シーバス釣りのPEライン!お財布と初心者さんに優しい号数は?!
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はい。
今回は、使用するPEラインの太さについて。
先日、ラインを巻き替えている際に気がついたんですが、この2年でルアーを無くしたのは、タチウオを掛けた際に、ラインから切られたパラガス1本のみ。一年近く前に「今年はルアーロストがゼロ!根掛り対策とルアーの外し方!!」という記事を書きましたが、現在も継続中です。
まぁ、釣りに出掛ける機会が減っているので、何とも言えない部分はあるんですが、「今回はダメだろう」と思うようなガッツリ根掛かりでも、何とか無事に回収出来ているのは、やはりラインの太さによる恩恵かと。
今回は、実用的なPEラインの太さについて書いてみたいと思います。
※シーバスPEパワーゲームを想定
太いPEラインは嫌われがち??
シーバス釣りのラインについて調べていると、細いラインについての記述をよく見かけると思いますが、使用するPEラインを細くする事で得られるメリットは幾つかあります。代表的な要素としては、飛距離が伸びるという部分。
※ラインの太さによるメリットとデメリットは、過去に書いた「シーバス釣りのPEライン選びについて」という記事で詳細をまとめてありますので、合わせて参考にしてみて下さい。
ロッドやルアーにしても、何故だか「飛距離」という言葉に魅了されてしまいます。
これは、キャスト範囲で反応が無い場合や、目標地点までルアーが届かない場合、「あそこまで届けば…」といった心理が働くからだと思いますが、その心理にともない「太いPEラインは飛距離が伸びない」という理由で敬遠されつつあります。
確かに、ラインの号数を落とした最初のキャストでは、体感できるほど飛距離に違いが出る事もあります。
ただ、シーバス釣りを始めたばかりの方が、ネットで調べたインプレやレビュー記事を元に、いきなり極細ラインを使ってしまうと、飛距離というメリットよりも、ルアーロストというデメリットの方が大きくなってしまいます。
実用的なPEラインは1.0~1.5号
ルアーロストを減らせて、お財布にも優しい号数は「1.5号」以上というイメージになりますが、その理由としては、根掛かりしてもフックを曲げて回収出来る確率が高い事と、販売価格が安めに設定されている事。※同じ種類のPEでも、ライン径によって価格も変わります。
次に、1.5号よりは強度が落ちるものの、飛距離と強度のバランスが取れているのは「1.0号」前後。強度に目をつぶって飛距離を優先したのが「0.6号」辺り。イメージとしては…。
操作性は、ラインのコントロールやトラブルを含めた、「扱いやすさ」という意味合いで盛り込んでみました。
ラインが太くなると、ガイド絡みやダマになってドバっと放出されるトラブルが増加気味になりますが、細くすると魚を掛けた際のコントロールが難しくなり、キャスト時の怪我も気になるところです。この項目に関しては、1.0号辺りが扱いやすいかと。
シーバス釣りのPEライン!まとめ
安定感やコストを考えてみると、やはり1.0号以上のPEラインに軍配があがるかと。シーバス釣りを始めたビギナーさんであれば、底を擦っている感触や、何かに当っている感触もつかみにくいと思いますので、根掛かりの回収率を上げる為にも1.5号辺りが安心。
一般的に言われている、飛距離うんぬんは抜きにして、ルアーロストによる出費を抑えつつ、まずは色んな感覚に慣れていく。何度か根掛かりを繰り返せば、巻いてはいけない感覚が分かったり、根掛かりそうな場所をチョチョイと回避しつつ引いて来る事も可能になります。
そんな感覚がつかめてきたら、次のライン交換時に号数を1つ落としてみる。
この方法が一番無難だと思います。
また、0.8号以下の細糸を使い慣れているアングラーさんも、気が向いた時にでも1.2号~1.5号のラインを巻いてみて下さい。感覚的には鈍くなってしまう気がしますが、驚く程ルアーを生還させる事が出来ますよ。
今回は、ラインの太さについて書いてみましたが、太いラインを使っていても、リーダーとの結束部分で強度が落ちてしまえば、メリットが無くなってしまいます。
なので、以前書いた「FGノットの強度を高める為に」という記事を参考に、結束強度の高いFGノットを組めるように練習してみて下さい。記事にも書いてありますが、強度を上げるコツは、編み込み部分を丁寧に整える事。
リズミカルに編み込むよりは、一編み毎にリーダーとPEラインを一直線にして、編み込みの目を綺麗に詰めてあげる。この部分を適当に仕上げてしまうと、すっぽ抜け無いにしても、強度は大きく低下してしまいます。
さてさて。
今回も長くなってしまいましたが…。
以前は、色々と考えて釣りをするのが楽しかったんですが、最近では釣りをする事自体の方が楽しいと感じるので、安心感のあるラインから離れられなくなってきました(^_^;)
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「ルアーの根掛かりを回避しながら探るロッドアクション」、前の記事は 「シーバスを釣りやすいポイントについて・見落とし編」となっております。
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今年は1号から0.8号に落としてます。
釣行が減っていて狙いと着水点のズレが大きい分の補正がメインの目的ですが、たいして変わってない気も・・・(汗)
強度やキャスト感のバランスを考えると、一番使いやすかったのは0.8号なんですが、根掛かりしても回収出来る安心感から離れられなくなってきました。(笑
まぁ、釣りに行くことが少なくなりましたし、たまにしかルアー投げないので、ライン径に対する感覚が麻痺してるのかもしれませんが…。
着水点のズレ補正、何だかシビアな釣りですね~(^_^;)
自分はハードコアのX4の3,0号を使ってます。最初はラインの太さはあまり気にしなくて、ネットで調べて良い評価のラインならとりあえず巻いて使ってみるという所です。
ラインの太さにも気にしてみることにします。
今日、釣りに行ったんですが釣れませんでした。
えぇ~?!
釣りに行かれたんですか??
昨日、コメントを入れた後、地震があった事をニュースで知り、そちらは大丈夫だったのか心配してたとこだったんですが…。自分の中では1号前後が使いやすいですが、これも好みがありますし、遊ぶ環境によっても変わってくると思います。
色々と試してみて下さい~!!(^^ゞ