重心移動ルアーの使い方と活用方法

重心移動ルアーの使い方と活用方法

シェアして頂けると嬉しいです!!

はい。
今回は、重心移動式ルアーのお話。

手に持って振ってみると、シャカシャカと音がするルアーがありますが、これは移動重心システムの重心(オモリ)が動いている音です。ルアーの飛距離を稼ぐ為に採用されているシステムですが、キャストとリトリーブ時で、オモリの位置が変わる構造になっています。

空気の抵抗を受けやすいルアーを遠くへ飛ばし、意図したアクションで戻ってくる為の工夫ですが、中に入っている重心の扱い次第で、ルアーの泳ぎが大きく変わってきます。

同じルアーでも、重心の位置を戻すか戻さないかによって、違った使い方が出来るので、今回は重心移動ルアーの重心について書いてみたいと思います。

重心移動ルアー着水時の姿勢

移動重心システム採用のルアーは、キャスト時にルアーの尻尾側へ重心が移動し、遠心力を増幅させつつ飛んで行きます。着水後は、重心が所定の位置に戻る事によって、ルアー本来の泳ぎ(アクション)を出す仕組み。

キャストされたルアーは、尻尾側を前にしながら飛んで行くので、着水した時の姿勢は尻尾側が水中に浸かった状態になります。

ルアーの着水時
ルアーの着水時

尻尾側に重心
ルアーの尻尾側に重心

各メーカーさんは、この重心を「いかに戻りやすくするか」工夫されていますが、着水後のリトリーブだけでは戻りきらない場合も多いので、ロッドアクションを入れ、定位置まで重心を移動させてからリトリーブを始めます。手順としては…。

① キャストする
② 着水
③ 糸ふけを取る
④ 重心を戻す
⑤ リトリーブ開始

といった流れになりますが、この工程を忘れてしまうと、ルアー本来のアクションが出ないまま引く事になるので、移動重心システムのルアーを使う際、着水後のチョイチョイは必須。

重心を定位置に戻した場合の姿勢

着水後のロッドアクションで、内蔵されている重心を定位置に戻すと、ルアー本来のバランスを取り戻し、リトリーブを開始できる状態になります。※水中部分が分かりにくかったので、水面を薄い水色で塗ってみました。

重心を定位置に移動
移動重心・定位置

ルアー本来の姿勢
ルアーの重心を定位置に戻した場合

頭の方向にある溝に、重心を移動させて固定する事によって、ルアーの姿勢は水平に近い状態に変化し、本来のアクションを発揮しながら、引いてくる事が出来るようになります。一般的な使い方をするのであれば、きっちりと重心を戻してあげるのが重要。

重心を定位置に戻さない場合の姿勢

一方、重心を意図的に戻さない使い方も。着水後の姿勢は、尻尾側を沈めながら、ペコっと頭を出しつつ浮いている状態になっていますが、この状態を維持しつつ、重心が戻ってしまわないようスローに巻くと、違った泳ぎを出す事が可能。

重心を戻さない場合
移動重心・戻さない場合

ルアーの姿勢
ルアーの重心を戻さない場合

この状態でリトリーブを始めると、綺麗な引き波を立てながら戻ってくるルアーも多く、ダメージを受けて水面に顔を出しているベイトを演出する事が出来ます。イメージとしては、トップウォータープラグのタダ巻きに近いかと。

重心移動ルアーは大抵同じ

前項までは、パラガスの写真を使って話を進めましたが、重心が移動するルアーは大抵が同じ特徴を持っています。例えば、少しだけレンジが入るタイプの「ハイドシャロー」を使って、同様の実験をすると…。

重心を戻した場合
ルアーの重心を定位置に戻した場合

重心を戻さない場合
ルアーの重心を戻さない場合

重心を戻した状態で水中に入れると、ルアーの水平姿勢を保ちながら、じわりじわりと沈んで水中に静止します。一方で、重心を戻さない場合は、パラガスと同じく尻尾側が水中に沈み、頭だけを出した状態に。

重心移動の使い分け

ルアーサイズが大きくなれば、顕著に現れる特徴ですが、内蔵されている重心を戻す場合は、ルアーの箱に記載されている本来のアクションを出したい時。オーソドックスな通常の泳ぎで引きたい時は、ロッドのアクションを入れて重心を定位置に戻してあげる。

重心移動イメージ図
ルアーの重心移動イメージ図

重心を戻さず使うのは、ベイトの塊に対してボイルが出ている場合や、流れに乗せてルアーを流し込みつつ、最後の力を振り絞ってキュッと動き出す、弱ったベイトを演出したい時など。

頭を水面から出している状態なので、綺麗な引波が出ますし、そこから動き出せば、シーバスのリアクションを期待する事も出来ます。通常のアクションで反応が得られない時の、変化球として使い分けると良いかも知れません。

重心移動ルアーの動かし方と使い方・まとめ

ルアーを使うユーザーの負担が少ないよう、メーカーさんが頑張って工夫してくれている重心ですが、意図的に戻さず使うシーンも意外とあるもので、サヨリの季節なんかは重心を戻さない事の方が多い位です。

また、どちらか一方で統一しないといけない訳では無いので、着水後は重心を戻さずスローに引いて、潮目や地形変化に差し掛かった際、ロッドアクションを入れながら重心を戻して、通常のアクションで泳がせてあげる。

頭を上げている状態から、ロッドアクションを入れる事によって、重心を戻すと同時に、パニック系のアクションでスイッチを入れる事も出来たりします。

同じ原理で、ルアーを流している時にも有効かと。

ルアー本来のアクションを中心に、重心を「戻す」「戻さない」「混合して使う」と、色々な使い分けをして遊ぶと、1個のルアーで複数のアクションを出せるので面白いですよね。※わざわざ交換しなくても良いですし(笑

お風呂や洗面所に水を張って、重心移動ルアーの重心位置を変えながら浮かべてあげると、今回書いた内容をイメージしやすいと思いますので、いまいち分かりにくいという場合は、自宅と釣り場で試してみて下さい。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「」、前の記事は 「」となっております。

また、このカテゴリーが含まれている 「シーバス釣り」ジャンルには 「734件」 の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。

シェアして頂けると嬉しいです!!

Comment

お気軽にコメント下さい

お名前(ペンネーム)

あなたのBLOG URL ※無記入でもOK!

コメント記入欄

SHARE RANKING
※2月27日現在、同じカテゴリー内にて、主要SNSでのシェア数合計が多い投稿のランキングです。
SHARE シェアして頂けると嬉しいです!!