初シーバスを釣るために意識しておくポイント!!
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はい。
今回は、初シーバスを釣る為の要点について。
最近では、シーバス釣りを始められた方から質問を頂く事も増え、自分なりの考えで返答する機会も多くなりました。以前と比べ、釣行回数・時間や釣果も減っており、趣味と子育てのブログに近い状態なのに、記事を読んで下さるアングラーさんが居るのは本当に嬉しい事です。
そんな状況ではありますが、シーバス初心者さんからの質問には「初めての1匹を釣る為にはどうすれば良いか」という共通点も多く、最初の一匹がなかなか釣れず悩んでいるというもの。
シーバス釣りに関してガッツリまとめた、「シーバス釣りの基本とコツ!60項目を総まとめ!」という記事を書いた事があります。
上記リンクの記事では、道具の準備やポイントの選び方、釣り場で使えるテクニックにベイトパターン、ルアーの動かし方や微調整方法等、シーバス釣りの基本となる情報をまとめた記事になっているので、読まれていない場合は一度チェックしてみて下さい。
こういった記事にて、シーバスを釣るための要素を書いてありますが、初めたばかりの方には複雑過ぎるかと…。なので、シーバス初心者さんに焦点を当てて、初めての1匹を釣る為に覚えておくと便利な事を、自分なりにまとめてみたいと思います。
壁や変化を意識する!!
シーバスを釣る時の要素として、重要になってくるのが、ルアーを投げる場所・引いてくるコースかと思います。シーバスが居ない場所へルアーを投げていても釣れませんし、適当にキャストを繰り返してラッキーヒットを狙うには時間が掛かる。
シーバスが居そうな場所や、釣れそうなスポットを覚えていれば、ガムシャラにルアーを投げるよりは、ファーストフィッシュまでの時間が短縮されるハズです。
細かい事を書いても覚えきれないので、シーバスが居そうな場所・釣れるスポットを探すヒントは「壁や変化」がキーワードとなります。※順番としては終盤に書くような内容ですが、大切な部分なので一番最初にリストアップしました。
餌を食べたいシーバスが意識するのは、追い詰めるベイトの逃げ道。素早く飛んでいるハエを捕らえるのは難しいですが、壁に止まっていれば逃げ道が減るため難易度が下がる。シーバスがベイトを捕食する際も、同じ原理が働きます。
逃げられる可能性が高いフリーな場所よりも、何かしらの壁によって逃げ道が少なくなった場所へ追い込み、ベイトの動ける選択肢を減らしてから捕食する方が効率的。
こういった壁は沢山あり、立っている足場や護岸、水面や海底、流速差や水流の衝突など、シーバスよりも遊泳力が劣るベイトを、追い詰める事が出来る要素の多い部分に注目して、ルアーを投げる・巻いてくると効率アップに繋がります。
釣り場に立っていると、上記写真のような「ツルンとした帯状(筋になっている泡も含む)」になっている水面を見た事があるかと思いますが、こういったスポットは「潮目」と呼ばれ、水流の衝突や流速差などによって起こる現象です。
潮目に沿って、藻やゴミ・泡などが集まる事が多く、シーバスの餌になるベイトも溜まりやすい。潮目で発生する流れの変化が、前項で書いた壁にもなるので、釣りをしている最中にツルンとした帯状の潮目を見つけたら、その周辺にルアーを着水させ引いてみる。
例えば、誰かと待ち合わせをして、相手を待っている場合。仁王立ちで待つよりも、近くに壁があれば寄り掛かった方が楽ですし、ベンチがあれば座って待つ方が一層楽になります。
シーバスも同じで、何にも無い場所でベイトを待つよりは、何かの影に隠れて体力を温存しながら待つ方が楽なハズ。極端な話、数キロ続く何もない砂浜に、上記の参考写真のように大きな岩がポツンとあれば、シーバスが居る可能性もグンと上がるかと。
壁や変化について
一応、分かりやすい例として3つほど書いてみましたが、要は「シーバスが餌を食べやすい状況」をイメージして、「周りと違う変化」を見つけてルアーを投げるのが大切。
こういった要素を探して、足し算をしながら魚が釣れる可能性の高い場所を見つける。例えば、潮目が出ている近くに杭が出ている等、シーバスが居着いている・捕食しやすい状況になっているようなスポットへ向けてルアーを投げる。
釣り場の選び方と時間について
初めてのシーバスを目指す場合、出掛ける釣り場に関しては、シーバスが釣れるとされている身近にあるポイントで大丈夫かと思います。ただ、できるだけ早い段階でファーストフィッシュを掴むのであれば、朝・夕のマズメ時に釣りをするのがオススメ。
冒頭リンク先に記載のある、「シーバス釣り初心者さんの入門総まとめ!!」というまとめ記事も参考にして頂ければと思いますが、マズメと呼ばれる日の出・日の入り前後の時間帯は、魚の活性が上がってシーバスが釣りやすい状況になります。
仕事をされている場合、この時間帯に釣りをするのは難しいかも知れませんが、ベイトの泳いでいる場所が見えたり、シーバスが捕食するシーンに遭遇したりと、1日の中で釣れる確率がグンと上がるタイミングなので、チャレンジする価値は十分にあります。
また、夏冬の釣りには幾つかの条件が必要になるものの、春秋の好シーズンであれば、身近な場所でも比較的早い段階で結果が出ると思います。4~6月・9~11月は釣行頻度を高めて、コマメに釣り場へ通う方が良いかも知れませんね。
シーバス釣りに使うルアーについて
使用するルアーについて質問を受ける事もありますが、遊ぶ場所や時間によっても変わってくると思うので、ファーストフィッシュを釣り上げるまでは、実際に投げていて飽きないルアーを使っていれば良いような気がします。
例えば、シンペンと呼ばれるルアーは、比較的スルスルと巻けてしまうので、それよりは振動が伝わってくるバイブレーションを中心に投げてみる。※浅い場所で使うと根掛かりするので、そういった場合は別のルアーを使って下さい。
ベイトの存在を確認できて、シーバスが居そうな雰囲気であれば、コアマンの「VJ-16」のようなルアーでも勝負が早いかと。
※参考記事
「コアマンVJ-16を使ってみた感想!!」
「シーバス釣りで使うバイブレーションの特徴と使い方」
明るい時間帯は、ブリブリと泳ぐバイブレーションで問題無いものの、夜間や深夜にはゆっくり巻きたい時もあるので、そういった場合は「SU-SAN(スーサン)」や「サスケ75シャッド」を投げても良いですし、好きなルアーを使えば良いかと。
シーバス釣りを初められたばかりであれば、使用するルアーの種類や詳細を気にするよりも、先程も書いたシーバスが釣れる可能性が高くなる「壁や変化」を探して釣る方が、ファーストフィッシュまでの道のりは短くなるように思います。
初シーバスを釣るためのポイント!まとめ
今回は、初めてのシーバスを釣るまでの要点を書いてみましたが、釣り場に立って闇雲にルアーを投げるよりは、シーバスが居る可能性のある場所をイメージしつつ・ちょっとした変化のある場所にルアーを投げる事が大切かと。
リトリーブしながらで良いので、水面から飛び出している何かや、表面がツルンとなっている潮目、一部だけサザ波のでる方向が違っていたり、波の大きさが違ったりと、周りと比べて微かに違う要素を探して、次のキャストでルアーを投げて巻いてみる。
ルアーのレンジや性能に関しては、徐々に知識を入れていけばいいので、兎にも角にもシーバスが居る場所にルアーを投げるのが最優先事項。
乱暴な言い方をすると、春秋の好シーズンに釣りをする場合、マズメの時間帯に釣り場へ通い、「壁や変化」を意識しながら、巻いていて飽きないバイブレーションやVJ-16を投げていれば、比較的早い段階でファーストフィッシュを釣る事が出来ると思います。
まずは、釣り場に足を運んで小さな変化を探す癖をつける。シーバスが居る・食ってくる場所のイメージを増やして、リールを巻いていて楽しめるルアーを投げるのが大切かと。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「ベイトタックルを使うメリットとスピニングタックルとの違い」、前の記事は 「ベイトリールで発生するバックラッシュの超簡単な直し方!!」となっております。
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読みやすく、わかりやすい記事です。
もっと読みたいと思わせる内容です。
コメントありがとう御座います!!
二年ほど前に新しいブログを立ち上げ、現在はソチラで更新中ですが、同じような記事も書いてますので、宜しければチェックしてみて下さい!!(^^ゞ
【まころぐ】『魚の釣れる場所・自分で釣り場を探す方法』
https://maco-log.com/seabass-beginner-4/