
ルアードリフトを簡単に実践する方法
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はい。
今回は、簡単に実践できるルアードリフトのお話。
一年ほど前に、ルアードリフトに関する記事を書きましたが、その記事が人気になりつつあるのか、ルアードリフト関連の検索ワードが増えてきました。ただ、「ルアー ドリフト できない」や「ルアードリフト わからない」といったワードもチラホラと。
確かに、以前書いた記事は、ルアードリフトの種類や流し方が中心だったので、具体的な手法については手薄な感じ。
※参考記事
「【図解版】ルアードリフトのやり方とラインメンディング」
という事で、今回は「ルアードリフトに初めて挑戦」される場合について、要点をまとめてみたいと思います。思っている以上に難しい事では無いので、コツを掴めば簡単に出来るようになるかと。それでは、適当にお付き合い下さいませ。
練習する場所とルアードリフトに適したルアー
初めてのルアードリフトを練習する場所ですが、広く開けた釣り場よりも、中~小規模な河川が分かりやすいかと。その際に、橋脚や明暗があると、目印にする事が出来るので便利。それらに加え、釣り人が少なそうな場所であれば最適です。
釣果を気にせず、まずは流れていく感覚や雰囲気を掴む為に、サイズが大きく浮力のあるルアーを選択します。
ドリフト専用を謳ったルアーもありますが、沈みながら流れていくタイプは状況が分かりにくいので、練習にはフローティングタイプのルアーが適しているように思います。ルアーの種類にはこだわらず、ケースの中にある物で十分かと。
水の抵抗を利用した釣り方となるので、ラインに関しては太い方が流しやすく、視認性も高まると思います。※わざわざ巻き替える必要は無いです。
ルアードリフトのイメージを掴む
まずは、ルアードリフト(ターン)のイメージを掴む為に、難しい事を考えず、自分の真正面にキャストをします。ルアーの着水後は、ラインテンションが掛かるか掛からないかの、スローなリトリーブで巻いてくる。
すると、真正面から戻ってくる事は無く、下流側からルアーを回収する事になります。これの延長線上にルアードリフトがあるので、流れのある場所や河川では、無意識のうちにドリフトに近い事を実践している場合が多くあります。
実際にルアーを流してターンさせてみる
前項のように、流れに押されつつルアーが進む事が分かれば、後はラインテンションに気を配りながら実践。同じように正面に投げて、余分な糸ふけを軽く回収し、ロッドを下流側に倒してラインを先行させてから戻して、張らず緩めずで巻いてくる。
オレンジ色のように、ピンと張ってしまうと手前に寄ってきてしまい、緑色のようにダラっとたるんだ状態だと分かりにくい。赤色のように、少しだけ張りのない状態がベストかと思います。※緑色のようにテンションを抜く事もありますが、それは別の機会に。
分からない時はラインに注目
多分、この辺りからが本題かと思いますが、実際にルアードリフトをやっている最中に分からなくなるのが、「どこを流れているのか」「どこにルアーがあるのか」といった感じで、ルアーのポジションと、通っているコースが掴めない事だと思います。
位置から遠い場所や、暗い中にルアーがあると、どこを流れているのか分からなくなってしまいますが、基本的にはラインの先にルアーが付いているので、ルアーのポジションを見失った場合は、ラインが伸びている場所からイメージするか、軽く持ち上げて確認してみる。
ロッドの先端を、目線程度の高さに合わせれば見つけやすいかと思いますが、この時もラインテンションには気を配り、張らず緩めずを継続するイメージです。
ラインの角度や天候によっては、ポジションを確認し辛い事もありますが、そういった場合は立ち位置と、カーブの頂点からザックリと判断しておけば良いかと。U字の頂点に到達すると、ルアーの巻き心地が変わるので、ターンしたタイミングは掴めると思います。
立ち位置や着水点を調整する
ルアーを流しながらターンさせる感覚が掴めたら、次は目標になる頂点を決めて、その部分でターンが決まるように微調整。流れの強さを考慮しつつ、流れが早いようであれば、目標点から離れた場所に。流れが緩いようであれば、近い場所に立ち位置を取る。
降雨中や雨が降った後の河川は、思っているよりも流れが強くなっていて、あっという間に下流側へと流されてしまうので、リトリーブ速度も調整するといった注意が必要。気を抜いていると、橋脚の裏にルアーが回り込んでしまう事も。
慣れてくれば「しの字」ターンに挑戦
ラインの角度や巻心地を確認しつつ、思っているような場所を通る確立が高くなってくれば、着水点を下流側にずらした「しの字」ターンも、簡単に出来るようになると思います。
サイズを狙うには向いていないかも知れませんが、正面から流すよりも時間を短縮できるので、釣りの手返しや効率は上がります。
ルアードリフトを実践する・まとめ
ルアードリフトと聞けば難しそうに思えてしまいますが、無意識のうちに、ドリフトに近い状態で釣りをしている事も多いように思います。やはり、敷居が高そうに感じるのは、ルアーのポジションが分かりにくい部分かと。
その辺りに関しては、何度も繰り返しているうちに、ザックリと位置が把握出来るようになりますので、まずは実際に流して感覚を掴むのが一番かと。※と言いつつ、思った場所とズレた位置から戻ってくる事も多々ありますが…(汗
流れの強い場所でスローに巻けば、同じような状態になっているので、何となく巻くか、意識して巻くかの違いだけといった気もします。
ただ、意図的に引いて来れるようになれば、他の場所やオープンエリアでも応用が効きますので、練習しておいて損は無いかと。条件が揃っていれば、練習中もシーバスが掛かる可能性がありますので、ターンの前後は集中しておいて下さい。
今回は、ルアードリフトの実践を中心に書きましたが、冒頭にあるリンク先の過去記事では、ドリフトを使った具体例も書いてありますので、宜しければ合わせてご覧下さいませ。
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