今年はルアーロストがゼロ!根掛り対策とルアーの外し方!!
- 投稿日2014.11.10
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はい。
今回は、ルアー釣りについて回る根掛りのお話。
残りの年内、あと何回釣りに出掛けられる分かりませんが、今のところ今年はルアーを失くしておりません。まぁ、釣行回数が少ない事と、メインで遊んでる場所では根掛りの心配が少ないという要素もありますが、こんな事は今まで無かったと思います。
ここ数回、サーフで遊んでいると、通すコースによって根掛りさせてしまう事がありますが、今のところ幾度と無くパラガスは生還しています。今回は、この根掛りについて、ボチボチと書いてみたいと思います。
基本はライン
多分、「根掛りをさせてやろう」と意識して引っ掛けてしまうアングラーさんは居ないと思いますが、不意にカチっと掛かってしまう残念な根掛り。今年に入って、根掛りさせた全てのルアーを回収出来ている最大の要因はラインの太さ。
例年であれば、0.6号~1.0号辺りを使っていますが、今年は釣りをしていなかった期間が長くて不安があったのと、飛距離を気にせず秋のサヨリパターンをメインに遊ぶつもりだったので、現在使用しているラインは1.5号を巻いてあります。
普段よりも太いラインを使っているので、引っ掛けてもある程度は回収出来るだろうと考えていたんですが、ここまでとは思っていませんでした。
今までだと「切れてしまう」と思えるようなテンションで引っ張っても、ライン(正確には結束分部ですね)が切れる事が無く。フックを伸ばしてでもルアーを回収出来るパターンが多く、フック交換の頻度は増えたものの、ルアーは全て手元に戻ってきています。
このブログでもラインを細くするメリットとデメリットを何度か取り上げましたが、それらの真逆がラインを太くするメリットとデメリットになりますね。
根掛りを重症化させない
その時に使っているルアーやリトリーブ速度、ロッドアクションなんかによって根掛りの具合も変わってきますが、引っ掛かってしまった時点でバシッと即座にロッドをあおると、外れるよりも根掛りが重症化するケースの方が多いと思います。
夜のシーバスで良く使うようなルアーやリトリーブ速度でコツンと引っ掛けた場合、それ以上弄らずにラインテンションを抜いて、余分にラインを出してあげる。根掛りが軽症の場合は、しばらくすると波の動きによって、ルアーが自然に外れてくれる事があります。
そんな悠長に待てないという場合は、ラインテンションを掛けないように逆方向へと移動して、チョコっと引っ張ればフっと外れてくれるパターンも。
それ程強く引いていない場合、ガッツリ掛かるというよりは、フックの先端が少しだけ引っ掛かっているケースも多いので、波にラインを乗せてしばらく待つか、逆方向から引いてあげるかのどちらかを試してみる。即座に外す事よりも、まずは根掛りを重症化させないようにする方が大事かと思います。
事前に地形を把握しておく
初めてのポイントに出掛ける場合は無理ですが、良く行くホームのポイントがある場合は、大潮の干潮等を利用して、どの辺りにどんな物が沈んでいるのかを事前に確認して把握しておくと、根掛り率が変わってきます。
それらを知っていると、そこへルアーを通したくなってしまいますが、潮位によって通せるルアーと引っ掛かってしまうルアーの判断材料になりますので、何も知らないよりは随分マシになるかと思います。
また、手前が浅くなっていたり岩があったり、自転車やタイヤが等のゴミが沈んでいる情報を事前に知っておけば、その手前からロッドを上げ早巻きでルアーを回収する事も出来ますし、シーバスを掛けた際もラインのコントロールが有利になります。
ガッツリと掛けてしまった場合
それらを試しても外れない場合は、自分も皆様と同じくテンションを掛けておいてから、ラインをパッ離す方法を試しています。
言葉で説明するのも難しいので、動画を探してみたんですが…。その事だけを解説してくれている動画を発見できなかったので、チビ冷音の説明をしてくれている動画の…。
4分20秒辺りから1分間ほど、根掛りの外し方を解説してくれていますので、チビ冷音の説明も含めてご覧下さいませ。この方法を何度か試して外れない様であれば、グローブをした手(もしくはタオル等を巻いて)にラインを巻き付け、ゆっくりと力を入れるよう引っ張ってあげると、フックを曲げてでも回収出来る事が多いです。
ラインを巻き付けず、リールのドラグを締めてラインを一直線に張りながら引っ張ってしまうと、リールに巻かれているラインもきつく絞まってしまいますので、この作業は手を怪我しないよう保護してから、ラインを持って行って下さい。
根掛り対策とルアーの外し方・まとめ
色々と書いてみましたが、根掛りの対策として一番手っ取り早く効果を実感出来るのが「太いライン」を使用する事。確かに、細いラインを使うメリットは沢山ありますが、根掛りの可能性があるエリアでは、太目のラインを巻いた替えスプールを準備しておき、遊ぶエリアによって「飛距離重視」「回収重視」の使い分けが大事かと。
替えスプールなんて買うと高いのでは?と思われるかもしれませんが、同じ場所で同じようにルアーを何個も失くしてしまう事を考えれば、先行投資で安い物です。
ノットを組める強度も関係してくるので、ラインを太くすれば必ず回収出来るという訳では無いですが、現在1.0号以下のラインを使っているなら、太くした際の効果を実感出来ると思います。
ルアーの外し方としては、根掛り具合を重症化させないように、まずは逆方向まで歩いて軽く刺さっているのかを試してみる。それでダメなら、動画のようにラインテンションを掛けて一気に開放してみる。
この一気に開放する外し方ですが、意外としつこく何度もやっていると、突然フっと外れる事があります。また、何度もこの方法を試した後に、少し移動してから角度を変えて、軽く引っ張ってあげると簡単に外れる場合もありますので、ブチっと切ってルアーを海に残す決断をする前に、しつこい位試してみて下さい。
潮が引いても出てこない場所ならまだしも、潮が引くと引っ掛かったルアーがムキ出しになってしまうような場所だと、そこで遊んでいる子供たちも居たりして本当に危ないですから。
とにもかくにも、まずは遊ぶエリアとラインの太さから見直すと、地球にも財布にも優しい釣りが出来ると思います。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「魚をバラす確立に直結?!ルアー釣りのアワセ(フッキング)について」、前の記事は 「シャローではレンジ調整不要なの?!サヨリパターンまとめ」となっております。
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根掛かりの外し方は同じですねー。
僕もとりあえず移動し、ダメならテンションを掛けてフッと離して外します。
ダメかなー?と思ってもしつこくやってたら外れる事が結構ありますねー!
でも、根掛かりは恐れて避けましょう!!笑
この方法、しつこくやってるとポロっと取れる事ありますよね~。
でも、根掛りさせちゃったのがバレバレになるんで…。
ササっと回収したくなるんですけど…(笑
根掛りする場所に、良いサイズのシーバスが居るのが分かっているだけに、ついつい投げてしまい、その後にヒヤヒヤしながら後悔するのがパターンです(^_^;)
「初心者さん向けから半歩踏み出したシリーズ」とても参考になります。
今後とも楽しみにしています!
コメントありがとうございます!!
そう言って頂けると嬉しいです!!(*^_^*)
何となく書き始めたシリーズなんで、今後は参考になるかわかりませんが、お時間がある時にでもチェックしてやって下さい!!(^^ゞ
根掛りするものによると思うんですけど
コンクリートや岩なんかの硬いものだと
自分の感度高い時は思わず合わせちゃいます^^;
確かに!!
ありますね~。マイ感度!!(笑)
自分は逆で、気を抜いてたり誰かとしゃべっていると
気が付けば、ガチっとやっちゃいます(^_^;)
MACOさん初めまして!こんにちわ!
釣りのブログを始めて数ヵ月の釣り太郎といいます。よろしくお願いいたします。
最近、私のブログの記事で根掛かりの回収方法について書きました。上記URLになります。
そして、今日何気なく釣りのサイトを徘徊してたらMACOさんのこちらの記事を見つけました。
大変お詳しく書かれていてすごいなと思っていたんですが、私の書いた内容がMACOさんの記事とかぶってしまっていました。特に動画の紹介はまるでそのまんま(汗)
パクったわけではまったくなかったのですが一応すみません(汗)
私もこの回収方法を知ってからかなりルアーが戻ってくるようになったので記事にしてみた次第です。
他サイト様の記事とはできるだけ被らないようにと心掛けていたのですがすみません。ご理解いただければと思いまして…。
それでは失礼いたします。
お互い良い釣果がありますように☆
はじめまして!!
コメントありがとうございます!!(^^ゞ
記事内容がカブったとの事ですが、動画の外し方は昔っからあるメジャーなやり方ですし、大抵の方は知っている内容だと思うので、全然気にされなくて良いですよ~!!
というか、釣りブログに関しても、ベースとなる部分は皆同じ事をとりあげて、それに対して各ブロガーさんが解説しているだけなので、どうしても内容的には近い物になってしまうと思います。
例えば、FGノットについて記事を書いたとしても、根本的な手法は同じなので、後は「どうやって解説するか」「画像や動画を使うのか」「読んでいて分かりやすいか」「文章のリズムは読みやすいか」等、書き手のオリジナリティーが大切かと。
なので、記事のテーマがカブってしまう事に気を使うよりは、同じテーマであっても、どうやって解説するのか。といった、独自のコンテンツ色を強めていく方が、楽しくブログが書けると思います!!(^^)
長々と書いてしまいましたが、楽しいブログライフを送って下さい!!
良い釣果がありますように…(^^ゞ
MACOさん、大変ご丁寧に教えていただきましてありがとうございます!
なるほどです。自分なりの表現をすればよかったんですね!とても納得できました。
実は最近あれもこれもかぶっちゃってどうしようと悩んでいました。これからも自分なりの表現方法で情報を発信していきたいと思います。
勉強になりました。
ありがとうございました!(^-^)
いえいえ!!
こちらこそ、ブログを読んで頂きありがとうございました!!(^^
多分、釣りのブログなんて、やっている事は殆ど同じですし、釣りにセオリーがある以上は似たような内容になってしまうと思います。
ただ、そんな釣り記事の中にも、人によっては得意なルアーが違っていたり、遊んでいる場所によって、釣れるメソッドやパターンが違っていたり。
それらを自分なりに書いていく事によって、読んで下さっている方が「そんな考え方もあるのか」といった具合に、新たな発見が出来ればいいんじゃないでしょうか。
ベースとなる部分は同じでも、地域差によって違いが出るのも、釣りの面白い部分ですし。
こんな感じで、自分なりの解釈で好きに書くのが、一番楽しいと思います!!(^^ゞ