シーバスの釣り方・流れを探す
- 投稿日2013.11.04
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はい。
今回は、シーバスを釣る際の流れについて。
これからシーバス釣りを始める方の為に、フラっと書き始めたRoad to SeaBasserシリーズですが、地味に結構なボリュームになってきました。
前回までで、フックのお話やルアーキャストの方法辺りまで書いたんで、これからは実際にシーバスを釣る時に必要かなと思う事をチマチマ書いてみたいと思います。
色々と準備をして、調べておいた釣り場に来てみた。で、いざルアーを投げようと思っても、広い海や川を目の前に何処に向けてルアーを投げればいいんだろう…。適当な感じで投げていれば釣れるのかな…。ルアーを投げる場所が絞れたら、シーバスが釣れやすくなるのかな…。
といった感じの部分。
これも、小分けにすると沢山の要素があると思います。
まず第一弾は「流れの探し方」について。
※ホントはベイトの有無からなんでしょうけど、こっちからの方が次の話しに繋がるかと…。
ではでは。
早速。
①流れについて
まずは、何故流れを探すのかというと、これも細かく書くと色々な要素があると思います。なので、一言でザックリまとめると、その周辺にシーバスが居る可能性が高いから。例えば、自分がシーバスになったとして、ご飯(エサ・ベイト)を食べたいと思った場合、お腹が空いてきているのに何にも無い大海原を元気一杯に泳ぎまわって、片っ端からアタックする事は無いと思います。※エサに逃げられる可能性も高いですし。
そこで、ある程度は効率良くエサを食べるなら、アチコチと動き回らず、エサが集まる(集まってくる)場所に居れば、ある程度食事は獲りやすくなります。
イメージで言うと、流れにのってやってくる小魚や、流れに負けて流されてくる小魚、流れとの境目に出来るヨレている部分に溜まる小魚、ダメージを負って流されてくる小魚。等々。
そういうシチュエーションだと、餌を食べる難易度も下がるんで、シーバスが居る事も多いです。また、そういう場所に居るシーバスは、エサを食べたいと思っている個体も多いので、シーバスを釣る為に「流れ」という要素が、ある程度は必要になってきます。
②河川を例にした流れの質
その「流れ」は、どういうシチェエーションで出来るのか。一番分かりやすいのが、河川かもしれませんね。川に行くと大抵は上流から下流にかけて水が流れています。これも大きくまとめると「流れ」なんですが、そうしてしまうと範囲が広くなり過ぎます。河川に行けば、何処にでも食い気のあるシーバスが居る訳では無いので。
例えば、河川では水流れていますが、川幅一杯の水が同じ速度(強さ)で流れている訳ではないですよね。流れが強い部分や弱い部分があります。これは、水量と川の地形なんかで変わってくるんだと思いますが、この中で流れの芯になる部分(流芯と言われます)の境目がポイントになってきます。理由は、①のようなエサを食べやすい状況になるからだと思います。
※何だか書きたい事が山盛りで、終わりが見えなくなってきたんでザクっと簡単にまとめていきます。
③流れに入った(抜けた)時のルアーの動き
①で「流れ」がエサの食べやすい状況を作ると書きましたが、今度はルアーを投げるアングラーサイドの話し。ルアーを投げて巻いて来る時、そのルアーに流れが当たるとルアーの動きが一瞬変化する事があります。ルアーの水中動画なんかを探して頂けると分かりやすいんですが、流れに当たった瞬間バランスを崩したり違う方向にフっと動いたり。エサを食べたいと思っているシーバスがそれを見ると、思わずパクっと食べてしまいたくまります。多分、バランスを崩す=直ぐに逃げられないorエサに逃げられてしまう。という気になるんでしょうか。一応、参考動画を載せておきます。※探せばもっと分かりやすい動画もあると思いますが。
※1分頃に流れによる変化が映ってます
このDVDも持ってましたが、見てると結構面白いです
④流れが出来る場所やタイミング
これまた色々と条件によって変わるのでコレといった断定はできませんが、一般的には干満の差が大きな要因かと。以前書いた記事でタイドグラフの事を書きましたが、潮位が変化している最中は、それに伴った流れが出てきます。後は、河川であったり。※河川に関しては、上げの潮とぶつかって、流れが緩くなる事もあります。後は、随時水を流しているような排水溝だったり、釣り場の幅が曲がっていたり狭まっている所。とりあえず流れを体験してみるという事であれば、タイドグラフを見て変化の大きい下げのタイミングで河川に行くと、流れを感じやすいのかもしれません。
⑤流れを探す
前置きが凄く長くなりましたが、今回の本題「流れを探す」について。一番分かりやすいのは、釣り場に行って水面を見て、シャバシャバしている部分とノンタリしている部分。これを潮目と言ってますが、流れが変化している時に起こる現象です。まずは、そういった潮目を探してルアーを投げてみるといいかも知れません。
次に、潮目が発見出来ない場合。
こういう時は、とりあえずルアーを広範囲(扇状に)にキャストしてみて、巻いて来るルアーが重くなる場所を探します。その場に流れがある場合、ルアーが流れに差しかかると水の抵抗を受けてリールを巻いている感触が重くなります。ただ、流れに対して上流側にルアーを投げていた場合は、上流にあるルアーが流れに乗って自分の方向へと泳いでくるので、重くならず巻いていても軽いと感じます。
⑥普段から良く使うルアーを決めておく
釣り場で流れの変化を探す場合、⑤のように潮目やルアーを巻いて来る感触で判断しますが、ルアーを巻いて来る際に毎回違うルアーを使用すると、巻き心地の変化が分かりにくくなると思います。巻き心地を感じる事に慣れてくれば、色んなルアーを使っていても着水地点から自分までの間に変化があれば分かるようになりますが、最初は強弱の違いが分かりにくいと思います。なので、釣り場に着いたらとりあえずはコレ。というルアーを1つ持っておくと、他の日と比べてどうかという違いも分かりやすくなると思います。自分は未だ使った事がないんですが…。
こういうルアーもあります
水掻きが強くアピールの大きな泳ぎでありながら、ボディシェイプとウエイトバランスの絶妙なバランスを追求することで、強い流れに対してもリップレスミノーのように水を受け流すことで引き重りなく巻いてこられる使い勝手の良さと、シーバスを魅了するハイアピールアクションというふたつの要素を両立。それぞれ大きさの異なる高比重タングステンウェイトボールを4個使用し、更に移動玉を固定するためにマグネットを装着する事で、安定した抜群の飛距離とハイアピールで切れのある泳ぎを同時に実現しました。低速巻ではロールアクション、中速巻ではタイトウォブンロール、高速巻になると超ハイアピールワイド系ウォブロール。絶妙なボディ形状により、強い流れでも飛び出さないよう設定。リトリーブ速度に応じて可変アクションを誘発させ、流れの変化を敏感に感知するのと同時に、アクションの変化で自然な食わせの間を演出します!
⑦変化の前後に要注意
流れの変化(境目)に差しかかると、リールの巻き心地が変化すると書きましたが、実際にルアーを引いてきてそのような変化があった場合は要注意。その前後にググっとシーバスが食ってくる事が多いからです。理由は上記の通りかと思うんですが、リールを巻いていて変化があれば、そろそろシーバスが食ってくるかも。と心の準備をして、いつでも反応出来るように集中しておきます。これは、変化があった直後だけで無く、巻き重りが抜けた際も同じなので、巻いているリールの感覚が重くなっている間はワクワクしながら巻いていて下さい。また、重くなったと感じた辺りから、ルアーを巻く速度を緩めたりしてもいいかもしれません。
⑧まとめ
結局、結構長くなってしまいましたが、今回の記事を簡単にまとめると、流れの変化付近にシーバスが居る事が多く、潮目や水面がモワモワとしていたりする目で見て分かる流れの変化と、実際にルアーを投げてリールの巻き心地で探す流れの変化が、ルアーをキャストする際の目印になります。釣り場について、漠然とアチコチにルアーを投げるよりは、こういった目印近くを重点的に探る事によって、時間の短縮にもなりますしシーバスを釣る近道にもなると思います。
それでは、今回はこの辺りで。
次回はエサ(ベイト)に関してのお話を。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「シーバスの釣り方・ベイトの有無」、前の記事は 「サヨリパターンのルアーとシーバスの釣り方・攻略方法!!」となっております。
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時々やる失敗なんですけど・・・こだわった造形にして泳がなくてがっくりしたことが何度かあります。やっぱり、近場の川でルアーの泳ぎを確認して実践投入したほうが無難ですね。後は実釣の話と自分の目で確認して場所を決めれば釣れるはず(笑)
リトリーブして、クルクル回っちゃうようだと問題かもしれませんが、ススーっと引いて来れるルアーなら使用用途はありそうですが…。
まぁ、市販のルアーを含め、実際に泳がせるのが一番手っとり早いんですけどね(^_^;)