今年も根掛かり回収率は100%!ルアーロストを減らすコツ!!
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はい。
今回は、ルアーの根掛かりについて。
昨年の今頃、根掛かりによるルアーロストが無かったという話を書きましたが、その後はタチウオにラインを切られたものの、根掛かり回収率は100%を維持。今年に入って使えなくなったルアーは、小場所を狙い過ぎて大破したミニヨレだけです。
このままでいけば、今年もルアー回収率を維持できそうです。
出掛ける釣り場も固定されていて、釣行回数も少ないという事もありますが、2年間ルアーを失くしていないのは、やはり太めのラインを使っている恩恵が大きいかと。
今回は、ルアーロストを減らす為の要点を、簡単にまとめてみたいと思います。
根掛かりしてしまう場所について
ルアーを引いていて、根掛かりしてしまう原因としては、沈んでいる石やテトラといった硬い物。自転車・バイク、ゴミ袋にズタ袋といった、人の手によって捨てられた物などが挙げられますが、硬い物に掛かった場合は比較的回収しやすいかと。
一方、人の手で作られている柔らかい物に掛かった場合は、回収が難しく、ライン強度があってもどうにもならない事がしばしば。特に、ズタ袋やブイのロープ等は、フックが深く刺さってしまうと、抜くのは困難。
ただし、ボトムに沈んでいるズタ袋を見つけるのは難しいのですが、浮いているブイのロープは、リトリーブコースを工夫するだけで、避ける事が出来ます。
ブイに関しては、真下にロープがある訳では無く、流れによって斜めに引っ張られているケースが多いので、ブイの上流側にルアーを通さないよう注意すれば、ルアーを引っ掛けてしまう事も無くなります。
ボトムに沈んでいる、イレギュラーの物を避けるのは難しいですが、目で見て避けられる根掛かりもあるので、ルアーを通しても大丈夫なのかを確認してから、ルアーを投げる事も大切です。
フックを曲げて回収できる太めのライン
現在のラインは、シーバスPEパワーゲームの1.5号を巻いていますが、ルアーがスタックした際は本当に心強い存在で、今回はダメかと思うような場合でも、硬い場所に掛かっていれば、フックを曲げながらルアーを回収できてしまいます。
フックを曲げながら回収できるという事は、それ程深く刺さっていないのも要因の一つかと思いますが、0.8号では厳しかった根掛かりも、この太さであれば自信を持って外す事が出来る。
過去の記事にも書きましたが、太めのラインを使うメリットとしては、今回のようにルアーロストを減らせる事と、細めのラインに比べて価格が安いという事。一方、デメリットして挙げられるのは、やはり飛距離が落ちるという部分。
※参照記事
「シーバス釣りのPEライン!お財布と初心者さんに優しい号数は?!」
0.6号のラインも使っていましたが、ルアーの飛距離に関しては、体感して分かるほどに違います。ただ、根掛かりを外すのは、圧倒的に難しくなる。
それぞれの利点を活かす為に、沖堤防や大規模な河川では細めのライン、色んな物が沈んでる場所は太めのラインを使う。根掛かりの回収率を上げる為に、釣りをする場所に適した、ラインの太さを見直してみる事が大切かと。
レンジが入るルアーを引く時の注意点
通い慣れた場所であれば、どの辺りに何が沈んでいるのかを把握できますが、初めての場所や通い込んでいない釣り場では、ボトム周りの状況を掴みにくいと思います。
実際のところ、根掛かりを外してみると、随分前に引っ掛かったと思われるルアーが、フックに絡んでくる事も。それらのルアーを見ていると、バイブレーションが多いのかと思いきや、リップが付いているレンジが入るタイプのミノーが殆ど。
ボトムの状態が分からない場所で、レンジが入るルアーを使う場合、まずは張らず緩めず程度の力加減で巻いてみる。リトリーブしている最中に、コツンと当たった感触があれば、即座に合わさず根掛かりを疑う。
自分の感度が高まっている時や、雰囲気のある釣り場では、グッと力を入れたくなりますが、根掛かりを避けられる程度の力加減で巻いた場合、何かに当たったと思ってから合わせても、タイミングがずれてしまっていますし、スレを早めてしまう事にも繋がります。
何かに触れる感触があった場合の考え方
前項のように何かに触れた感触が伝わった場合、即座に合わせず、もう一度同じコースを通してみる。その際、同じ場所で感触が出るようであれば何かが沈んでいますし、数投しても手応えが無いのであれば、魚からのコンタクトだった可能性が高くなります。
ただ、コツンというショートバイトで終わったという事は、ルアーやレンジが微妙に合っていないという目安になるので、ルアーかレンジをローテーションして、再度同じ場所を狙ってみる。
根掛かりを回避するのであれば、そのコースへ投げなければ良いだけですが、そういった場所にこそシーバスが着く可能性が高いので、根掛かりしないレンジに交換して、重点的に調べる事が大切かと。※こういった場合に、ライン強度があると安心です。
バイブレーションを引く時の注意点
ボトムを擦るように使う事もあるバイブレーションですが、タダ巻きで引いてくれば、あっという間に根掛かりしてしまいます。意図的に転がすような場合でなければ、軽いアクションを入れながら、根掛かりを回避するように引くのが得策。
※参考記事
「ルアーの根掛かりを回避しながら探るロッドアクション」
上記リンクに詳細は書いてありますが、軽く跳ね上げるようなアクションを入れる事によって、ボトムを意識しているシーバスにアピールすると同時に、底面の状態が分からな場所では、根掛かりを激減させる事が可能です。
根掛かりしてしまった時の外し方
ルアーのコースや、リトリーブ時の力加減に気を使っていても、根掛かりしてしまう事はありますが、そんな時は根掛りを重症化させない工夫が大切。まずは、ラインテンションを抜いて、余分にラインを出してあげる。
次に、ルアーが引っ掛かっている方向の反対側へと移動し、ラインを振ったり、力を入れてあげると簡単に外れる事も。大抵の場合は、この方法で外れてくれますが、それでも外れない場合は、ラインを持ちながらロッドをあおった瞬間に離す。
※参考記事
「根掛り対策とルアーの外し方!!」
今回の内容と重複してしまう部分はありますが、上記リンク先の記事内に、ラインとロッドをあおりながらルアーを外す方法について、解説してくれている動画を掲載してあります。これらを試しても外れない場合は、怪我をしないようにラインを引っ張る。
強引に引っ張りながら外してしまうと、接点のフックは曲がってしまいますが、太いラインを使っていれば途中で切れてしまう事が無く、ルアーを回収できる確立はグンと上がります。
ルアーロストを減らすコツ!まとめ
長くなってしまいましたが、ルアーロストを減らす要点として、まずは釣り場によって適切なラインを使用する。次に、目で見て分かる根掛かりスポット(フックを外せない物)は、予め確認してから避けるようにキャストする。
後は、リトリーブの強弱にも気を配り、コツンという感触で即座に合わせず、根掛かりしないレンジを考えながら、使用するルアーを選ぶ事。
万が一、根掛かりしてしまった場合は、直ぐに外そうと引っ張るのでは無く、それ以上重症化させない事に重点を置いて、フックが外れてくれそうな場所へと立ち位置を変えつつ、力を軽く加えてみる。
シーバスからの反応がありそうな場所を狙うと、どうしても根掛かりの可能性が出てきてしまいますが、これらに気をつけていれば、大抵は無事に生還してくれると思います。
根掛かりで困っているのであれば、まずはラインの太さから検討されてみてはいかがでしょうか。
シーバス関連に関するお知らせ
現在、シーバス釣りに関する内容は、新ブログ『まころぐ』にて更新中です。当ブログよりも、丁寧に解説するよう心掛けていますので、宜しければチェックしてみて下さい!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。今回の投稿と同じカテゴリーにある、次の記事は「ただ巻きのやり方と活用方法」、前の記事は 「シーバスが釣れる穴場ポイントの探し方」となっております。
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