PEラインとフロロ・ナイロンの結び方!頑丈に結ぶコツ!!

PEラインとフロロ・ナイロンの結び方!頑丈に結ぶコツ!!

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はい。
今回は、強固なラインシステムの作り方について。

基本的に、根掛かりしやすい場所で遊ぶ事が多いので、潮位やトレースコースなどの感覚がズレると、直ぐにスタックしてしまいますが、相変わらず根掛かりによるルアーロストはゼロ。この数年は、全てのルアーを回収出来ています。

大きな要因の一つとして、「ルアーロストを減らすコツ!!」という記事でも書いたように、太めのPEラインを使っている事が挙げられます。※現在は1号を使用。

フックを曲げて回収
フックを曲げて回収

ラインの太さと併せ、ルアーの回収に貢献しているのが、PEラインと繋げて使用する「フロロ」や「ナイロン」ラインといったショックリーダーとの結束強度。

フロロとナイロン
フロロとナイロンライン

根掛かりしてしまった場合でも、結束部分がしっかりしていれば、フックを曲げつつルアーを回収できるケースが増えるので、PEラインとショックリーダーの「結束強度を高める要点」について、簡単にまとめてみたいと思います。

PEラインとリーダーを結束するFGノットについて

FGノットを使った、「PEラインとショックリーダーの結束」に関しては、今までにも何度か記事を書いていますが、新たに書き直した最新版のNo.5が分かりやすいと思いますので、一度チェックしてから読み進めて下さい。

強度を高めスッポ抜けを防ぐ結び方のコツ!
強度を高めスッポ抜けを防ぐ結び方のコツ!

PEラインとリーダーの結束
1.「PEラインとリーダーの結束・簡単FGノット
2.「【図解版】PEラインとリーダー・簡単FGノット
3.「【図解版】FGノットがスッポ抜ける場合
4.「FGノットの強度を高める為に
5.「強度を高めスッポ抜けを防ぐ結び方のコツ!

今回の記事は、No.4とNo.5の補足的な内容になりますが、これらの記事でも書いたように、「一編み一編み整えながら編み込み」が出来ていれば、その時点で十分な結束強度を確保できているかと。こういった注意点にプラスαの要素が、ノットを組む際のラインの状態。

リールを洗った後がベスト!?濡れたラインを結束!!

今までは、釣行予定の前日までにノットを組み上げ、事前に準備を済ませていましたが、釣り場で組み直したノットの強度が抜群だったので、同じ条件を再現しながら自宅で試してみると、やはり今までよりも強固なノットになったと実感できました。

その方法は簡単で、「ラインを濡らした状態」でノットを組むだけ。

今までも、ノットを組む部分のPEラインは、ペロッと舐めてから編み込みを始めていましたが、釣行後にリールを洗った直後など、しっかりとラインが水分を含んだ状態の時に結束しておくと、ノットの強度がグンと増すように思います。

釣行後に水洗いして…
釣行直後のリールを洗った後

ノットを組んでおく
ラインが濡れている状態でFGノットを組む

その理由は簡単で、プールから出ると水着の紐が解きにくいのど同様、水分を含む事によって、繊維の密度が濃くなる事にあるかと。

今までもPEラインを湿らせてからノットを組んでいましたが、タップリと水分を含んでいる釣行後のタイミングがベストかと。釣行後に時間が無いようであれば、後日ノットを組む5~10分前に、PEラインの先端から編み込みに該当する部分までを水に浸けておく。

濡らしたティッシュに巻き付けて放置
ラインを湿らせる

しっかりと水分を含んだ状態から作業を始めると、編み込み部分の密度も高くなりますし、ラインが擦れる際の摩擦によるダメージも少なくなるかと思います。

PEラインとフロロ・ナイロンの結び方!まとめ

今回は、PEラインとショックリーダーの「結束強度を高める方法」について書いてみましたが、編み込みを始める前に、PEラインをタップリと濡らしておくという簡単な一手間を掛けるだけで、ガチッと強固なノットを組む事が出来るかと思います。

※ドラグチェッカーなどを使って、しっかりと検証をしていないので、断言するまでには至りませんが…。実際に使用した感覚だと、ノット部分から切れる事は激減しそうな感じ。

乾燥しているPEラインは…
ラインを巻き替えた直後

ふわっと柔らかい印象ですが、水分を含む事によって締まるのが良いのかと。

その他の注意点としては、編み込みが終わった後に、PE本線とリーダーを引っ張って締め込む際、一気にバン!と負荷を掛けるのでは無く、ジワ~っと力を加えながら徐々に強く引っ張ると、編み込み部分への負担も少なくなるかと。※スナップとリーダーの結束は下記参照。

スナップとショックリーダーの結束
1.「図解版・簡単クリンチノット!!
2.「簡単で強度が高いパロマーノット!

今まではペロッと舐めてからのスタートでしたが、水分を染み込ませてから編み込みを始めると、「フルパワーで引っ張っても切れないのでは?」と思えるほど強固なノットになるので、興味があれば是非お試し下さいませ!!

シーバス関連に関するお知らせ
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