
シーバスの釣り方・地形の変化とボトムを探る
- 投稿日2013.11.09
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はい。
今回は、地形の変化とボトムのお話。
今まで色々と書いてきましたが、とりあえず今回で「釣り方」シリーズは一通り書いたかと。後は、まとめ記事を書いて、このシリーズは終わりです。
ではでは。
早速。
最後のシーバススポットは、水中の地形が変化している場所と、底(ボトム)回りについて。これらのスポットも、都市部周辺で遊ぶ際には重要な狙いどころになります。※今回使っている写真は過去に撮った物を適当に使っているんで、場所やらタイミングやらがバラバラですが、イメージ写真として見て下さい。
釣り場に着くと、こんな感じで水面が平らになっていて、一見何の変化も無く何処にルアーを投げていいのか分からないかもしれません。パっと見ただけでは、底に何が沈んでいるか等は分からないと思います。
ただ、どこの釣り場でも同じですが、必ず「底(ボトム)」があり、それが平らになっているとは限りません。
水位がある状態では、特に何の変化も無いように思える写真ですが。
水位が下がると…。
鳥達が休める瀬になったりします。
また、大潮の干潮時に、西宮のメジャー河川「武庫川」なんかを見学に行くと…。
水溜まりが出来ているように見えます。
何故これらのようになるかと言えば、その周辺が凹凸になっているから。
元々そうなっていたり、水の流れで削られたり、水が運んできた砂が溜まったり…。理由は様々だと思いますが、こんな感じで釣り場の底は平らでは無く、ペコポコと変化している事があります。
こんな感じの、シーバスの餌になる小魚が溜まってる事もあります。
今まで書いた記事をリンクして考えると、地形の変化=流れがある(無い時もある)+餌になる小魚が居る+身を潜めるスペースがある。等の理由で、シーバスが居る事も多く、これらを探す事が出来れば、シーバスを釣る近道になると思います。
ではでは。
その変化をどうやって見つけるのか。
随分前に効率の良い探り方が無いか某ブロガーさんに聞いた事があるんですが、やっぱり地道に探るのが一番のようです。
まず、準備するのが多少重さのあるバイブレーション。自分は、バリッドなんかを良く使いますが。そのルアーを投げた後、フリーフォール(リールのベイルを返さずに、そのまま糸を出す状態)かカーブフォール(ルアー着水後、糸フケを取ってから何もせず、ルアーが着底するのを待つ)どちらでもいいんで、とにもかくにもルアーを底に到着させます。※水深があるような場所だと、フリーフォールの方が良いと思います。
後は、ルアーが底に当たる感触を感じつつ、ルアーを一定速度で巻いて来る。
で、巻いているとフっと手ごたえが無くなる場所がある。
そんな場所を見つけたら、その部分が他よりも深くなっています。そういう場所を見つけられなかったとしても、少し立ち位置を変えてみたり、ルアーを着水させる場所をズラしてみたり。
逆に、着水直後に巻き始めて、同じ速度で巻いて来ているのにココンと何かに当たるような感触があれば、そこが浅くなっていたり、何かが沈んでたりします。
ただ、根掛りが多発するような場所でやると、ルアーを失くしてしまう可能性もありますので、適当にボトムを探るようのルアーをみつくろって、針が三本付いている通常のフックでは無く、針が二本になっているフックや一本のフックに交換しておいてもいいかもしれません。また、オモリやフックの付いていないルアーで探るという方もおられます。
で、先程「何かが沈んでる」と書きましたが、水面には出ていなくても、底周辺には色々と沈んでる物のあります。例えば…。
この他にも、自転車やタイヤ、原チャリにテレビやら何やらと…。
※残念ながら人が捨てた物ばかりですが…。
写真のような物を含めて、水中の底に沈んでいる物に対してシーバスが付いている事も多々あります。また、その沈んでいるの物の間隔が狭く、ルアーを通すと根掛りしそうな場所に、大きいシーバスが居たりもします。
ただ、こういう場所で上記で書いたような一定速度で巻いて来る釣りをすると、すぐにルアーが引っ掛かってしまい、使用しているルアーを失くしてしまう事にも繋がります。
なので、底の地形を探っていて、色々と沈んでる物を見つけた場合は、バイブレーションを使っていれば、その手前から竿を少し跳ね上げて気持ち早く巻く。または、使用するルアーを変えて沈んでいる物の上を通せるようにする。辺りが有効かと思いますす。
個人的に、こういう場合に多用するのがバイブレーションのチョイチョイアクション。
底の感触を感じながらルアーを引いてきて、コツっと何かに当たった感触がしたら、チョイっと竿を跳ね上げて糸を巻きながら直ぐに元の位置まで戻す。これをやると、ルアーが跳ねあがって再び落ちていく動きになります。もし、当たった何かにシーバスが付いていれば結構な確率で反応してくれますし、居なかったとしてもルアーが跳ねあがる事によって、根掛り防止にもなりますし。
沈んでる物がビッシリとあって間隔の狭い場合や、大きな物が沈んでる場合は、のんびりチョイチョイすると根掛ります。何度かチョイチョイしてみて、手元に引っ掛かるような間隔が続く場合は、ルアーが無くなる危険地帯なので、ロッドを高く上げて急いで巻いて、ルアーを回収してしまった方がいいと思います。
先程の写真ですが…。
写真の下部と比べ、上部の方が波立っています。
これは、その部分が浅くなっているから。この様に、波の細かさや潰れ具合によっても、底の地形がザックリとつかめる事もあります。
またまた長くなってしまいましたが…。
こんな感じで地形変化が探れれば、後はその周辺で早く巻くなり、ゆっくり巻くなり。ピョンと跳ね上げてもいいし、ズリリと落としてもいい。勿論、チョイチョイだって問題無し。個人の好きなようにアプローチしてみればいいと思います。
最後になりますが、こういう釣りをやっていると知らず知らずラインやリーダーに傷が入ってしまう事もあるんで、何かに擦ったり引っ掛かったりした際は、小まめにラインチェックをしてみて下さい。
以上で終わります~
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「シーバスの釣り方・マナーについて」、前の記事は 「シーバスの釣り方・明暗を探る」となっております。
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地形やボトムの釣りってあんまり良い思い出がないんですよね~(^^;)
ほとんど明暗やストラクチャー狙いばかりやってますわ~
今年は意識的にボトムの変化を意識してやったりするんですが……釣れない(笑)
自分の場合、遊びに行く場所が浅いんで、意識しなくてもボトムの釣りが身近にあったりします(笑)
バリッドで、チョイチョイやってれば、意外と簡単ですよ~。
それにしても、喉痛いです~(T_T)
文章力がないね。
チョイチョイて(笑)
一応、わざわざ専門用語を検索しなくても良いように書いているので、トゥイッチやジャークという言葉よりは、直感的に分かりやすいかと…(^_^;)