ルアーの破損やひび割れを簡単に修理!その③・欠けたルアー編

ルアーの破損やひび割れを簡単に修理!その③・欠けたルアー編

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はい。
今回は、欠けてしまったルアーを修理するお話。

今までに光硬化パテ編黒い瞬間接着剤編の2パターンで記事を書いてきましたが、それらの総まとめ的な内容です。

今回修理するのは…
ルアーの破損やひび割れを簡単に修理!その③・欠けたルアー編

小さいレンジバイブ。
使用するのはタミヤ光硬化パテの方です。

それにしても、このレンジバイブ。
結構投げてるのに、本当に長いこと手元に残ってますね~。

その愛用のレンジバイブですが…
ルアーが欠けた分部

こんな感じで欠けてしまっている分部があります。

以前から気になっていたんですが、なかなか機会も無く…。
今回パテを出しているついでに補修しておく事にしました。

それでは早速!!

例の如く光硬化パテを絞って
光硬化パテを使用

欠けている分部に盛り付けます
光硬化パテを盛る

今までの修理は平面だったので余分なパテを極力取り除いてましたが、今回の修理分部は若干立体的になります。

取り除き過ぎるとパテが回っていない箇所が出来やすくなるので、立体的にパテを盛る場合は、ある程度ゆとりを持って盛り付けておきます。※後で盛り直しするより、余分に削る方が確実に楽なので。

パテを盛った後は
光を照射

光を当てて硬化開始。

今回の修理は高さがあり、写真のように硬化させると厚みによって深部まで固まりにくくなるので、ある程度縦方向で硬化させたらルアーを寝かし、側面側からも光を当ててあげるようにします。

硬化後は…
ラッカー溶剤で拭き取り

例によって、タミヤのラッカー溶剤にてパテ表面のベタつきを取り除きます。
何度も書きますが、それ程手間じゃないんです(笑)

パテを盛った分部をクローズアップ!!
デコボコ

こんな感じで、デコボコになってても問題無しです。
削る労力は、それ程必要ないですし。

写真のように、パテが少なくなっている分部が、ルアーのラインよりも少なくならない様に、パテを盛り付けてあげて下さい。

ルアーのラインよりも少なく(低く)なってしまうと、その分部はヘコんだまま仕上がってしまうので、パテが足りて無い場合は硬化後に再度盛り付けて調整してください。

次は、パテを削る作業です。

今までは紙ヤスリかデザインナイフを使って削りましたが、今回のように「直線とエッジ」を綺麗に出したい局面で大活躍するのが…。

コチラ!!
平ヤスリを使用

棒状になっている平ヤスリです。
このヤスリがあると、成形作業が楽になります。

いつものように…
パテ分部を

一定方向からヤスリ掛け
一定方向に

平ヤスリのグリップ分部を握りながら、人差し指はヤスリの中央~先端辺りに置いておく。

グリップ分部を動かして削るのでは無く、一定方向に指先をスライドさせて、余分な分部を削ぎ落とすイメージで。そうすると綺麗なエッジが出ます。

ある程度天面を削ったら、次は側面に付着した不要なパテを削ります。ルアーだと、側面に平ヤスリは当てにくいので、定規の角を利用した紙ヤスリでヤスって成形。

削り過ぎないよう、左右と天面のバランスを確認しつつ、周囲と違和感無く形を整え、最後に細かい番手の紙ヤスリで表面を整えれば完成。

完成!!
完成

完成

手前側が分かりにくいんですが…。
平ヤスリを使えば、こんな感じでエッジも綺麗に出ます。

以上で欠けたルアーの補修は完了です。

さてさて。
今回のシリーズでは、2種類のアイテムを使いましたが…。

個人的な使い分けとしては、ひび割れの場合は黒い瞬間接着剤。ヘコみやベッコリと割れてしまった補修は光硬化パテ。なんていうイメージ。どちらか一つに絞るなら、オールマイティーに使える、光硬化パテがオススメかと。

極端に言えばどっちでもいいんですが、黒い瞬間接着剤だとベッコリ割れた際の対応が難しいかも。瞬間接着剤を盛り過ぎると、完全に乾燥してから若干の不具合が出る可能性もありますし。でも、ひび割れの補修は目視で確認しやすいし…。

という事で、2種とも揃えておけば安心です!(笑)

通常ならガッツリ割れたバリッドなんかで説明すると分かりやすいのかも知れませんが、探すのも面倒だったんで手元にあったルアーで記事を書いてみました。

今回の記事は軽度のダメージを受けたルアーばかりでしたが、もう少し酷い状態でも、同様の手順で簡単に補修出来ると思います。

多少壊れただけで買い直すのも勿体無いですし、テレビを見ながらササッと修理出来ますんで、空いた時間を見つけてチャレンジしてみて下さい!

それでは、失礼します。

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Comment

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  1. comment-user
    FJ
    2014年7月28日 PM 7:49

    パテでゼロからルアー作ってみては?(笑)

    続編記事にマグネットの重心移動不良を修復するシリーズありませんか?
    マグネットが効かなくなってしまった重要なルアーが2つあるんです。
    僕にとっての初代ガイナ105と初代ストリームデーモン。
    どっちも良い仕事してくれたり思い出深いルアーなので捨てられず飾ってあります(涙)

    中開けて手術するしかないですよね……

    • comment-user
      MACO
      2014年7月29日 AM 11:10

      パテでルアー作るの、密かに考えてたりします(笑)
      まぁ、時間も技術も無いんですが…(^_^;)

      スーサンをベースに肉厚にして、マコサンとか作ります??(笑)

      欠けた割れたなら簡単に埋めれると思いますが、不具合分部がマグネットになってくると…。代替部品の調達が難しいんじゃないですか??中身を開けた後は、プラモ感覚で綺麗に修復出来そう…(笑)

      飾っておくのがベストです!!(笑)

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