シーバスが釣れる時間と潮の条件
- 投稿日2013.05.30
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はい。
今回は、シーバスが釣れるタイミングの話し。
先日、ブログ朋友ばんぱくさんから宿題が出てたので、自分なりにまとめてみます。シーバスを始めようと、道具は揃った・釣りに出掛ける場所も決めた。では、いつ釣りにいきましょうか。
というのが、今回のテーマです。
ではでは、早速。
1.朝マズメと夕マズメ
まず最初に、魚達の食事の話。
釣りのワードとして…。
朝マズメ(あさまずめ)⇒夜明け前の明るくなり始めから日の出前後
夕マズメ(ゆうまずめ)⇒日が暮れ始めてから暗くなるまでの間
というのがあります。
この時間に海辺に行くと、餌釣りをされている方を沢山見かけると思いますが、この「マズメ」時が魚の食事タイムだと一般的には言われています。
ただ、仕事をしている場合、このタイミングで釣りに出掛けるのは結構難しいと思います。なので、頭の片隅に置いといてもらって、次の話を読んでみて下さい。
2.潮回りについて
皆さんご存知の通り、海には潮の満ち引きがあって、その種類は…。
大潮⇒中潮⇒小潮⇒長潮⇒若潮⇒中潮⇒大潮
というローテーションになっています。
名前の通り、干満の差が激しいのが大潮の日。
マッタリとしているのが、長潮や若潮の日。
何故、これが重要になってくるかと言うと、干満の差が大きいと言う事は、シーバスを釣る際の要素の一つ「流れ」が発生しやすいからです。
お風呂場なんかで水面に手をつけて、強く押すと水面も大きく揺れます。これが大潮。逆に、軽く押すと水は少ししか揺れません。これが長潮や若潮。ん?少し違うか…(^_^;)
とにもかくにも、水が動く力が強ければ、それだけの流れが発生します。
では、その潮回りをどのように活用するのか。
そこで、潮汐(ちょうせき)表・タイドグラフの出番です。
これらは、WEBで探せば簡単に調べる事が可能です。
こんな感じで、ウネウネしている線で表わされていますが、この線の山の部分が満潮・谷になっている部分が干潮を示しています。この変化は、各地域によって異なりますので、釣行に行かれるポイントから一番近い場所のタイドグラフを見て下さい。
カーブの描き方が鋭くなっていれば、その時は干満の差が激しく強い流れが出る(大潮)
逆に、カーブが緩くなってる場合は、それほど潮が動かずマッタリと変化していく(長潮や若潮)
といったイメージです。
3.釣割タイドグラフ
今までの解説でも分かりにくい場合があると思いますが、そんな時は釣割タイドグラフを利用されてみてはいかがでしょうか。
ご覧の通り、このサイトのタイドグラフには、魚が釣れやすいタイミングが★印で分かりやすく表記されています。今までタイドグラフに触れる機会が無く、ピンとこない場合は、参考程度に使ってみるのもいいと思います。詳しくは、釣割サイトの「釣割爆超INDEX」をご覧ください。
※釣割サイトより=『釣割爆釣INDEX』は釣割が独自に開発した魚の釣れやすさを示す指標です。魚が釣れやすい時間ほど☆マークが多く表示されます。
4.釣割タイドグラフ別パターン
先程は「参考程度に」と書きましたが、自分は星の少ない部分の方が好みです。というよりは、一般的に満潮や干潮の前後1~2時間位のタイミングがいいように思います。
釣りに出かける場所との関連もありますが、これらのタイミングの方が釣れる釣れないの勝負が早くつきます。サクッと遊んでサクッと帰りたい自分は、このタイミングでの釣行が殆どです。まぁ、釣りに行ける時間が限られていて、それ程選べないというのが現実ですが…。
フィッシングラボ
釣りに関する情報や、タイドグラフも確認出来ます。こちらのサイトのタイドグラフは過去にさかのぼっての閲覧も可能なので、釣りに行って魚が釣れた際、どんなタイミングで釣れたのかを確認する事が出来ます。
GPV 気象予報
以前、じょんがりさんに教えて頂いた天気予報サイト。雲の流れや降雨量、風に関しても調べる事が可能で、かなり精度が高いように思います。天気が怪しい時は、このサイトで確認してから釣りに出掛けるようにしてます。
6.「シーバスが釣れる時間と潮の条件」まとめ
ダラダラと色々書いてみたんですが、まとめにてバッサリと切り捨てたいと思います…(^_^;)
まず、シーバス釣りを始められる場合、趣味としてチャレンジしてみたいという方が殆どだと思います。と言う事は、普段の日常生活や仕事の合間に楽しむ事になると思いますが、タイドグラフや潮回りばかり気にしていると、釣りに行けなくなってしまいます。
釣りに行ける時・行きたい時に行ってルアーを投げて楽しむ。
そんな感じでいいんじゃないでしょうか??
今日は潮回りが悪いから…。
今は流れが効いてないから…。
こればかり気にしてたら、釣りに行く機会が無くなってしまいます。
また、今まで書いた事は一般的に言われている事であって、ポイントや条件によっては長潮の方がダラダラと長時間釣れ続いたりする場合もあります。
多分、行ってみないと分かりません!!(笑)
自分は、釣行に出る際にタイドグラフを確認しますが、それは「今のタイミングなら、あの場所かな」という感じで、ポイント選定の参考にする程度で、稀に釣れそうなタイミングとカブっていれば嬉しいと思う程度です。
一応、タイドグラフ見てからポイント選ばないと、大潮の日なんかは行ってみたら水深がツナ缶程度しかなかった。なんて言う事もありますし。※確認して「まだ大丈夫だろう」と思い行ってみも、既に水深が無いって事もチョイチョイありますが…(^_^;)
釣り場のタイミングも大事ですが、仕事や日常生活はもっと大事です!
冒頭で書いていたマズメの時間帯。そこに干満の流れがピッタリと絡むような日は楽しみになりますが、なかなか条件に合う日っていうのは無いものです。
なので、無理をせず行ける時に行く。休日等で時間が取れそうであれば、タイドグラフを参考に、いつもよりプラスアルファの楽しみを持って、釣り場に出掛けられたらいいのではないでしょうか。
タイドグラフは、あくまでも参考程度に。探したポイントに行ってみて、水位や状況の記憶にたしておけばいいと思います。
シーバスを1匹納入すれば、必ず5千円程もらえるっていうショップがあるなら話は別ですが、シーバスを釣って生計たててる訳じゃないんで。日常生活に潤いを与えるのが趣味であって、その趣味で条件を追い込み過ぎると、逆にストレスが溜まってしまいます。
これからシーバスを沢山釣って、睡眠時間削ってもあのブルブルとした感覚を楽しみたい。タイミングやポイントを絞って、多少無理をしてもシーバスを釣りに行くのは、そう思えるようになってからでもいいんじゃないでしょうか。
ただ、何も知らないで漠然と釣りをするのと、こういう条件があるという事を頭の中に入れて釣りをするのでは、今後の選択肢も変わってくると思います。なので、知識として入れておいて、タイミングを合わせられる日に活用する。
で、どうでしょうか??
競馬でも、叩き2走目の馬や調教で1番時計だった馬が、必ず勝つ訳でも無いですし(笑)
それよりも…。
まずは、釣りを楽しむ!!
これが一番大事な気がします。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「ルアーのスプリットリングは外す?外さない??」、前の記事は 「ルアーシーバスのポイントを自分で探す!!」となっております。
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「水深がツナ缶程度」
なぜ、MACOちゃんが「水深」を「ツナ缶程度」とたとえたのか?そこが気になる。
ツナ缶程度の水深…。
確か、言い出しっぺは神ぱくさんだったと思います…(^_^;)
私もるーぴんさんと同じく
「なぜツナ缶?」って思いましたわ!
大好物なのかな?
潮周りは難しいですね
また結構タイドグラフに関係なく動いてる時もある気がします
なんで、私もポイント選択の参考くらいっすねー
だから…。
言い出しっぺは神ぱくさんだったと思います…(笑)
ホント、ポイント選択の参考程度にしか使ってないですね~。
釣り場がどんな雰囲気になってるかは、行ってみないと分からないですし…(^_^;)
それに、行けるタイミングが限られていますからね~(笑)
うちは秋の荒食いとか春のバチ抜け以外のシーズンなら、干満の差があるなら港湾
干満の差があまり無いなら河川って感じですかね~(^^;
ポイントをあまり知らないから
これぐらいしか気にしてません(笑)
潮の流れが少ないときは、河川にって感じですか~。
やっぱり、沢山シーバスを釣る人の言う事は違いますね~!!(笑)
自分も基本はそんな感じです!!
でも、最近は河川まで出掛けるのが面倒で
状況関係なく、近場に行っちゃいますが…(^_^;)
GPVはボートマン必須のサイトですからね。
色々なサイト見てきましたが、ここが一番正確です。(一部競馬にも流用(笑))
カヤックで釣りしてると、潮が流れてないとき釣れないのが良くわかります。
また、魚探持ってるとわかるのですが、変化の無いところには魚居ません。
また、ベイトっすね。ベイトッ気の無い海は魚探の反応も悲しいですわ。
その3点を意識するだけでも、陸っぱりでの釣果が変わると思います。
このサイトに、何度助けられた事か!!
事前に雨が降りそうな時間をチェックしておいて、その時間までに切り上げて帰宅する。
バイクなんで、雨の中走るの嫌ですし…(^_^;)
やはり…。
・流れ
・地形変化
・ベイト
の3点要素ですよね~!!
魚探で分かるのが羨ましいです!!早くFJさんとコラボして、ホームポイントの地形変化伝授しに来て下さい!!安田記念、頑張りましょう!!(^^ゞ
シーバスフィッシング入門者がまず最初にぶち当たる壁が、この『潮回り&潮位(時合い)』の問題でしょうね
自分もこれを理解するまでは、シーバス全然釣れなかったですからね(^_^;)
もっともそのうち『半日釣行』『オールナイト釣行』がデフォルトになってしまい
『潮回り&潮位(時合い)』もヘッタクレもねぇだろうという感じになっちゃいましたが(笑)
でも、ベイトがいて、かつ釣れる『潮回り&潮位(時合い)』の時でないと特にオカッパリからのシーバスフィッシングは釣れる確率が劇的に落ちますね
どの時間でも、ある程度はダラダラ釣れる可能性のあるポイントがあるんですが、最近アチコチで工事してる事もあって、いつも遊んでる場所の構成が変わってしまった感じがします。
「半日釣行」「オールナイト釣行」(笑)
今の自分は、全くの逆で「超ド短時間釣行」「何かのついで釣行」が主になってます。よって、逆の意味で「潮回り&潮位(時合い)」もヘッタクレもねぇだろうという感じ(笑)
それでも、昨年は何とか釣れてたんですがね~。
やはり、工事の影響が大きいのか…(^_^;)