られているルアーもありますが、大雑把に分類すれば、こんな感じになるかと思います。それぞれのカラーで、一般的な用途別のイメージがありますが、人の目から見た物なので、実際のところは判断が難しいですね。
カラーローテーションについて
濁りや水質、釣り場の状態によって、シーバスの反応が得られるカラー分類が変わると思います。例えば、強い濁りが入っている時は、クリア系では見つけてもらえず、ホワイト系の方がボンヤリとアピール出来るような気がする。
人間側の感覚からすると、様々なシチュエーションに応じて、幾つかのセオリーがありますが、対極にあるような色を使っても、シーバスからの反応が出る事もあります。
カラーローテーションのメリットとしては、人間側の感覚で思い込んでいるカラー以外に、その日の状況に合致した「当たりカラー」を見つける事が出来る。デメリットとしては、ルアーを通す回数が多くなり、スレや所要時間の問題が出てきます。
数年前までは、カラーローテーションを行いつつ、じっくり探る釣り方が好みでしたが、現在はその項目を飛ばしてでも、シーバスからの反応が得られる場所を探さなければ、釣りが成立しない状況。「当たりカラー」よりも、「捕食スポット」を見つけるのが最優先に。
レンジとルアーコースが重要に
釣りの効率だけを考えた場合、カラーローテーションよりも重要になるのは、釣り場に出ている流れの変化や、その日の当たりレンジを探す作業で、シーバスが反応する場所を見つけなければ、時間の消費が多くなってしまいます。
ルアーカラーに関しては、釣り場に立った段階でマッチしそうな色からスタートしますが、「カラーが違う」と感じる以外は、コースを変えたり深さを変える事の方が主流になりました。やはり、カラーローテーションよりは、捕食スポットの方が優先かと。
例えば、外に出るのが嫌になるほど暑い、真夏の真っ昼間。昼食には「冷やし中華」を食べたい気分なのに、お店までは徒歩5分掛かってしまう。自宅の冷蔵庫を確認すると、「ざる蕎麦」なら作れる材料が揃っている。
何だかネタみたいな図になってしまいましたが、こういった場合、厳しい暑さを嫌って「ざる蕎麦」を選ぶ事もあると思います、実は、シーバス釣りでも似たような状況が多く、過去記事にも書いたように、ルアーに対して反応してくれるラインがある時も。
※参照記事
「シーバスルアーの購入と選び方について」
効率良く釣りをするのであれば、当日の捕食スポットを見つけた後、ルアーのシルエットやアクションを変えても、シーバスからの反応が得られない場合に、変化球的な意味合いを込めて、カラーローテーションを使うのが良いように思います。
ルアーカラーやローテーション・まとめ
捕食スポットに居ると思われる、シーバスの目先を変えるには有効なカラーローテーションですが、まずは捕食スポットを見つける事が大切かと。釣り場で使用するルアーの色に関しても、レンジやアクションを外していなければ、好みの物で良いような気も。
こうやって書いてしまうと、カラーローテーションは必要ない印象になってしまいますが、同じ色を投げ続けて反応が無かったのに、カラーパターンを変えた1投目から当たりが出る事もあるので、全く必要ないとも言い切れません。
今まで投げたルアーや釣り場の状態、その場で使える時間を考慮しながら、同じ分類のカラーに交換するのでは無く、アピール系からホワイト系といった感じで、ジャンルを変えたカラーローテーションを取り入れてみる。
流れやレンジに重点を置きつつ、そういった変化を加えるのが、カラーローテーションの効果的な使い方になるような気がします。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「シーバスが釣れない理由はマイ感度不足の可能性も!」、前の記事は 「ルアーの飛距離計測とシーバスが釣れる場所の探り方」となっております。
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こんにちは。
自分は当たりカラーの有無は「活性による」と考えています。
あまりにも腹が減っていれば「この色はちょっと…」と思っても食ってしまう。
逆にけっこう余裕があるときは選り好みする。
あとはその時の背景色(水の色)との関係も大きいと思いますね。
コメント、ありがとうございます!!
今までの場合、釣り場の水質(濁りの有無)や、遊ぶ場所の光量によって、使うルアーの色を選んでいたので、活性によるカラーチョイスは、良いアイデアを頂きました!!
実際には、カラーに対して、シーバスがどんな基準で口を使っているのか分かりませんが、そういった考え方も出来ますね。
以前は色んなカラーを買っていましたが、最近では、購入するルアーもナチュラル系一択が殆どです。出費と投げるカラー選ぶ悩みは減りましたが、ひょっとすると釣果も減っているのかも?!(^_^;)