ルアーとラインの結束・簡単で強度が高いパロマーノット!

ルアーとラインの結束・簡単で強度が高いパロマーノット!

シェアして頂けると嬉しいです!!

はい。
今回は、ルアー(スナップ)とラインを結ぶノットのお話。

ラインとスナップを結束する際、ここ数年は手軽で簡単に結べるクリンチノットを利用していました。クリンチノットに関しては、シーバスを掛けても解ける事なく、適度な強度と手軽さ・安全性のトータルバランスが一番良いノットだと思います。

※参考記事
海釣りルアーの結び方!図解版・簡単クリンチノット!!

先日の深夜に釣行準備をしていた際、今まで通りのクリンチノットでも問題無かったのですが、気分転換がてら、90%以上の接続強度を出せる「パロマーノット」に戻してみました。

パロマーノット特徴としては、ラインを二重にした「ダブルライン」の状態から結束を開始するので、高い強度を得られるといった利点があります。また、パロマーノットよりも簡単に手早く結べるので、覚えておいて損は無いかと思います。

ルアー(スナップ)とラインを結束!解説動画!!

ダブルラインや90%以上の接続強度といった言葉を聞くと、難しく聞こえてしまうかも知れませんが、作業工程は驚くほど単純で簡単。折り返したラインを、スナップに通して結び目を作る。その先端にスナップをくぐらせ、結び目を整えながら締め込めば完成。

パロマーノット

上記の動画を見れば、他に説明は要らないと思えるほど、分かりやすく解説してくれています。この動画を1~2回見れば、完全にマスター出来るかと。かなり簡単な作業なので、一度覚えてしまえば、暗い場所でもササッと完成させる事が出来ます。

図解版・パロマーノットの結び方!

図解は必要無いほど簡単ですが、流れと要点をまとめておきます。スプリットリングに直結びでは無く、スナップとリーダーを結束する場合は、ルアーを外した状態で作業を進めると、スムーズに結べて時間短縮にもなります。

ラインを折り返す
1.ラインを折り返す
ラインの先端を折り返し、ラインが二重になっている状態を作ります。この部分が短すぎると、後の工程で作業し辛くなってしまいます。慣れるまでの間は、20cm程度のマージンを取っておけば、スムーズに進行できるかと。

スナップに通す
2.スナップに通す
折り返したラインを、スナップに通します。特に注意点はありませんが、折り返し部分の中央辺りに、スナップを配置しておきます。

ラインを軽く結ぶ
3.ラインを軽く結ぶ
ラインを押さえている指は離さず、折り返し部分を保ったまま、スナップの凹凸にラインを引っ掛けないよう注意して、片結びの形を作ります。その際に、先端のU字部分を長めに取っておくと、次の工程が行いやすくなります。

スナップを先端にくぐらせる
4.スナップを先端にくぐらせる
片結びの形が作れたら、長めに取った先端のU字部分に対してスナップをくぐらせ、ラインの本線と余りを引っ張りつつ、結束部分を締め込んでいきます。※この時もラインを押さえている指は離さず、折り返し部分を保ったまま。

結び目を整える
5.結び目を整える
締め込み作業を進める事によって、先端のU字部分が小さくなってくれば、輪っかを寄せるようにして結び目を整えます。ラインの余り(先端)部分を引っ張ると、輪っかが小さくなっていきます。

ラインを締め込む
6.ラインを締め込む
結び目が綺麗に整えば、スナップを押さえつつ、ラインの余り(先端)部分を引っ張りながら、最終的な締め込みを行います。※その際に、本線も引っ張りながら、結束部分のバランスを整える。

ルアーを付けると締め込みやすい
7.締め込み時の補足
スナップを押さえていると、凸凹が指に食い込んで痛かったり、力が入りにくい事もあるので、適当なルアーをスナップに装着し、ラインとルアーを引っ張る感覚で締め込むと、がっちり結束する事が出来ます。

不要なラインをカット
8.余分なラインをカットして完成
結束部分の締め込みが終われば、ラインの余り(先端)部分をカットして完成です。念の為のスッポ抜け対策として、ラインを切り落とす際は、切り口を少しだけ残しておき、先端をライターで炙っても良いかと思います。

ルアーとラインの結束・まとめ

簡単な工程で結べて、結束強度も高いパロマーノットですが、言葉で書いた方が難しく感じてしまいますね。後半に書いた図解部分は補足程度にして、解説動画を数回見て頂いた方が、圧倒的に分かりやすいかと思います。

要点をまとめると、ラインを二重にしてスナップに通し、片結びの形を作って、スナップを先端部分くぐらせてから締め込むだけ。

ルアーを付けた状態で、作業を始めてもいいのですが、先端部分くぐらせる際、フックが絡まったり輪っかを大きく作る必要が出てくるので、こんな感じの流れで結束しています。

片結びに一手間加えた程度の手順なので、外灯の無いような暗い場所でも簡単に結べますし、締め込む工程を含めても、10秒以内で完成するかと。釣り場でも使える簡単なノットなので、覚えておいて損は無いと思います。

シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「」、前の記事は 「」となっております。

また、このカテゴリーが含まれている 「シーバス釣り」ジャンルには 「735件」 の投稿があります。カテゴリー内での人気記事や、ブログの最新記事リストも記載しておきますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。

新ブログについて サーバーの安定性を求め、2017年4月に「まころぐ」というブログを新設致しました。現在は、新ブログにて更新・運営を行っておりますので、宜しければ当ブログ「オーシャントリッパーズ」と合わせて御覧下さいませ。「まころぐ」の新着投稿は下記の通りです。 まころぐ
シェアして頂けると嬉しいです!!

Comment

お気軽にコメント下さい

お名前(ペンネーム)

あなたのBLOG URL ※無記入でもOK!

コメント記入欄

※コメント欄の『利用規約』を読み、本規約の内容を承諾してから送信下さい。

※初めてコメント欄を利用される場合、管理者の認証を受けた後ブログへ表示されます。
SHARE RANKING
※4月25日現在、同じカテゴリー内にて、主要SNSでのシェア数合計が多い投稿のランキングです。
SHARE シェアして頂けると嬉しいです!!