
シーバスをバラさない為のやり取り
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今朝の地震、本当に嫌な感じでしたね~。
あれ位の揺れが続くと、途中から一気に揺れが激しくなるんじゃないかって、ヒヤヒヤしてたまらないです。あの時も、揺れが続いてから一気に激しくなったし…。
今回の地震も、時間が似たようなタイミング…。
パっと目が覚めて、奥様と二人で坊ちゃんに覆いかぶさりました。ただ、あの時の光景を見てるんで、建物自体がペシャったらどうしようもないんですが…。
これ以上揺れが強くならないでってのと、建物潰れないでって布団の中で祈りました。一瞬にして、あの時の記憶が戻ってきました。
ホント、嫌な感じでしたね…。
ではでは、本題へ。
前回の記事の続きです。
前回話していた「掛けてから」のやり取り部分。
コレについて個人的見解を。
随分前の話になりますが、しんぱくさんと釣りをした際、そんな話もしてたんですが。
デカイシーバスをボッコボッコ釣り上げる神ぱくさんの話を聞いて、家に帰って色々イメージしてると、今まででバラしが少ない「やり取り」っていうのがジンワリ固まってきまして。
で、それを意識して実践したのが、昨年のナマズだったんですが(笑)
シーバスをガンガン釣り上げられてるような方には「今さらソレかよ!」って言われる内容だと思うんで、サッとスルーして下さいませ。
で、これまたことわっておきますが、あくまでも個人的見解なんで。
ではでは。
神ぱくさんと話していると、掛けてからのやり取りや合わせのイメージは全くと言っていい程近かったんですが、今まで何となくそうしてただけで意識して無かった部分がありました。
それは、掛けた直後の部分。
釣れたのはナマズだったんですが、それを意識してやり取りを始めると、かなりスムーズな印象で言葉には出来ない安定感がありました。多分、シーバスでも同じだと思います。
何をするかと言いますと…。
怒られそうですが、「殆ど何もしない!!」んです!!(笑)
厳密に言うと、チョコっとやってる事はありますが、基本的には「そのまま」がキモです。
どういう事かと言いますと、自分は魚がルアーを食った瞬間にバシっと合わせを入れれる反射神経を持ち合わせていないんで、元々「合わせ」はそれ程入れずに、ジンワリとロッドを後ろへ溜めるようなイメージの俗に言う「スイープ」なやり取りスタートタイプです。
でも、この部分がオザナリになってた気がします。
昨年前半の釣行で、何となく覚えてるのは…。
食った⇒バラしたくない⇒ロッドの方向を変える⇒ラインのテンションが緩む
的な感じだったかも。
確かに、食った後にそのまま引けないような場所で掛けた事もありますが、大抵ロッドを動かしてた気がします。
これを意識して釣ったナマズ。
スムーズでしたね~(笑)
まるで、木根竜太郎が右打席から左打席に入った時みたいでした!!(笑)
使用しているタックルの違いで掘り下げていくと深い話なのかもしれませんが、現状での自分の頭の中を整理して書いてみます。
まず、魚が食ったらガツっと合わせを入れる為にロッドをあおらず、食った角度と同じ方向のままグっと手首を固め、その角度の後方に気持ちジンワリと力を入れる。食った瞬間にバシ!では無く、グッ&ジワ~っとスイープに。
で、基本的にリールは巻きっぱなし。
魚がこっちを向いている時にゴリゴリ巻いて、違う方向に走ったらロッドと屈伸を使って走らせる。で、また巻けるようになったらゴリゴリ巻く。
大雑把に言うとこんな感じです。
前に書いたリールの握り方と同じで、違う事をやってると、いつの間にかそっちがレギラーパターンにすり替わっていて、気が付かないうちに本来のパターンがズレてることがありますね。
なので、その時に気付けたのは大きいかも。
まぁ、秋~冬にかけてベイトを食ってるようなフィーバータイムの場合、食ってくるシーバスもデカイし、掛り所もいい事が多いんで、それ程意識しなくてもバレる事って少ないのかもしれませんが。
魚を掛けた直後はこんな感じで。
「スイープに」とありますが、ガツンとひったくるような出方の場合は、そのままグっとこらえる感じで溜めててもいいかもしれませんね。
で、次にやり取り。
ここでのバラさないキモは…。
ポンピングしない!!
魚が掛ったらポンピングしたくなるんですが、シーバスの場合は結構バレやすいイメージがあります。その理由としては、ポンピングによりフック穴が広がるっていうのと、向こうへ倒す際にラインテンションが緩む。
この2点じゃないでしょうか??
※鯉・ボラはバレて欲しいんですが、バレない率高いんですよね(笑)
釣りビジョンとか見てると、今まで釣りした事無い子が魚を掛けて釣り上げるっていうシーンがありますが、その時ってポンピングも何も、ただひたすら同じ角度で同じペースで不器用に巻いてますよね。
見ていて「初めてなんだな~」と思うようなシーンですが、結構アッサリと釣っちゃいます。これは、ポンピングせず「ひたすら巻く」っていうのが良いんじゃないかと思ってます。
しんぱくさんと話していると、「ロッド角度は掛った時の状態のまま」とおっしゃられてたんですが、ナマズを釣った時に「なるほど!」と思いました!(笑)
これまた、今まで感覚的にやってた事を、言葉で再確認出来て良かったです!
後は、遊んでる場所によって。
走られたら困る方向がある場合は、ロッド角度をそのままと言ってられない状況もあると思いますんで、ラインテンションに気を付けながらサッと向きを変えるか。
こんな感じで、基本的にはロッドの力と反対方向に進むもんだと思いますんで、それを意識して寄られたくない方向に寄せないイメージで。ガッチガチのタックルで、有無を言わさずこっち向かせるって方は別でしょうけど。
どうしても方向が変わらず怪しい場合は、オカッパリなら自分が移動して立ち位置変えて。っていう工夫で何とかなると思います。
あとは、エラ洗いにどう対処するか。
やり取りしていると、エラ洗いのタイミングは「そろそろ来るな」って感じで何となく分かりますが、この時にエラ洗いが嫌で、中途半端にロッド角を変えてしまうと、ラインテンションが緩んでしまい、直後のエラ洗いでバレる確率が高くなると思います。
個人的な対処法としては、2通りなイメージ。
一つは、足場が水面に近い場合は、ロッドを水中に突っ込んでしまう方法。こうすれば、エラ洗いは高確率で防げますが、ダイナミック感が無いんで若干面白みに欠けます。
もう一つは、ラインテンションを維持しつつ、エラ洗いした瞬間にゴリゴリっと早くラインを巻き取る。エラ洗いしたシーバスを、そのまま引っ張るイメージです。
一番バレてしまうのは、エラ洗いを押さえこもうとして、ロッドを下に向けただけの場合。
この場合、上を向いていたロッドが瞬間的に下を向く事によって、ラインが一瞬緩みます。それを計算してラインテンションを維持出来れば問題無いと思いますが、ただ下に向けてエラ洗いをかわそうとすると、ラインテンションが緩んでいるんで、バレやすくなると思います。
長々と書きましたが、端的にまとめると…。
・食った瞬間はロッド角度を変えない
・合わせはグッと溜めるイメージかスイープに
・ポンピングしない
・ロッド角度は一定で巻いてくる
・魚の走る方向も意識する
・エラ洗いはラインテンションを意識
ってな感じですかね。
先程も書きましたが、普段何気にやってる事を言葉にして再確認するって大切ですね。
「バレちゃった」で終わらす事もできますが、それが多発すると悔しいですからね~。知らない間に違う事してる事にも、全く気が付かないっていう場合もありますし。
なので、昨年のしんぱくさんとの釣行は、ボディーブローのように後からジワジワ効いてくる、すごくいい釣行になりました!ありがとうございます!!(^^ゞ
シーバス関連に関するお知らせ
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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「【図解版】FGノットがスッポ抜ける場合」、前の記事は 「シーバスがバレる理由」となっております。
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ポンピング、昔はついついやってしまってましたが、実際あれがバレる原因第一位なんですよね。
そもそも、ポンピングしないといけないような巨大魚を掛けることありませんから必要ありません(笑)
ポンピング、あれやると「釣りしてる」っていう気がするんですよね~!!
「ポンピングしないといけないような巨大魚を掛けることありませんから」って!!
得意のナルトビはポンピング必須やないですか!!(笑)
アワセはやってしまいます(笑)
たぶん小さい頃のブラックバスの影響ですね(^_^;)
スィープにって意識してるんですけど条件反射で……
うちはファイト中はかなり竿を寝かせてエラ洗いをあまりさせないんですが、それでもよくバラすんで、うちの場合はやっぱりバレやすいのはアワセが原因だと思います(^_^;)
でも大野ゆうきのDVDを見ちゃうとバシッ!!っとアワセ入れちゃいます(笑)
彼も確かバス経験者
なるほど!!
そのアワセでヒルを掛けるんですね!!(笑)
「竿を寝かせてエラ洗いをあまりさせない」って。
寝かせる角度が悪いとかって事無いですか??
角度が悪いと、エラ洗いした時にラインのテンションが緩むんで、意外とバレやすそうな気がしますが…。
次は、ロッドを上段に構えたまま、エラ洗いしそうな時はゴリゴリ早巻きで。
そんなイメージでってのはダメですか?!
何回かそんな話した記憶はあるんですが実はあんまり覚えてません、すみません(汗)
なのでひょっとしたら既にお話した事とダブルか真逆な事書くかもしれませんがご勘弁を(笑)
僕の場合、手前で下に突っ込まれてのばらしが非常に多いです。
寄せが早すぎて弱らす余裕がなくて魚が元気なうちに取り込もうとして、ラインが短い分ロッドの弾性が生かせずフック穴の広がりや身切れ起こすんでしょうね。
青物なんて釣りあげた数倍このパターンでばらしてます(泣)
村岡さんだったか最初強引に大胆に、距離を縮めるほどに慎重に最後は臆病なくらいに?(ドラグ弛める等)がやり取りの極意的な事を仰ってたような。
コレ、昨年しんぱくさんにホームをガイドしてもらって、1投目のスーサンでバラした時の話しですよ~!!
自分も、魚を掛けたら取り合えずゴリゴリ寄せて、スパっと抜きあげしちゃいます。
手前近くでバレると悔しいんで、元気があってもスパっと抜きあげしちゃいます(笑)
これは個人的な感覚なんですが、手前で突っ込まれてバレる事は意外と少なく、やり取りやエラ洗いの最中でバレる事が多いんで、ササっと釣り上げるようにしています。
まぁ、この部分に関しては、遊んでる場所の特性の方が大きそうですが…(^_^;)
理由なんてどうでもいい。
バレたら縁が無かったと諦める。
そんな男前になりたいです。
毎度「なんでバラしたんやろ?!・・・」って考えちゃいます(笑)
バレたら諦めるって!!
それ、絶対に無理でしょう!!(笑)
自分なんか、家帰って布団の中でも、あの時どうすればバレなかったか、イライラして寝れない時がありますぜ!!f(^^;
バスやトラウトをやっていた人は
どうしても反射的にアワセを叩き込んでしまうのですが
ボートシーバスでこれをやると、キャプテンから間違いなく『そんなに鋭いアワセを入れなくてもいいから』と注意されますね(^_^;)
ハルシオンシステムの楠瀬さんはシーバスが掛かったら、ラインテンションかけつつ走りたいだけ走らせて、シーバスが疲れた頃を見計らって回収するのが一番確実といってましたなぁ
あとこれは自分の実体験に基づくものですが
PEラインよりもナイロンラインを使った時の方が確実にバラシは少ないと思います
アワセを入れるほうが難しいです!!(笑)
やっぱり、グっとにぎり込む位の感覚が、一番しっくりとくるんですが…。
ナイロンの方がバラシが少ないのは、多少の伸縮によってテンションの掛かり方がある程度保持されるからでしょうかね~。
ラインテンションがキモですね!!
逆に、ラインテンションダラダラにして、フリフリ振っても、なんであんなにバレないんでしょうかね~。ボラスレ(笑)